初めに
ようこそ、
ぷよぷよの世界へ。
インターネットには攻撃的な人もいるけれど、
私たちは初心者のあなたを歓迎します。
楽しいことや辛いことを経験し、もしかしたら辞めてしまうかもしれない。
それでも、今感じているワクワクが尽きるまでは、思いっきり楽しんでください!
STEP1:知識
ぷよぷよを遊ぶために、まずは知識を身につけよう。
※ここでいう知識とは、連鎖の種類や得点計算など複雑なことではなく、いわゆる処世術です
※のちほど、基本操作の話をします。順番が前後しますが、知識を身につけるため先に一通り説明します
買うソフトに迷ったら『ぷよぷよeスポーツ』を買おう
ぷよぷよシリーズはとてもたくさんありますが、国体にも採用されているのが
ぷよぷよeスポーツ。
ニンテンドーswitch版、PS4版、steam(パソコン)版の3種類でています。
PS4:公式で使われていたり、賞金付きの大会で使用される。上級者向け。
switch:人口が多く、対戦相手に困らない。幅広いユーザー層。
steam:対戦相手が国内外にいる。
個人的には、switchから入るのがオススメです(私も持ってるから・・)。
なお、switch版ぷよぷよeスポーツをネット対戦で遊ぶためにはニンテンドーオンラインへの加入も必要なのでご注意ください。
チャレンジモードの『タイムアタック』を活用しよう
対戦だと敵が攻撃をしてきて慌ててしまうので、ゆっくり遊べるチャレンジモードがオススメ。
ゴールのスコアを10,000,000点にすれば一生遊べます。
上級者も良くチャレンジモードを使って、積み方の練習などをしています。
対戦相手は『気軽に対戦』か『twitter』で見つけよう
『気軽に対戦』は待ち合わせ場所です。
特定の人と待ち合わせをするときはパスワードをかけます。
反対に、
誰でもいいから対戦したいときはパスワードなしで部屋を用意します。
もしも誰かと対戦したいときは、パスワードなしで部屋を用意しましょう。
その際、
ルームタグというのを設定できるので『初心者集まれ』に設定すると良いでしょう。
『twitter』は、いちばん多く使われる待ち合わせ方法です。
「ぷよぼっと」というアカウントを使って募集します(
ぷよぼっとのtwitter)。
ぷよぼっとにフォローされると、『ぷよぼ』や『ぷよすぽぼ』、『ぷよスポぼ』などの言葉を含むツイートがリツイートされるようになります。
それを見たtwitterユーザーがコメントで「お願いします」と書き込み、「1111でたてます、よろしくお願いします」などと返して待ち合わせをします。
対戦成立の流れ
- 自分「ぷよスポぼswitch 20先」
- ぷよぼっと(リツイート)
- 相手「お願いします」
- 自分「1111でたてます、よろしくおねがいします!」
ぷよぼっとにフォローされないと募集できないので、
今のうちに
「ぷよぼがしたいから、ぷよぼっとフォローしてくれないかな」なんてツイートしておきましょう。
しばらくするとフォローされます。
自分もぷよぼっとをフォローしておくと、募集している人がタイムラインに表示されて便利です。
※私はTLをすっきりするため、ぷよぼっとをフォローせず、リストに入れて活用しています
オフラインの対戦会も行ってみよう
初心者が一番輝ける場所、それはオフライン対戦会です。
ぷよぷよの集まりって独特な空気があって話しかけづらいかもしれませんが、勇気をだして近くにいる人に声をかけてみましょう。
「こんにちは。ぷよぷよ始めたばっかで知り合いとか全然いなくて。対戦会とかよく来られるのですか?」
「そうなんですね! あ、すみません、自分○○って言います。お名前聞いてもいいですか?」
「あちらの方はなんて名前ですか? ちょっと行ってきます、ありがとうございます!」
これだけで、気が付けば輪の中に入れます。マジで。
オフラインでやってる集まりって、初心者お断りみたいな空気があると思われガチです。
でも、実際は結構初心者多いし、むしろ歓迎される雰囲気があります。最近だと中学生高校生くらいの若い子もいるし。
まぁ、行ってみてください。
twitterやぷよキャンの検索で「ぷよぷよ 対戦会」などと入れると、近くの対戦会が見つかるかも。
STEP2:上達
ぷよぷよをより楽しく遊ぶために、上達は必要不可欠。
じゃあ、初心者が最初にやるべきことって何だろう。
諸説ありますが、
私のオススメは『操作に慣れること』です。
置き方を覚えるのは操作に慣れてから
ぷよぷよってゲームは、始まるとぷよが上から降ってきます。
慣れないうちは、二つくっついてるぷよをどこに置こうか、考えているうちに地面まで来てしまいます。
そして違う組み合わせのぷよが降ってくる。
この繰り返しなので、やりたいことが何もできないまま終わります。
まずは操作に慣れることで、考えることだけに集中できるようになりましょう。
ぷよの置き方とか何も考えなくていいので、
チャレンジモードで好きなように操作してください。
- 方向キーで、どのように動くのか
- Aボタンでどう回るのか
- Bボタンでどう回るのか
- 下キーを押すとどうなるのか
- 下を押しながら右に指をずらすとどうなるのか
ぷよは消しても消さなくてもいいです。
上級者ごっこも楽しいです。下キーを押しながら適当に左右に置いて「俺スゲー!!」。
なんとなく回転の仕方とかぷよの動きに慣れたら、次のステップです。
ぷよを4つくっつけて消そう
ひきつづきチャレンジモードで、ぷよをとにかく消しまくりましょう。
昔のぷよぷよは、とことんぷよぷよっていうモードで、ひたすらにぷよを消しまくる遊びがありました。
どんどん落ちるのが速くなっていき、最終的には2倍の速さに。
連鎖なんて考えられないので、とにかく消して消して消しまくる。
そうやって、操作が上達していきました。
ぷよを消すことだけ考えて、長時間生き延びてください。
たまに2連鎖とか3連鎖とかできることもあるから、そしたら自分をほめてあげましょう!
ぷよを5つ、6つくっつけて消そう
慣れてきたら、5つ、6つくっつけて消す遊びをしましょう。
4つで消えちゃうのに、5つや6つってどうやるんだろう。
ちょっと頭をひねらないと出来ないけど、賢い人はすぐに出来ちゃうかもしれません。
ぷよは4つ以上くっつくことで消えるので、当然5つ、6つでも消えます。
頑張れば1連鎖で17個同時に消すこともできます。
色んな消し方をやってみましょう!
連鎖の仕組みを覚えよう
操作が落ち着いてきて、ぷよが消える置き方がわかったところで、いよいよ連鎖です。
ぷよぷよには囲碁などと同じように、定石と呼ばれる置き方があります。
紹介のために画像を貼りましたが、
まだ覚えなくていいです。
それより大事なのは、ぷよが消えるときの動き。
まずは
階段連鎖と
挟み込み連鎖の仕組みを知りましょう!
階段連鎖
ぷよがくっついて消えると、上にあるぷよが降ってきます。
わかりにくく書くと、こうなります。
ようするに、ぷよを消したら上のぷよが降りてくるよってことです。
3つ消したら、3つ下に来ます。
先ほどのこの連鎖は、青→黄色→赤の順で続けて消える3連鎖です。
この形を
階段連鎖(または階段積み)と呼ぶので覚えておきましょう!
挟み込み連鎖
先ほどと少しだけ違う連鎖です。
階段連鎖は、3つ消えた所にぷよが降りてきました。
対して、この形では
青に挟まっていた黄色1個分だけ、上からぷよが降りてきます。
この形を
挟み込み連鎖と呼びます。
連鎖の形はたくさんありますが、仕組みは階段連鎖と挟み込み連鎖の2つだけです。
この2つをそれぞれの形の中で使ったり、組み合わせて連鎖の幅がひろがっていきます。
まずは基本的な仕組みだけ覚えて、消し方に慣れましょう。
STEP3:上達の壁を知る
基本的な連鎖の形を身に着けたあと、4連鎖の壁、5連鎖→6連鎖の壁、9連鎖以上の壁に当たります。
4連鎖の壁
3連鎖までと違い、4連鎖は仕組みをちゃんと理解できていないと作れません。
「とことんぷよぷよ シミュレーター」などでgoogle検索して、一手ずつ置く場所を考えられるサイトで練習してみましょう。
じっくり考えながら置くことで、正しい置き方が本質的にわかってきますよ!
5→6連鎖の壁
6連鎖以上は、折り返しというものを作らなければいけません。
折り返しについてはここでは言及しません(もしかしたら、後日加筆するかもです)。
このくらいの実力まできたら、その都度悩んでいることを検索して調べるようにすると良いです。
9連鎖以上の壁
折り返しを覚えて6連鎖以上が組めるようになっても、中々9連鎖、10連鎖は組めません。
9連鎖以上を組むためには、使わないぷよを置く場所も工夫する必要があります。
たとえばこの画像のとき、青緑をどこに置くか。
慣れないうちは、緑を下にして左端に積むと思います。
こんな具合に、
ごみぷよタワーが出来上がります(ムダぷよ、ごみぷよなどと呼びます)。
うまいひとは、ムダぷよが出ない様に工夫して組みますが、
慣れるまでは要らないぷよを消すようにしましょう。
その時、消したぷよの上から降ってくる色に注意。
下のぷよとくっついて消えると、連鎖が壊れてしまいます。
とはいえ、
何度も失敗を繰り返すことも大切です。
たくさん失敗をして、本能的に身に着けてください!
STEP4:上手い人のマネをする
このくらいまで来たら、いよいよ先輩たちのプレーをマネするときがきました。
youtubeで
ぷよぷよと検索すると、たくさんの動画が出てきます。
誰が良いとかわからないと思うので、視聴者数が多いものや、なんとなく好きだなって思う人を探してみましょう。
全部をマネするとかではなく、印象に残った置き方とか、よく組んでいる形とか、一つでもマネしてみるというのが大事です。
ただし、
速攻と呼ばれる戦術は好き嫌いが分かれるので気を付けましょう。
また、
弟子入りは、目的によりますがあまりオススメしません。
師匠の技術に左右されるし、教えることの上手さは、ぷよの上手さと比例しません。
弟子の実力上限値が師匠より少し下になるなんてことも、よくある話です。
ただし、連戦相手としての師匠が欲しい(勝つまで挑み続けられる存在)とかならアリです。
もしくは、一定のレベルまでの師匠とか。インストラクター的な。
どちらにせよ、
目的のために相手を利用できる人なら、師弟関係を結ぶのもアリです。
おわりに
ぷよぷよ初心者という言葉が独り歩きして、最近では12連鎖が打てる初心者が蔓延しています。
しかし、本来初心者とはひよこのような存在であり、自分自身で取捨選択することが難しい段階を指すはずです。
この記事では、本当の初心者が最初にやるべきこと、何を指標にすべきかに重点を置いて書きました。
初心者への指導は、
ぷよぷよの歴史と共に歩んできた課題です。
twitterではいきなりGTRを教えることの是非などが議論されますが、正解はだれにもわかりません。
GTRから教える → 形から覚えていき、早く実践の場に立つ。経験を積むことで理解を深める。
階段・挟み込みから教える → 理屈から覚えていき、考える力を養う。あとから定型を覚えて実践にチューニングする。
私の理解は、こんなかんじです。
早く対戦したい人もいるでしょうから、そういう人にGTRから教えるのはある意味正解だとも言えますね。
目的がわからない状態でなにを言っても仕方ありませんので、議論はほどほどにしておきましょう笑
この記事に対するご意見・感想などをお待ちしております。
初心者の方も、初級者から上級者の方も、どなたでもご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。
また、
twitterもやっているので、よければ感想をお聞かせください。
それでは、ご覧いただきましてありがとうございました!
※現在のバージョンは1.00です。この記事は、反応を見ながら加筆修正していく可能性があります。
良記事!
とりぱんプロ!!
ありがとう!!