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いきなり記事を書く原因になった画像を置いた。まあ誰でも見たことある光景だよね。連鎖尾に手が回らない段階でよくある。そして階段は三段ぷよがずれるので色摩擦管理が難しく、連鎖尾が非常に入れづらい。スコア配信を見てkenny式やnov式をやってみるものの、これらも段差が無いために連鎖尾が容易には入れられないスコア用の積みという指向が強い。故にどちらも「階段ではあるものの初心者には不向きな形」と言える。
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階段の高火力は第二折りまで完璧にできる前提で初めて実現が見込める。
手軽な高火力を求めて初心者は階段を組んだものの、階段が自慢にしてた高火力はどこいった?という状況になる。更に、土台の完成形の時点で連鎖尾か第二折りのどちらかの選択肢しかないのは非常にツモ捌きを難しくする原因になる。そもそも階段は折り返しの隙が大きい土台なので、折角ツモの受け入れが広い連鎖尾を捨てるのは避けたい。(同時消しでも確かに火力にはなるが、戦術に幅が効かせられなかったり、自らの成長を考えても、いつまでも脳死気味になりがち同時消しで戦うのは推奨できない。)
そこで紹介するのが次の形。今回は左の形にスポットを当てる。
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対人に足を踏み入れ始めた段階では、連鎖尾の導入として丁度よいと思う。せっかく練習した階段の特徴を残したまま連鎖尾の練習になるので練習内容としてはかなり負担が減ると思う。
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なんと階段でも雪崩が入れられる。最終的な連鎖尾の高さも初心者に求める火力としては十分。
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妥協もできる。三段ずれ連鎖尾よりははるかに組みやすい。
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二色伸ばしも可能で、連鎖尾で特に求められる「ちょっとした応用」が自然な形で取り入れられる。