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連続小説「ぷよカップ大阪大会」1話、2話

by
DIO
DIO
第一話「出会い」

「ライセンスが欲しい」

世界中で何人がこの出場理由なのかは分かりませんが、私DIOは確かにこの思いを胸にぷよカップに出向きました。

大阪に着いてしばらくすると岡山のSeraと合流しました、去年は月1以上のペースで彼と合っていたのですが今年は初です。

程なくしてもう1組の合流者が現れました
山口県国体代表「きんぐ」
群馬の「みゅんす」
そして、皆さんご存知の方も多いかと思います..
後に日本eスポーツ連合公認プロゲーマーとなる
「くじら」(いさぽよおいう)です。
我々は昼食を食べ、会場に向かいました。

余談ですが、くじらさんはとても大きなオムライスを頼んで食べきれなかったので残りを僕とみゅんすが食べました
彼は何がしたかったんでしょうか。


第2話「予選」

会場には独特の熱気が渦巻いていました。
どこか懐かしさを感じつつ、会場内を探索するとマッキーとレイン(rainsyameimaru)を発見しました。
マッキーと少し話しましたが自分はワンパチでは無いことを正しく理解しているみたいで安心しました。

13時 橘ゆりかさんによるルールの後、各ブロックで予選が始まりました。

私のブロックは
説明不要 「TOM」
東京大会の新プロ 「タイタン」
被ブロックの達人「ロイヤルオーサム」
香川国体代表「ルカ」
名古屋の強豪「428」
広島出身「ゲストCモチ」

初めてあったのはゲストCモチさんだけですね、カーバンクルの耳をピコピコさせていたのが印象的でした。
広島で大会があった時はよろしくお願いします。

話が逸れましたが初戦の相手はルカ選手です。

彼とは一緒に仕事をしたこともあり、手の内はある程度わかっているつもりでした。
正直なところ、普通に対戦していたら負ける相手ではないなと


そう

思っていました。


現実とは無情な物で、最悪なタイミングで自分の限界を突きつけてくるなどと言ったことはよくある事です。

「敗北」
この2文字が私の中でうまく飲み込むことが出来ず一瞬だけ混乱してしまったことをよく覚えています。

初戦、私はルカ選手に敗北を喫しました。

ただ、私はプロゲーマーです

残り全勝すればほぼ確実にブロック抜けが可能
そう考えた私は2戦目のらTom選手に挑みました。


ところで、皆さんはキツツキをご存じですか?
木を正確に一定のリズムで突き、驚いて出てきた虫を食べる鳥です。


初戦で「敗北」のリズムを覚えてしまった私は、キツツキのように

正確に

「敗北」を刻みました。

もう止まらない負のスパイラル
3戦目、「ロイヤルオーサム」戦でも敗北を喫し、私のぷよぷよカップは終わりを迎えました。

 
作成日時:2020/02/16 20:12
コメント( 4 )
4件のコメントを全て表示する
さかす
さかす
2020年2月16日 23時34分

敗北者

サボリ
サボリ
2020年2月16日 23時35分

ライセンス取得まで、まだ時間かかりそうですか?

むなぞー
むなぞー
2020年2月17日 0時45分

僕もキツツキは1番好きな鳥です。逆から読んでも名前がそのままなところが面白くて可愛いですよね。

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