初めての投稿になります。関東の元祖定型使い、阿佐ヶ谷サタンです。
SS城に遠征してきました。交通費2万円弱かけていきなり負けたらどうしようと思いましたが、
今までSS城には行ったことがないこと、4月から仕事が忙しくなるのでぷよぷよを引退しようと思っていること、
アーケードの大会が貴重であることから参加を決めました。
まず、初めに大会が中止になってもおかしくない状況の中、多大な労力を以って大会を開いていただいた運営の方々に深く感謝を致します。
また、会場までのとても分かりやすい詳しい案内を書いていただいた太陽の申し子さんにも感謝です。
バス停までは迷いませんでしたが、バスはもう来ていて乗り遅れました。次のバスが来るまで30分待ちです。
せっかくなので浜松名物のお弁当を探すことにしました。お弁当屋さんで買ったのは浜松名物の浜飯(釜めし)。うなぎの切り身がのっていました。
そうこうするうちにバスが来る時間になりました。
僕は当日早めに会場入りして1時間はぷよぷよを練習しないと調子が出ません。(自宅にぷよぷよがない)
SS城に到着。1コイン40円の対戦台が珍しいですね。エントリーが1時から1時40分の間なのでエントリーし忘れないようにしないと。
野試合で強すぎる人をチェック。やっぱり予選のグループでは強い人と一緒になりたくない。予選は4人または3人グループで2人勝ち抜けです。
予選は4人グループで1本取られましたが3勝で1位抜けしました。決勝トーナメント1回戦は太陽の申し子さん。一番対戦したかった相手です。
どちらの定型積みが勝るのかを決める戦いです。ところが赤ゾロ 青ゾロ 青ゾロ(色は違うかも)というツモだったためお互い定型には組めず。
僕は2段階段にしました。松戸杯でもこのツモで困ったので、対策を考えておきました。準備が功を奏して勝利。
2本目は全消し戦。全消し戦の対策も用意してありました。ツモともかみ合って勝利。
この試合からyoutubeでSS城の動画を見た方が分かりやすいかもしれません。
2回戦の1本目は自分だけ全消しを取り勝利。
2本目は苦手な中盤戦でつぶされ負け。
3本目は全消し戦。自分だけ即消化。ツモに恵まれ4連鎖ダブルのカウンター完成。岩ぷよ2個を送り勝利。
全消し戦はどうせないだろうからと対策を考えておかないのは命とりです。
全消し戦の方が格上に一発入りやすいです。ここまでの全消し戦は全勝でした。
いよいよベスト4。相手はraybornさん。またまた全消し戦。相手のカウンターが完璧でした。
僕が先にマッチポイントを迎えました。11連鎖7連結を聴牌するも2連鎖で発火点を埋められ発火色を引くも打てず。
苦手な中盤戦をなんとかしないといけません。
長くなるので要点だけ書きます。普段は僕は火力重視で中盤戦は苦手です。
いざ試合になってみると良く見たら適量対応できるタネがあったりします。
定型だと連鎖尾を崩して対応しますが、あきらめずによくみると対応できたりします。
3列目最速タテ置きでぎりぎりツモれたりもしました。
決勝戦に進めなかったのは本線しかなくて、副砲を作っていなかったから、先に打たされたりつぶされたりしたからだと思います。
配ぷよに合った、自分の得意な形に組むこと、その方が結果として全消しが取れたりするし、勝ちやすいです。
僕はどんなツモでも定型で組むように心がけています。全消し戦だけは不定形で組みます。
最後にメンタルの話をしたいと思います。絶対勝ちたい、または絶対負けられないと意識しすぎると余計な力が入りよくありません。
リラックスして集中した状態がベストです。では試合中は何を考えればよいかですが、普段自分が試合中に心掛けていることを反復しましょう。
1手1手に集中すること。勝ち負けは意識しない方が良いです。連戦でも本数を意識しない方がいいです。
将棋でもそうですが目の前の一手に集中してください。将棋ほど考える時間がないのが難しいところですが。
自分の連戦動画を見返してみると、こう置けばよかったのにということがあります。
ぷよぷよで自分が最も大事だと思うことを強く意識し、考えることで試合中だけメンタルを強く保つことができると思います。
分かりやすく言うと、試合中に「ちぎらない」「催促」「隙を作らない」などと念じながらぷよるということです。
念じることは3つか4つが良いです。多すぎると意識がおろそかになります。
僕はこれをドーピングと呼んでいます。こうすることで試合と関係ないことは考えず、最高のパフォーマンスが発揮できます。
引退する前に何か参考になることが書きたいと思って書きました。
定型積みの技術面に関しては飛車ちゅうさんの動画を参考にしてください。
僕の戦法はコンパイル時代に自分で編み出したオリジナルの戦法です。
定型・不定形問わずツモに合った積み方が大事で、ツモに逆らって積むとちぎりや無駄ぷよが多くなります。
普段の練習量が少ない人は早くに会場入りして1時間は練習する、上記の方法で試合中だけメンタルを強く保ちましょう。
最後に、敗因の分析は必ずやりましょう。自分の試合動画があると良いですが、無ければ忘れないうちに振り返りましょう。
相手が強かったから、ツモ運が悪かったから、と言っていても上達できません。
敗因はたいてい自分の苦手な分野にあります。敗因を分析することで自分の苦手な分野を見つけ出し、練習して克服あるのみです。