不肖の身ながら、先日のぷよぷよカップに参加いたしまして、
プロ、国体入賞者、県代表、飛車リーグ参加者などといった、
そうそうたる顔ぶれの予選リーグに紛れ込んでしまいました。
大会への参加は子どもの頃に行ったぷよマスターズ以来です。
感想が新鮮なうちに覚え書き。
前回ぶりです、ヌリトオです。
参加時点のレートは2660。
戦績は1-8となりました。
夢は大きく予選2勝でしたが、
少し届かなかったというところ。
また、負けたセットも格上相手に1本取れたり、
ストレート負けでも試合内容が満足だったりで、
今のやり方を伸ばせば戦える余地があるかもと、
成績はさておき、負けたのに自信を持てました。
なにしろ、20数年ぶりにぷよぷよをやり始め、
GTRを初めて見てから、ざっと八か月くらい。
まだまだ技術も戦術も発展途上の最中ですので、
それにしては我ながら頑張ったと思っています。
そこのお父さんも一緒に頑張っていきましょう?
オンライン大会で一番ありがたかった部分は、
自分でリプレイを残し何度も確認できる点。
強者を相手にどんな戦い方ができたのか、
相手は一体どんな動きをしていたのか、
気づけなかった対応手がなかったか、
自分はどんなミスをしていたのか、
わずかでも勝ち筋がなかったか。
ゆっくりと感想戦ができます。
幸か不幸か、予選リーグでは今大会優勝のshiyotaプロと対戦したのですが、
自分で思っていたよりもちゃんと試合になっていたような気がします。
試合になっていた、というのもうまく説明できないんですけれど、
連鎖組みます、撃ちます、撃たれました、負けました、ではなく。
小連鎖を撃ったり撃たれたりしながら、ちゃんと対応されて、
ちゃんとリソースを削られて、ちゃんと押し負けました。
試合展開、という言葉を使ってもギリ許される試合展開だったかもと!
そういうわけですので、自分自身の振り返りも兼ねて、
試合内容を自分の理解の及ぶ範囲で文字起こししてみたりして。
動画の貼り方はよくわからないので、フィールドはご想像にお任せします。
・1本目
お互い本線を組み進める
28秒 左折りGTRの折り返し先を右に伸ばしながら、単発でおじゃまをもらう
30秒 受けてから右上のスペースで3連鎖を撃つ(great!)
13段目にあと1つぷよが乗ってれば本線と合体できてそうだったのに自分では気づかず(poor)
相手からは本線に見えていたのかもしれない
30秒 相手が本線を合わせて撃つ。結果として先撃ちさせた?(excellent!)
33秒 こちらの3連鎖が終わる
34秒 焦って相手を見ていないけどとりあえず本線を撃つ(poor)
右2列の上部はスペースがあり、伸ばす時間もあったので勿体なかった
47秒 こちらの本線9連鎖が終わる
49秒 相手の本線14連鎖が終わる
・2本目
お互い本線を組み進める
24秒 左折りGTRで低い連鎖尾と折り返しの上を少し積んでから、単発を撃つ(good!)
実はこの段階でキーぷよを上下逆に置いていた(poor)
25秒 3連鎖で返される
26秒 ちょっと考えてから2連鎖でおじゃまを少し相殺(great!)
手を止めて考えられたのでえらい
でも多重折り側で本線が繋がっておらず、むしろそっちを使えば5連鎖があった。残念
33秒 追い打ちの2連鎖を撃たれる
35秒 1段ちょっとのおじゃまを掘りながら、多連結2連鎖を撃ちつつ相殺して返す(great!)
38秒 単発を撃たれるも、相手の第二折り上部におじゃまが少し降る
42秒 相手が単発でおじゃま処理
43秒 その間に右上で組んだ4連鎖を撃つ(good!)
実は3連鎖のつもりだったので思ったより時間が長かった
ここで2ダブが作れていれば刺さったかもしれない(excellent!)
46秒 相手は第二折りを使わず、2列目からの本線緊急発火
発火点をキープする積み方は参考にしたい
49秒 自分の4連鎖中に自分の本線が繋がっていないことにやっと気づき、
崩した連鎖尾上の修復を検討するもよくわからなくなり焦る(poor)
50秒 もう1つ本線崩れの4連鎖が残っていたものの気づかず、
本線の修復を試みながら何故か発火点を埋める(poor)
58秒 相手の本線9連鎖が終わる
第二折りかと思っていたのに、
何故か連鎖尾としてほぼ綺麗に回収されていた。うつくしい
・3本目
お互い本線を組み進める
22秒 先折りGTRの低い連鎖尾と多重折り部分を積んでから、5連結の単発を撃つ(good!)
26秒 相手はおじゃまを受けてから、第二折り部分を使っての5連鎖
おじゃまでうまく連鎖が合体している。なければ3連鎖までだったっぽい
28秒 連鎖尾側を積んで崩して多連結の4連鎖を撃つ(great!)
実は3連鎖しかないつもりだったのでラッキー。自陣把握力が足りない
4連鎖目が7連結あったので相殺しておじゃまを1列返す
34秒 相手はおじゃまが降る前に2ダブで相殺、少し返ってくる
38秒 連鎖尾側の修復を検討するもよくわからなくなり、
相手の連鎖が短いのには気づけたものの、堪えきれず本線発火(poor)
本線の発火点は高く、連鎖尾側は崩して低くなっていたのでまだ受けられた
また、多重折りを使った多連結の2ダブか、一手待っての3ダブを実は持っていた
しかもどちらでも残しの形は悪くない。残念
42秒 キーぷよを乗せ、連鎖尾を足して相手も本線発火
46秒 自分の本線6連鎖が撃ち終わる
まだ相手の連鎖が終わるまで時間があることは認識する(great!)
53秒 余分な動きもしつつ連鎖数は全く足りていないものの、
ちゃんと相手の連鎖が終わるタイミングに合わせてセカンド4連鎖を撃つ(good!)
連鎖を作りながら残り時間を考えられたのでえらい
54秒 相手の本線9連鎖が終わる
とまあ、こんな具合でした。
ちぎりや操作技術によって、ぷよリソースはどんどん大きく差が広がっていくので、
本線つくって撃たれたらそれだけで火力で負けるだろって言われれば、それはそう。
でもだからこそ、本線を伸ばしきる前に格下側から先に中盤戦を仕掛けるってのが、
戦術として成立する余地があるんではなかろうかと思うわけで。
あとは、3本とも早い短い潰しなどは飛んできませんでしたが、
1本目で合体もどきの本線をちゃんと作って撃てていたために、
攻め方によっては伸ばして反撃をしてくる可能性もあるのかも、
などと勘違いをしてもらえたかのもしれないとか思ったりして。
わかりませんが、相手を見て攻め手を選ぶ駆け引きなんてのは、
まだまだ想像の外です。
大きな反省点としては、単発の後の短い攻めがあまり用意できていなかった。
単発を撃ってから2連鎖を作ったりしていました。これでは順番が逆ですね。
課題は書ききれないくらいありますけど、
基本的な本線火力や凝視は勿論のこと、
具体的なとりあえずの目標としては、
・緊張の適度な軽減
・操作ミスを減らす
・本線発火点の維持
・2ダブを意識して作成できる
・自陣の小連鎖の種を把握しておく
というか、意識して種を作っておく
・対応で土台を崩した後のリカバリー
・本線が繋がっていない際のリカバリー
・それなりの大きさのセカンド
といったところでしょうか。
とりあえずなのに、やることが多い……
他にも、もっとここを気をつけろ、
みたいなご指摘があればありがたいです。
なんにしても、今回は参加出来てよかったです。
対戦いただいた皆様、ありがとうございました。