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調子が悪い、とは

by
shokutama
shokutama
調子が悪い、についてまず辞書的意味合いを調べ、ぷよに関係があるところだけ抜粋する。
weblioによると
「成果がでない、力が発揮できないさま」
とある。

つまりぷよぷよに言い換えるなら、力が発揮できないということは

「本来組めるはずの形が組めない、対応の形が組めない」

と言い換えることができ、成果が出ない側を


「うまく凝視ができない(だから負ける)、連鎖の見極めが甘い(だから負ける)、段差ズレを起こす」
と言い換えることができる。
もちろん、この二つは同じ意味なのだが、ここではあえて分類している。

さて、もし我々が普段ツイッターや配信などで見かけるプレイヤーの調子悪い発言に対して、どうしても言い訳がましさを感じるのはなぜだろう。
どこぞのスレの民はすぐ言い訳だ言い訳だと喜ぶわけだが、場合によっては一般プレイヤーもそのように感じてしまう時がある。

今回、調子が悪い、という言葉を二つの分類にわけたが、力が発揮できないの側はプレイさえ見ていれば明白で、確かに組めていなければ、ああ調子悪いんだなというのは察することができる。
そしてそういった実力は普段のプレイを知っていれば「この人だったらこれができるだろう」と推測できるので、こっちを言い訳がましく感じる人は少ないのではないか。

それに対し、成果が出ない側は視覚に現れることはない。こちらは感覚的に過ぎて、そのプレイヤーを見ている側の人間には、その人がどの程度できるかを知ることはおおよそでしかできない。

だからこそこちらの方で大きく実力にぶれが生じるとプレイヤーは自分の実力のMAXをおおよそ把握しているのだから、ブレによりプレイレベルが下がるとそれを察知し「調子が悪い」ということができる。
が、見ている側はプレイしている時、自分がしている感覚と同様のものをもって観戦しないので、ここのバロメータにかんして、あまり調子が悪いというのは言い訳がましく聞こえてしまうのではないか。




少し目先を変えて、調子が悪いのは実力がないだけ、調子が悪いと言うのは実力がないのを隠そうとしているだけ、ということについて考えてみよう。

なるほど、確かに確かに最上位のプレイヤーというのはプレイレベルのブレが少ないと思う。
何にでもそうだと思うが、最上位であるということは全てがハイレベルに安定しているということだと思う。
実際、プロプレイヤーは今日調子悪いとは言わないような気がする(気がする)

ならば自分が最上位格だと思う人はあまり調子が悪いというべきではないと裏返すことができる。
体調が悪かった、などと後出しで言うのは卑怯の極みと言える。ゲームの実力は整えられなくても、体調は自分で一番よくわかっているのだから、そこを理由に調子が悪いといえばそれは批判されてしかるべきだろう。
そういったゲーム外のファクターを持ち出すのは得てして叩かれやすいのだと推測できる。

しかし、上位プレイヤーがブレが少ないのは確かだとして、それ以外の一般プレイヤーはブレがあって当たり前だと思う。
もちろん、上振れを実力だと言い張るのはあれだし、下振れを実力だと思い込むのは卑屈に過ぎる。
やはり、ここも不可視の領域(レートならばレート、連戦ならスコアという指標があるが)であるため、見ている側は推測しかできない。
そのせいで、人によっては言い訳がましく聞こえてしまうことがあるのだろう。

では、ここで調子が悪いという言葉を言い訳がましく使う人間と、実際に調子が悪いと認識しているだけの人間との区別の方法を教えよう。

一応ある程度の交友がある状態で言うのが望ましいが、言うことは簡単だ、「ダメダメですね」といえばいい。
言い訳している人間はブちぎれて、あなたとの縁を切ろうとするだろう、ツイッターならブロックしてくる。
後者の人間は「そうですね」と肯定する。
そんなことしたら言い訳している人間と不仲になるじゃないか、と思われるかもしれないが、そんな人間とは縁を切ったほうがいいので積極的に使ってこう。

最後に、軋轢を起こさない、調子が悪いに代わる言葉を授けよう・・・


「俺さん、へたいなwwwふふっwwww」
作成日時:2022/12/31 13:49
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