GTRの練習をやり始めた頃は、
色んなサイトで初手の置き方や、
連鎖尾の積み方などを確認して、
それを真似してみたりしました。
勿論それも効率の良いやり方ですが、
解説されていない手順を研究したら、
盤面の見え方が変わった気がします。
前回ぶりです、ヌリトオです。
新くま積みに限らず、上級者の積み方を見たときに、
ここはこういう理由からこのように置くのかななど、
意図が少し想像できるようになってきた気がします。
なんだかよくわからんけどスゲェ!って頃より、
見る力が劇的に養われてきている真っ最中です。
好きな土台や好きなプレイヤーの序盤の数手だけでも、
徹底的に確認し検討してみると面白いかもしれません。
そんなわけで、
その2に続き、
新くま積みの初手3手の手順、
残りを検討していきましょう。
前回は、30通りほどのパターンのうち18通りを、
4通りの型にまとめ上げることができました。
尚、実際に操作が間に合うかは別問題。
そうしますと残りは、
AAABCD
ABAACD
ABABAC
ABABBC
ABACAB
ABACAD
ABBBCD
ABBCAB
ABBCBD
ABCCAA
ABCCBB
ABCCCD
というところですね。
さて、まずわかりやすそうなところからいきましょう。
Dを含まない3色のパターンで、新くま積みになる形。
ABABAC
ABABBC
ABACAB
ABBCAB
45横6縦45横、あるいは、
45横45横6縦、みたいな。
これらも、3手目を見てから、
回転をどうするの判断が必要。
次はちょっと変形になりますが、
ABCCAA
ABCCBB
この辺でしょうかね。
4列目がC縦2になってしまうので、
6列1段目のBの回収は56列目で。
左への伸ばしはカギ積みでしょうか。
あるいは、Cの偏りが多い場合などは、
低い折り返しからの鶴亀のルートあり。
折り返しがGTR型なのでわかりやすいかもしれませんが、
右側が高いので多重折りで上に伸ばさないといけませんね。
ちょっと難しくなるのがこの辺り。
4手目も確認して判断したいとこ。
AAABCD
ABAACD
ABBBCD
2手までは56列12段目でいいとして、問題はその次。
まだ盤面にない2色の組ぷよとなるので、
4手目を見なければ置き場の基準がない。
ネクストがCCならCを上で4縦、
ネクストがDDならDを上で4縦、
ネクストがBCならCを上で3縦、
ネクストがBDならDを上で3縦、
ネクストがCDなら、ネクネクを見て上下の判断をして3縦4縦、
ネクストがACあるいはADなら、横2Y字になる色を上にして4縦6縦、
ぐらいの感じでしょうかね?
多連結や横3で伸ばしていく形もありますけど、
いずれにせよネクストからの判断が問われます。
いっそのこと新くま積みにしないというのも手ですが、
新くま積みに向かってから方針転換する道筋ってのも、
予め想定して検討を済ませておかないと厳しそうです。
さて、新くま積みがやりやすそうと考えた、
初手3手で同色が3つあるパターンは、
残すところあと3つとなりました。
ABACAD
ABBCBD
ABCCCD
しかしこれはちょっと……難しくない?
前述の3パターンもそうでしたけれど、
初手3手で同色が3つあったとしても、
他のぷよが1つずつであった場合には、
置き場所の判断基準はネクスト頼りに。
初手3手でDまでを含んでいる場合は、
新くま積みを狙うのは苦労しそうです。
そんなこんなで、
これから新くま積みを練習してみたいなあとなったら、
無理なく狙える初手に絞った練習が良いと思いました。
盤面のぷよをABCDで表現すると見づらいです。慣れれば全然なんてことはないですが、逆に言えば慣れが必要なのでこういう記事をさっと読みたいときにブラウザバックする要因になってしまうかもしれません。
ご指摘ありがとうございます。対応いたしました!記事の下書きをメモ帳でやってるもんでつい手抜きを……
いずれは凝視に向けて色で形を捉えないとなあとは思っていたので、踏ん切りがつきました。以前の記事も後ほど修正します。