はじめまして。ぷよぷよオタクと申します。
ぷよぷよを観戦するのが大好きで、SEASON5のプロ選抜大会も非常に楽しみにしています。去年は32名にプロ選抜大会出場権が与えられたのに対して、今シーズンはなんとその半分の16名しか出場できないということで、出場権争いは激しいものとなりました。本記事では、一年間ぷよぷよを観戦してきた私が選手紹介をしてみたいと思います。(あくまで素人の個人的な見解です)記事を投稿するのはほとんど初めてなもので、お見苦しいところもあるかと思いますがご容赦ください。(記事について不満な点がございましたら編集いたしますのでお声がけください)
出場選手(出場の意思があるか不明な選手については、後日確認ができ次第追記予定)
16位 ながれ選手(38pt)
4年連続国体で鹿児島県代表の座を獲得している。連鎖技術も優れているが、注目すべきはその卓越した立ち回りである。イバラや単発を巧みに使い、連携で仕留める。あるいは相手に攻めを警戒させ、形が崩れたところに安定感のある本線を放っていく。優れた凝視による適切な有利不利の判断が魅力的だ。ながれ選手はスマブラの上級者でもあり、対人技術や心理戦はそこで鍛えられているのかもしれない。
ながれ選手vs飛車ちゅう選手
16位akinari選手(38pt)
全国都道府県対抗eスポーツ選手権2022関西代表。LAKE GAMING所属。圧倒的大火力を持ち味としており、「火力のあきなり」の二つ名を持つ。この一年で火力以外の技術にも磨きをかけている。攻めを取り入れるなど、日々課題を持ちながら練習に取り組んでいる。プロ選抜大会出場に並々ならぬ意欲があり、ランキングポイント対象大会に出場し続け、見事16位で滑り込んだ。
皆は俺のことをこう呼ぶのさ
「火力のあきなり」ってね
#ぷよぷよeスポーツ #NintendoSwitch pic.twitter.com/4SNz67q7oX
— LG | akinari (@akinari2424)
July 20, 2021
13位れたす選手(40pt)
突如現れた新星。オンラインのランキングポイント対象大会上位常連である。別のアカウントでもランキングポイントを獲得しており、14位以上の実力を持っていると言っていいだろう。迷いのない連鎖構築、火力、攻めなどあらゆる技術が高水準。特にセカンドの技術に秀でている。れたす選手に関してはまだ情報が少なく、今後の活躍が注目される。
13位あん選手(40pt)
国体2年連続三重県代表。コンスタントに大会で上位に入賞している。負け筋を減らす技術に長け、番狂わせを起こされることが少ない。彼自身が書いたぷよキャンの記事[伸ばし
https://puyo-camp.jp/posts/160212]からもその高い意識が伺える。凝視や立ち回りといった対人技術を重視しており、上部での小競り合いが強い印象がある。試合の中で立ち回りをガラっと変えることもあり、相手に合わせて戦術を変更する冷静さ、大胆さを兼ね備えている。ながれ選手、akinari選手らと交流があり、仲間同士の対決も見どころである。
現プロのリッキー選手を倒すなど、オフライン大会で強さを見せる
13位ktr選手(40pt)
レート戦の強豪として有名。オンラインを活動の主軸としていたが、SEASON3・4プロ選抜大会出場(ベスト8入賞)を機に、オンオフ問わず数多くの大会に参加するようになる。プロ選抜大会出場にかける思いは出場者の中でも随一であり、高いモチベーションを常に維持しながら練習に取り組んでいる。攻撃的なスタイルが持ち味で、イバラ、2ダブ、連携といった技術で相手を潰しきる。また、だましを戦術として取り入れており、例えば一見2連鎖に見えてしまう5連鎖などで相手を翻弄する。まさに勝負師といったスタイルで、観ていて楽しい選手である。
12位リクティア選手(45pt)
2年連続で強豪ひしめく神奈川の国体代表の座を勝ち取る。注目の若手の一人だ。バランスよくすべての技術の水準が高い印象である。特に多重の構築が巧みで、最上部まで高速で多重を組み上げることで、相手がキーぷよが乗っているかどうかわからない状況が発生する。また、セカンドの安定感も高く、一見不利な状況でも諦めずに逆転する姿が魅力的である。最年少プロ誕生なるか。
11位なしー選手(50pt)
Redbull5G 2021東日本代表。SEASON2、SEASON3・4プロ選抜大会出場経験があり、プロ入りを望まれる選手の一人である。ぷよぷよカップ11月大会で3位に入賞し、一気に50ptを獲得した。プロ選抜大会に向けて配信しながら猛特訓している。見切り、判断などの技術を強みとしている。連鎖構築の部分で課題を感じているらしく、最近の配信では弱点を強化すべく練習に取り組んでいる。ぜひともプロ選抜大会でも普段通りの実力を発揮し、活躍してもらいたい。
6時間連続でぷよぷよを練習することも
9位ALF選手(60pt)
旧四強の一角。「皇帝」の二つ名を持つ、言わずと知れた強豪である。SEASON3・4プロ選抜大会にも出場したが、現プロリッキー選手に敗れプロ入りを逃す。最近になり武者修行としてオンライン大会に出場するようになった。大会出場数はそれほど多くないにも関わらず、高い入賞率で60ptを獲得した。このごろトッププロ相手に練習をしているが互角の内容を見せており、プロ入り有力候補である。後折りを軸にした変幻自在なぷよは見るものを魅了する。
ALF選手vsのらすけ選手
9位かぴ選手(60pt)辞退
7位TS選手(70pt)
4度のプロ選抜大会に皆勤している唯一の選手で、アマチュアトップレベルの実力を誇る。東京eスポーツフェスタ2023一般部門で優勝するなど、今乗りに乗っている。大きなマルチを構える凶悪なスタイルで、相手の連鎖構築を崩壊させる。本人はマルチを構えるだけで序盤で使うことは少ないと話しているが、序盤で単発からのマルチで仕留めきることもあるため、常に警戒せざるを得ない。またマルチ特有の時短を活かした本線追い打ちも強力である。短期戦でTS選手のスタイルに順応することは困難を極め、多くの選手は大会で当たりたくないと恐れているのではないだろうか。4度目の正直でプロ入りなるか。
7位:O(ころんおー)選手(70pt) ※辞退
数多くの大会で上位に入賞している若手選手。プロ選抜大会出場者の中で、この一年間で一番実力を伸ばしたのは:O選手なのではないだろうか。以前から強みとしていた見切りの精度に加え、連鎖技術、立ち回りが向上したことにより手が付けられなくなっている。1000万TAを練習に取り入れ始めてからみるみる記録を短縮し、今や100分を切ろうとしている。また、彼の特徴として、TAだけではなく通常のとこぷよを通して熱心に研究していることが挙げられる。最近のプレイヤーの中では珍しく手順を重視しており、練度の高いメリ土台を使いこなす。最年少プロ誕生なるか。
6位かき選手(71pt) 辞退
5位enp選手(73pt)
以前から隠れた強豪として知られていたが、全国都道府県対抗eスポーツ選手権2022でプロをなぎ倒し東京都予選一位になったことにより、一般にその強さが知られ始める。最近になってオンライン大会に出場するようになり、ものの1週間で55ptを獲得しその実力をぷよ界に知らしめた。冷静で正確な判断が持ち味で、あらゆる技術が優れておりプロと比較しても全く遜色ない。私の実力不足で具体的にどこがすごいかを説明できないため、ぜひ実際に見てもらいたい。
10先というレギュレーションで見事ともくん選手を下す
4位Serα選手(75pt)
全国都道府県対抗eスポーツ選手権2022大阪府代表、プロ選抜大会SEASON2ベスト4などの実績を持つ。少し前から飛車リーグにも出場しているが、順調に勝利を積み重ね、現在大台であるAクラス10ptに到達している。トッププロ集団のすぐ後ろにつけていると言えるだろう。使用する土台は幅広く、gtrだけではなく、新gtr、フキゲン、サブマリン、メリ土台などを使いこなしている。マルチを中心とした攻撃的かつ柔軟な中盤戦を得意としており、バチバチの中盤戦が見られることは間違いないだろう。100万TAも練習に取り入れているらしく、地力の向上にも余念がない。
飛車ちゅう選手vsSerα選手
3位ちゃるめらー選手(98pt)
ぷよぷよ最強リーグ2部リーグ出場。プロ選抜大会優勝候補筆頭である。30万TA全1記録(1分43秒31)を保持しており、圧倒的な連鎖技術の高さを見せる。対戦ではどこまでも丁寧に対応するスタイルで、かのmomokenさんを彷彿とさせる。ちゃるめらー選手が理想とするぷよについての記事があるのでぜひ読んでみてほしい。
https://puyo-camp.jp/posts/162296 ストイックにぷよぷよに取り組む姿勢から、自然に応援したくなる選手である。並みいる強豪の攻めを対応しきり、プロ入りなるか。
速すぎる
2位hover選手(125pt)
ぷよぷよカップ11月大会準優勝の実績を持つ。以前のルールならばすでにプロ入りであり、プロ並みの実力があると言って差し支えないだろう。ベテランの選手であるが、この1年でさらに実力を伸ばしているようで驚きである。ぷよ通スぷよコアアタック全一、フィバS級など幅広く活躍している。通の対戦においては、サブマリン、先折gtrを主軸にしており、複雑な盤面から適切な中盤を繰り出す。おじゃまが絡む乱戦が強い印象だ。豊かな経験を活かし、プロ入りなるか。
1位のらすけ選手(221pt)
プロ選抜大会優勝候補筆頭。飛車リーグ最上位が集まる第二回名人戦では、ちゃるめらー選手、live選手、くまちょむ選手を倒して優勝し、ぷよ界に大きな衝撃を与えた。のらすけ選手の特徴として、抜きんでた連鎖技術の高さが挙げられる。常に最高効率で本線をくみ上げ、大火力で対戦相手を圧倒する。また中盤戦で使える領域がとにかく広く、のらすけ選手を相手に中盤戦で競り勝つことは困難を極める。加えて折り返しの速い2ダブやメリ土台特有の連鎖尾側からの速攻をおり混ぜるなど、相手にねらいを絞らせない。対人歴はそれほど長くないとのことであるが、ぷよ界に現れた当初から1000万TAの最上位勢として知られており(現在85:01.75の記録を保持している)、連鎖技術や自陣把握の基礎をみっちり個人練習で鍛えてきたのだと考えられる。ぷよぷよの魅力がすべて詰まったようなプレイは見るものを魅了する。
ともくん選手vsのらすけ選手 衝撃的な決着
最後に
ぷよぷよの選手のことを知るほど、ぷよぷよの観戦が楽しくなりました。最初に申し上げたとおり、私自身は上級者ではないため間違っている部分も多いと思います。訂正すべき点がありましたら教えていただけますと幸いです。プロ選抜出場を決めたみなさま、本当におめでとうございます。プロ選抜楽しみにしてます!全員優勝してほしい!
かきさんとかぴさんとのらすけさんの紹介も気になります!
yatsutakiさん読んで下さりありがとうございます!プロ選抜大会に出場されることが分かり次第追記させていただきます!