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ぷよ界のXデー

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増殖する
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この記事は、99.9%の人が気にしてないぷよ界のリスクについてネチネチと書き綴ったものです。
終始陰鬱とした内容が続きます。

-----------------目次-----------------

・動画投稿者の99%が規約違反?
・チャンスの裏に潜むリスク
・プロとは何か
・権利と義務と厚顔無恥
・地獄への道は善意で舗装されている
・立つ鳥跡を濁す

・悲しむのは子供たち
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動画投稿者の99%が規約違反?

前回の記事で利用規約について触れ、まとめで「ルールを守るも守らないも自己責任」と書きました。
ただしこれは、ルールを守っている人が多数、という前提ならの話です。
YouTube・Twitterへのプレイ動画投稿者の99%利用規約を守っていない現状は、動画投稿者一人の自己責任という問題ではなく業界全体の問題と捉えた方が良いでしょう。

「一人一人の力は小さくても〜」というよく聞くセリフがありますが、この件で言えば完全にマイナス方向にその力が働くことになると思います。
一人一人の規約違反は小さくても、動画投稿者の99%が違反しているのなら結構なインパクトですし、そのことが仮に炎上するようなことがあればぷよ界は焼け野原でしょう。動画投稿者の99%が当事者となるわけですから。

ぷよ界の中だけの話ではなく、ゲーム実況を語る上での悪い前例として残るかもしません。

ゲーム実況について公には認めていないメーカーもあります。
そんな中SEGAは、規約を守るという条件のもとで動画投稿を認めてくれているのに、動画投稿者ときたら(以下略


※「99%」とは、実際に調べた数字ではなく私がなんなく感じている数字です。ほんまか?と思う方はYouTube、Twitterなどの投稿動画を改めて見てみてください。
※「利用規約を守っていない」とは、動画内か説明文に著作権表示「©️SEGA」を表示せずに投稿している状態を想定しています。他にも色々と利用規約はありますが、著作権表示の有無がもっとも分かりやすいので。著作権表示についてもう少し詳しく書いてます→ゲーム実況者・投稿者の方、ルール知っていますか?



チャンスの裏に潜むリスク

ちょうど現在ホロライブでぷよテト大会が開催されるということで界隈が盛り上がっています。
このような、界隈が活性化する「チャンス」が巡ってきた時には多くの人の目が集まります。

ぷよテトもSEGAが出しているゲームですから、ぷよぷよeスポーツとほぼ同様の利用規約があります。
界隈の中ではそこまで気にもされていない利用規約にルーズな面も、界隈の外から見ると問題に感じるかもしれません。

TwitterやTikTokでの炎上動画を見れば動画投稿者と世間の認識・感覚のズレがあるのは明らかでしょう。
要は、世間との「認識のズレ」が炎上のもとになりかねないということです。

炎上とまではいかなくても、本来は貰えた仕事が貰えなかったり評価を下げられたりする可能性もあります。
ゲームを生業としている有名・トッププレイヤーがそのゲームの利用規約も知らない人と知れれば、関わるのはリスクがあると判断される可能性は十分あるでしょう。

ついでに少しテトリス界隈に触れさせてもらいますが、有名・トッププレイヤーであっても利用規約を守っていないように見えます。
テトリストップ層は年齢が若い(二十歳前後?)が故に社会経験も少なく、利用規約がどうとか著作権についての思慮が十分ではないのかなぁと。


余談ですがホロライブのメンバーがぷよテト配信するときはしっかり著作権表示をしていました。
その表示の仕方も統一されていたので事務所からの指示があったのかもしれません。
さすがです。
それらの配信の切り抜き動画は著作権表示していませんが。



プロとは何か

JeSUのホームページを見ると、JeSUがプロライセンスを発行するのはeスポーツ選手の育成と地位向上を目指すためらしいです。

現在のぷよぷよプロが、プロを志した理由・プロとしてやりたいことなどは人それぞれあると思いますし、それぞれのプロ個人の特性によってできることできないこと、得意なこと不得意なことなどあるでしょう(ぷよぷよのプレイの話ではく、ぷよ界の盛り上げ方とかそういうの)。

プロそれぞれに思うことはあると思いますが、これからぷよぷよ・ぷよぷよプロの地位向上を目指すのであれば利用規約を守ることは必須であると考えます。
しかし現状は、動画投稿しているプロでも利用規約への理解の違いが見られます。

一切著作権表示を行わない者。
YouTubeへの投稿は著作権表示をするもののTwitterへの投稿には表示しない者。
YouTube・Twitterいずれの投稿にも著作権表示を行う者。
著作権表示をしたりしなかったり、ぷよぷよ、あるいはSEGAとは関係のない内容の動画にもSEGAの著作権表示をしている者。

プロ認定の際に何かしらの講習などはないのでしょうか。
プロ同士で指摘し合うこともないのでしょうか。
利用規約を守らないプロの存在が、プロの品位を貶めていることになりませんか。
高額賞金付きの大会への出場という権利は行使しておいて、義務は果たさないのですか?
利用規約を守らない者をプロとしてメディアや大会に出しているSEGAへの批判は?
ゲーミングチームを始めとした組織・コミュニティに迷惑がかかる可能性は?

土台がグラグラな状態でいくら積み上げても、ふとしたきっかけで崩れるかもしれません。

ぷよぷよeスポーツが発売されて4年以上経過していますが、プロ・有名プレイヤー含め未だに利用規約を読んでいないと思われる動画投稿者はいます。
どこかで誰かが教えてあげないと今後も知らないままでしょう。


私がこういう考えですから、私が個人的に応援している動画投稿者が利用規約を守っていないとモヤモヤするので「利用規約、大丈夫ですか」と伝えています。
「応援しています」「頑張ってください」といった声援も大事ですが、指摘するところは指摘しないと結局はその人自身が困ることになりかねないので。
多くの視聴者・ファンがいながら4年以上規約を読まずにここまできた投稿者の方、教えてあげる人間は周りにいなかったのでしょうか?



権利と義務と厚顔無恥

利用規約では、プレイ動画を商用・営利目的に利用することは禁止としながらも、YouTubeなどでの収益化については認めています。権利はしっかり行使しておいて義務は果たさないのですか?
自分の配信で独自のルールを視聴者に守らせる配信者さん、ゲームの利用規約は守っていますか?
Twitterで気に入らない対戦相手を晒す投稿者さん、晒すのは自由ですがそれ以前に、プレイ動画規約に違反していませんか?


自分のことは棚に上げてませんか。


地獄への道は善意で舗装されている

珍プレー好プレーを投稿する方、あるいは企業・地域・コミュニティなどの大会を配信する方々。
純粋にぷよぷよを楽しみ、盛り上げようと思っていることだと思います。
毎日ネット上に投稿される動画はぷよ界の活性化につながるでしょうし大きな資産にもなるでしょう。

しかしそれが利用規約を守っていないものだとしたら、いつかぷよ界の負債になる日が来るかもしれません。

もうすでに数え切れないほどのプレイ動画がネット上に存在していますし、これからも毎日投稿され続けると思います。
利用規約に関しての炎上というリスクを少しでも減らすのならこれから投稿する動画に気を付けることはもちろん、過去に投稿した動画も見直すべきでしょう。
修正するか、削除するか。

「めんどくさい」

自分で決めればいいと思います。
リスクと手間を天秤にかけ、リスクを孕んだ動画を残すもよしです。
SEGAが黙認し、視聴者も気にしていない限りは多分問題にはならないでしょう。


「そもそも著作権表示をしていないとか、たったそれだけのことで問題にならないだろう」

確かにそうかもしれません。
ですが、たったそれだけのことも守れない動画投稿者ばかりなのが現状です。



立つ鳥跡を濁す

ぷよぷよ、もしくは動画投稿を引退した方たちの動画はもう修正も削除もされることはないでしょう。
ネット上に溜まりに溜まった燃料が、数ヶ月後・数年後どうなるか分かりません。

ぷよぷよが人気になることを目指し盛り上げていった結果、人口が増え、ブームが起こり、世間の注目が集まった時こそ燃えやすいのではないかと思います。
他のゲームタイトルによるプレイヤーの奪い合いやぷよアンチにとってはいい燃料になり得ますので、わざわざ批判の口実を与えることはないでしょう。



悲しむのは子供たち

炎上するかもしれないし、しないかもしれない。
いやむしろ、炎上しない可能性の方が圧倒的に高いでしょう。
それでも万が一炎上してしまい、その結果ぷよ界に大きな爪痕を残すようなことがあれば。
純粋にぷよぷよを楽しむ子供たちが最も悲しむでしょう。
プロに憧れ人気プレイヤーに憧れた、その憧れの人(たち)が原因だったとすれば。

大人から子供たちへの最悪の贈り物にならないことを祈ります。


※SEGAとの個別的な契約などにより、プレイ動画規約の限りではない投稿者もいるかもしれません。JeSU公認プロについても私が無知なだけでプロ用の特別な規約が存在するのかもしれません。もし教えていただければ記事を修正します。
作成日時:2023/04/09 15:52
カテゴリ
日記
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