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全くの初心者と少し触れた初心者向け上達解説

by
くらげぼん
くらげぼん


今さら必要性があるのか不明だがとりあえず記事に。


簡略的に書いてます。というのも詳しい内容は他の投稿や各サイトにたくさんあるのでここでは割愛。


「なんとなく」や「感覚的」にわかってもらえればと思う。





Ⅰ.はじめたばかりの人へ


Q:まず、何をしたらいい?

A:とりあえず連鎖をつくって消す



 はじめはぷよぷよを消していくゲームと勘違いしやすいが、大切なのはぷよぷよが連続して消えていくこと。これを「連鎖」といい、連続で消える回数が多いほど大きい攻撃を相手に仕掛けることができる。


   

ただ消す(1連鎖)だけでは攻撃力40の攻撃だが…


    



    

2連続で消せば(2連鎖)攻撃力360の攻撃になる。




Q:攻撃?

A:相手におじゃまぷよを送ること



 ぷよぷよは相手の画面をたくさんのぷよで埋めることで対戦に勝利することができる。反対に自分の画面がたくさんのぷよで埋まってしまうと敗北。そのためにぷよを消して相手の画面にたくさんのおじゃまぷよを送ることが大切になってくる。

 
   

1連鎖の攻撃力は40なので
おじゃまぷよを0~1個、相手に送ることができる。


    

2連鎖なら攻撃力は360なので
おじゃまぷよを5~6個、相手に送ることができる。




Q:攻撃力ってなに?

A:ぷよを消すことでもらえる得点



 ぷよの消し方に応じて得点がもらえ、その点数によって相手に送るおじゃまぷよの数が決まる。連鎖以外にもぷよの数を増やして消したり、2色同時に消すことで通常よりも高い点数がもらえる。


   

1連鎖(6個消し)の得点は180点(攻撃力)
おじゃまぷよを2~3個、相手に送ることができる。


   

1連鎖(2色同時消し)の得点は240点(攻撃力)
おじゃまぷよを3~4個、相手に送ることができる。




Q:勝ち負けはどこで決まる?

A:ぷよの出口が塞がるかどうか



 画面の左から3列目が上まで埋まると決まる。相手の画面が埋まれば勝ち、自分の画面が埋まれば負け。ここはぷよが落ちてくる場所でもあるので、埋まらないようにしながらぷよを置いていく。


 




Q:連鎖はどうやってつくる?

A:かたちを見ながら真似をする



 これがいわゆる「かたちを覚える」という部分になる。見本のかたちを確認しながら、もしくは考えながら実際にぷよぷよを置いていくことが連鎖への近道であり基本になる。ここでは連鎖を理解するのにお勧めといわれるものを紹介。


    

「階段」と「挟み込み」

階段は視覚的な想像のしやすさから得られる感覚的理解。挟み込みは連鎖をつくるときの基本的な技術。




Q:どれくらい連鎖できればいい?

A:最初は3連鎖、慣れたら5連鎖



 5連鎖ができるようになるとその1回で相手の画面をおじゃまぷよでいっぱいすることができるので最初の目安にはちょうどいい。それをCOM相手にできるようにやってみる。






Ⅱ.対人戦をはじめた人へ(主にネット対戦)


Q:まず、何をしたらいい?

A:とりあえず対戦してみる



 自身の実力でどこまでやれるのか確認することを勧める。勝ち負けよりも「自分のやりたいことはできたのか?」を中心に何回か対戦し、その後の対策を考える。




対策1:速さが足りない


 高速落下は対人戦では標準なのでこればっかりは回数を重ねる他ない…とは思うが、私の場合ネクストを確認したときには置く場所が決まっている感覚があるのでこれを考えると、自分の画面上で確認するのはネクストと自分の操作が適切に行われてぷよが置けたかどうかの設置時を意識。

これをかみ砕くと高速落下をしているぷよを直接見ているわけではなく、落下前のネクストで色の確認をしてどこに置くのかを既に決めはじめている状態。落下が始まると同時に高速落下にするもののその時点でどこに置くかは決めているので、その列に置けるように決まった操作手順をして最後に設置の確認をする。


このとき「置く場所がわからない」と思うかもしれないがそれは完成のかたち(方向性)が上手く描けていない状態。迷ってしまう場面でいろいろ試したりリプレイなどで確認して置く場所を決めていくことを勧める。今後、同じ場面が来たとき活かせるように。




Q:そもそもネクストが見れない

A:ネクストは癖にするのを勧める



 1組のぷよ配色で連鎖をつくるより2組のぷよ配色を見ながら連鎖をつくったほうがより効率的にぷよを置くことができるため、ネクストを考慮しながら連鎖をつくっていくことは基本になっている。ネクストを見ながら自分の連鎖をより効率的につくれるように考えながら置いたり、自分の欲しい色が来ているのかなど意識する癖からはじめる。




Q:高速落下だと上手く置けない

A:操作手順を確立する



 決まった操作を身体に覚えさせることは視野の広さにも繋がるので操作手順の確認を含め、円滑になるようにする。






対策2:連鎖数が足りない


 対人戦をやるなら最低でも6~8連鎖以上はつくれるようになっていたい。これは大連鎖に必要な折り返しの技術を含めた連鎖数であり、それも対戦中につくれることが最初の要点。以降、求められる連鎖数は増えていくので環境に応じて対応していく。




Q:連鎖が安定してつくれない

A:置く場所を絞って回数を重ねる



 上手い人の置き方を見ていると多くの人が繰り返し同じ場所から連鎖をつくりはじめているのがわかると思う。これは同じ場所、同じような動き(手順)をすることで連鎖を安定させるための工夫。この先人の知恵を参考に自分の技術に合わせた調整をする。

まずは初動を固定。最初の3手目まではおおよその動きが決まっていることが多く、自身がつくりたいかたちに合わせた置き方をする。これは知名度があるかたちであればいろんな人が手順や説明をしているので検索。以降は手本や真似したいかたちを参考に手順をつくりあげていく。






対策3:そもそも連鎖ができない


 意識したいのは発火点発火色。ぷよぷよでは連鎖の最初に消す部分を発火点、それに必要な色のことを発火色と言う。これらを意識することでおじゃまぷよが降ってきても確実に連鎖をすることができるようになる。



⇒:発火点について


 「まずは発火点を確保を」とするぐらいには大切。おじゃまぷよが降ってこようが相手に連鎖をされようが、これができればとりあえず連鎖をすることはできる。


 

この連鎖の場合、赤色から発火をするがまわりに何も無くいつでも赤が来ればいつでも連鎖できる状態を維持する(できる)ことがいわゆる発火点の確保になる。


    

他にぷよを置こうが、おじゃまぷよが降ろうが赤色が来ればすぐに連鎖ができる。




Q:そんなに上手くできない

A:段差を意図的に活用する



 意図的に段差をつくることで連鎖をつくっている最中におじゃまぷよが降ってきても連鎖をすることができるようになったり、どこが発火点なのか視覚的にわかりやすくなったりと良い点がある。




   




   




   



⇒:発火色について


 連鎖をつくっているときに「どの色で連鎖がはじまるのか?」を頭の片隅に入れておく。とくに相手が連鎖をしてきたときにはネクストやネクネクストを確認しながら「相手の連鎖が終わるまでに色が来るのか?」を考える。




Q:全然色が来ない

A:ぷよを引く回数を増やす



 相手が連鎖をしてきているのに自分の連鎖をじっくりつくる時間は少ない。そのため、まずは「とにかくぷよを引く」か「とにかく連鎖を完成させる」のどちらかに焦点を当てることを勧める。どちらも重要な技術だが最初から両方を意識することは人によっては難しいため、どちらかに絞って選んだほうの感覚を知るところからやってみる。






Ⅲ.対人戦のあれこれ


Q:凝視ってどうやるの?

A:最初は必要ない



 そもそも凝視というのは近年の話。初代ぷよぷよでは相殺(そうさい)が無かったため、どちらが素早く5連鎖(もしくは同等の連鎖)ができるかどうかの勝負だった。その後ぷよぷよ通が発売され相殺やネクストなどの追加により、相手と同じ連鎖数では決着が付かず「相手よりも1連鎖大きく」というかたちに変わってくる。

そしていつしか「後打ち有利」という相手に連鎖をさせてその間に自分が相手よりも大きい連鎖をする考えが生まれたため、相手の動きを知る意味で「凝視」という技術が言われはじめる。最近では後打ち有利というだけではなく14~15連鎖(10万点)の先打ち、牽制や相手の置きミス把握など凝視を活用した戦術などが生まれている。


こういった流れから凝視というのはあくまでも基本的な技術を持っている人が自分を有利にさせるためにするものだと私は考えているため、最初から意識する必要はないと思っている。




Q:それでも凝視をしたい

A:危機感を高める



 危機感といっても場面に応じた注意力を持つということ。例えば序盤、「速攻」という相手の連鎖づくりを最初に邪魔するという戦略がぷよぷよにはある。これは意識しておかないと気づいたときには手遅れになっていることがあるため、最初の数手目まではこの速攻があるのか?ないのか?を意識して相手の画面を流し見たりする。また、序盤以降も自分が連鎖をつくっているときに相手の連鎖ボイスが聞こえたら自分も連鎖ができる状態にしておくなど凝視まではいかなくとも自分にとって不利にならないように働きかけることはできる。




Q:相殺(そうさい)って?

A:相討ち、もしくは引き算



 相手の連鎖が終わったあとに自分の一手が置かれるまでの間に、もしくはその一手で自分が連鎖をする。またはその逆が行われたときに発生するせめぎ合い。せめぎ合いの最中はどちらか一方の連鎖が終わっても継続し、もう一方の連鎖が終わったときに結果が示される。自分の連鎖が1万点で相手の連鎖が8千点ならその差2千点分のおじゃまぷよが相手に降る。反対に自分の連鎖が8千点で相手の連鎖が1万点ならその差2千点分のおじゃまぷよが自分に降る。

連鎖を先にしようが後にしようが関係ない。また連鎖数ではなく得点での差分になるため、連鎖数では勝っていても得点が低ければおじゃまぷよは降る。




Q:全消し戦が上手くいかない

A:とりあえずこの2つを考える



 全消し戦で考えることは2つ。すぐに消して連鎖をつくるか、維持して連鎖をつくるか。



⇒:すぐに消す場合

 相手も消してくれれば普段通りに連鎖をつくればよい。ただし、相手が消して来なければ相手の動きを常に意識する必要がある。


⇒:維持する場合

 相手の動きを意識しながら連鎖をつくる必要がある。相手が消してきても焦らずに対応する。



⇒:両方に共通するもの

 基本的な対応としては連鎖を縦につくる。全消しといっても4連鎖相当なので縦に(発火点の位置が高い)連鎖をつくることで自分が不利にならないように立ち回ることができる。




   




   




Q:他に必要な技術はある?

A:今はそこまで重要なものはない



 ある程度の高速落下連鎖数連鎖をつくる技術があれば最初は充分楽しめると思う。それでも折れずに上手くなろうと思ったら様々ある投稿や実践を交えながら良い意味で沼に沈んでいってほしいと思う。

 
更新日時:2025/02/08 15:40
(作成日時:2025/02/07 21:01)
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初心者向け
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