本記事では以下の人向けの記事になります。
・Switch版ぷよぷよeスポーツレート2600以下
・ぷよぷよやり始めたばかりだけど勝ちたい人
・ガチ対戦を楽しめるレベルまでうまくなりたい人(ガチ基準の初級者になりたい人)
目次
■超初心者
①階段積み
②鍵積み(挟み込み)
③速攻系
④おすすめの練習方法
・CPU対戦
・とこぷよ
⑤Tips
・綺麗に積む必要はない
・致死量
・頭伸ばし/後ろ伸ばし
・組む際の視点
■初心者
①階段積み(折り返し有)
②鍵積み(折り返し有)
③基本的な立ち回り
④おすすめの練習方法
・CPU対戦
・とこぷよ
・時間制限とこぷよ
・ぷよぷよフィーバー→とこぷよ
⑤Tips
・階段折り返しのタブー
・定型連鎖の難しさ
・超初心者と初心者と初級者の高すぎる壁
■初級者
①不定形の概念
②GTR
③くま積み
④おすすめの練習方法
・とこぷよ
・時間制限とこぷよ
・ネット対戦(対人戦)
⑤Tips
・そもそも上手くなるためには
・セカンドの概念
・簡易凝視
・あまりにも多すぎる形の種類
■最後に
前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
■超初心者
①階段積み
簡単さ:10/10(最も簡単な積み方)
重要性:8/10(連鎖の感覚を身に着けるにはもってこい)
ぷよぷよの歴史の中で最も最初に作られた積み方の一つ。
現在でも初心者御用達の積み方であり、組み切れば5連鎖まで安定する。
ぷよぷよの積み方を知りたいと言う人は、まずここから入るのをおすすめします。

組み方の発想としては1-3の形で左または右に組んでいくもの。
組み切れば5連鎖を打てる。
②鍵積み(挟み込み)
簡単さ:8/10(形は単調だが、慣れるのに時間が多少いる)
重要性:8/10(連鎖の感覚を身に着けるにはもってこい)
階段積みと並ぶ二大定型連鎖の一つで、基本的な発想方法は階段と同じです。
階段積みだけで十分と思う人ならスルーしてもいいですが、初級者、中級者とステップアップしていくなら
この積み方もある程度はできるようにしておくのを強く勧めます。


組み方の発想としては1-1-2または2-1-1の形で左または右に組んでいくものになります。
これも階段と同じく組み切れば5連鎖を打てます。
③速攻系
簡単さ:6~9/10(形によりけりだが、発想は単純)
重要性:9/10(初心者にこそこれはお勧めする)
ぷよぷよの戦術を限りなく大きな目で見れば、二つの戦術に分けることができます。
片方は階段積みや鍵積みなどのように、堅実に連鎖数を稼ぎ長い試合時間をかけて相手を倒す戦術
もう片方は連鎖数は稼がないが、早い展開で相手を倒す速攻戦術です。
速攻を相手に対応されたら厳しい展開を強いられるが、決まれば上級者相手でも勝てる非常にピーキーな戦術になります。
(ちなみに95年や96年あたりまでは上位層でない限り速攻型か連鎖型でハッキリわかれてたらしいです)
まず速攻型というのはどういうものか、一例を示します。
黄色を消せば、積み重なったぷよが全て横一列に並び、一気にすべてが消えます。
これを試合開始早々で組んで、相手を一気に仕留めるのが速攻型です。
今までは5連鎖を組む形でしたが、これは2連鎖で大火力を送るという発想です。
そしてこれは階段積みや鍵積みとは違って決まった形がありません。組む人によってさまざまな速攻型があります。
以下、階段積みや鍵積みをベースにできる速攻型や、簡単な発想な速攻型



④おすすめの練習方法
・CPU対戦
どんなタイトルでもいいです。ぷよぷよeスポーツ、ぷよぷよテトリス、ぷよぷよ20th、何でもいいです。
とにかくコンピュータ相手に連鎖を打ちまくりましょう。
慣れてきたら強化CPUやサタンあたりを相手取りましょう。
・とこぷよ
相手に邪魔されずに形をとにかく組みたいならこれをやりましょう。
スマホにはとこぷよのツールがあったりするので、暇なときにそれをやるでもいいです。
この段階はうまく組めなくとも、2連鎖や3連鎖をとにかく作れるようになるのを目指しましょう。
⑤Tips
・綺麗に積む必要はない
ここまで提示してきた形は全て理想形です。
実戦ではここまでうまく組み切れるのは中々ありません。大体は余分なぷよ(ごみぷよ)が発生してしまいます。
実践では綺麗な積みを組み切るよりも、汚くてもぷよが消えるように置かれた連鎖の方が強いなんてのはザラにあります。
なので、ゴミが発生した時(いらないぷよが来た時)はどうするのか
例えば階段積みの時は以下のようにしてみてください。
いわゆる、蛙積み(端に適当に置く積み)をやる感じです。
意図した連鎖は難しいですが、偶然連鎖の最後らへんで纏めて消えてくれる可能性もあります。
もし、これも意図した連鎖を狙いたい場合は、速攻の組み方の発想を使って、
縦に繋がったぷよを沢山作る事でどこかで消えやすくする、というのがいいでしょう。
・致死量
ぷよの致死量は72個です。この量のおじゃまぷよを送り切れば、否が応でも相手に勝てます。
そしてその量は5連鎖で出せます。なので5連鎖打てれば相手に連鎖で上回れない限り相当な痛手を相手に負わせられます。
また5連鎖以外にも、以下に記す連鎖でも致死量近くのおじゃまぷよを送れます
4ダブ(4連鎖ダブル)
3トリ(3連鎖トリプル)
2クイ(2連鎖クインティプル)

大体は連鎖数+同時消し数で5になれば致死量級です(2連鎖での場合は威力が低いため合計6以上は必要)
・頭伸ばし/後ろ伸ばし
これはあくまで用語解説のようなものです
ぷよぷよの用語には頭伸ばしと後ろ伸ばしと言うものがあります。
結論から言えば、連鎖の最初らへんを伸ばすのを頭伸ばし、最後らへんに消える方を伸ばすのが後ろ伸ばしと言います
例えば下記のような盤面があったとします
頭伸ばしは左図のように、後ろ伸ばしは右図のようになります

・組む際の視点
連鎖を組む際、どこに目を向ければいいのか。それは上級者になっても付きまとう問題です。
ここでは非常にざっくばらんに説明します。
まずこのような盤面があったとします。
階段積みで、緑から打てば3連鎖です。
5連鎖を組みたい場合、どこに目を向ければいいか
それはここです
(黒い目つきの悪いぷよの場所)

解説しますと、以下の2点になります
①左側の2個の黒いぷよは、いらないぷよを捨てる時、後ろ伸ばしをしやすくするために同じ色(この場合は黄色か赤)にくっつけられるかどうかを見る
②右側の1個の黒いぷよは、頭伸ばしができる赤いぷよを置けるかどうかを見る
つまり、頭伸ばしするか後ろ伸ばしするかの二点ということですね(後ろ伸ばしは運ゲーですが……)
いらないぷよを捨てる場所と、いるぷよが来た時に置く場所、それを瞬時に判断できるようになれば、相手よりも早く連鎖を構築しやすくなります。
■初心者
※超初心者項目の階段積みや鍵積みを何も考えずとも5連鎖できるようになってからやるのを推奨
①階段積み(折り返し有)
簡単さ:5/10(コツを掴めない限りは非常に苦戦する)
重要性:
12/10(これ以降の技術においてはこれができないと話にならない)
超初心者の時では5連鎖~6連鎖が最大連鎖数という前提で書いてましたが
7連鎖以上はどうするのでしょうか
【折り返し前】
この状態では赤で発火すれば5連鎖を打てます。
ではそれ以上の連鎖は?
もう左に積むのはできません。
なので、下記ように左下から上に伸ばしていきましょう。
【折り返し途中】
そして以下のように伸ばしましょう
【折り返し完成】
これで赤から発火すれば7連鎖になります。
5連鎖や6連鎖から格段に火力が上昇します。
折り返しとはざっくばらんに言えば、端っこまで組み切ったので
上方向に連鎖を伸ばしていく技術です。
階段の場合、折り返した後は以下のように鍵積みベースで伸ばすのがベターな択です
②鍵積み(折り返し有)
簡単さ:5/10(コツを掴めない限りは非常に苦戦する)
重要性:
12/10(これ以降の技術においてはこれができないと話にならない)
ざっくばらんな内容は階段と同じです。
左右にこれ以上組めなくなったら、上に伸ばしていくというものです
【折り返し前】
【折り返し途中】
【折り返し完成】
③基本的な立ち回り
ぷよぷよの立ち回りにおいて、大きく分けると2つの3択があります。
①速攻型かどうか(短い連鎖で試合を決め切るか、大きな連鎖で相手をねじ伏せるか)
②右折りか左折りか(折り返しの位置を左右どちらに作るか)
③先折りか後折りか
①と②については本項目では触れず、③について触れます。
折り返しを習得した後にできる立ち回りとして、先に折り返しを作ってしまう「先折り」か、後で折り返しを作る「後折り」の2択ができるようになります。
後折りはこれまでの記事内で触れており、下4列で連鎖を組み切った後に折り返しを組みます。
では先折りはどういう手順かと言うと

このように先にから折り返し部分を作るやり方です
(実践ではこんな風にきれいに初手で折り返しを組めることは珍しいとは思います、あくまで一例として……)
先折り/後折りのメリット・デメリットは以下のようになっています。
先折りの強い点
・組むのが難しい折り返しを早い段階で組み切れる
・速攻に強い
先折りの弱い点
・色の制約が激しい(最初からごみぷよが発生しやすい)
後折りの強い点
・折り返し以外の連鎖を最初から組めるため火力が安定しやすい
後折りの弱い点
・折り返しが組みづらい色を引いている時、手が止まりやすくなる
・速攻に弱くなりやすい
④おすすめの練習方法
・CPU対戦
強化CPUのサタン等、強いCPUを相手にし勝率6割くらいを目安にやってみましょう
・とこぷよ
折り返しを習得したため、11連鎖以上を目安に組み切れるようになりましょう
・時間制限とこぷよ
30秒(時間は何秒でもいい)でどれくらい連鎖を組めるか
通常のとこぷよではゆっくりと連鎖を組めたりしますが、時間制限があると来ている手に対して
どのように動けばいいかを瞬時に判断する練習になります。
初心者の場合でしたら、30秒で7連鎖を組めるようになれば十分です(できれば安定して7連鎖、たまに8連鎖くらい)
・ぷよぷよフィーバー→とこぷよ
ぷよぷよのルールにあるぷよぷよフィーバー、その中のフィーバーモードでは、自動的に3連鎖~15連鎖が降ってきます。
この形を消したり、覚えたり、伸ばしてみたりして、同じような形をとこぷよで組む練習になります。
とこぷよで連鎖を組みたいけど、そもそもの10連鎖以上がどんな形なのか見てみたい、手軽にうってみたい、と言った時におすすめの練習です
(ちなみに筆者は小学3・4年生の頃ほぼ全てこれで練習してました)
⑤Tips
・階段折り返しのタブー
階段折り返しには絶対にやってはいけないタブーの組み方があります。
それがこれです。
折り返しの真下のぷよ(縦に三つ繋がった赤ぷよ)と、その二つ隣のぷよが同じ色である事です
(この場合は左から一つ目の赤ぷよと、左から三つ目の赤ぷよ)

もしこれで青から発火したらどうなるか
青が消えた後、落ちて来る赤ぷよによって本来消えてはいけない左から2番目の赤ぷよが消えてしまいます。

その結果連鎖が途中で止まってしまい、悲しみの暴発
余談ですが、途中でこのタブーで気づけた場合は難易度は高めですが一応ケアする方法はあります。
下記のように、底上げで組む事です
・定型連鎖の難しさ
ここまで、基本的に階段積みや鍵積みのように定型連鎖をベースに掲載してきましたが、
ぷよぷよの対戦動画を見た人は思う事があるかもしれません。
この連鎖対戦で使ってる人少なくない????????
定型連鎖には、とてつもなく強い点と弱い点があるのです。
強い点
・組みやすい
・火力が非常に出やすい
弱い点
・連鎖数が高くなればなるほど色の制約が厳しくなる
・速攻などで埋められた瞬間逆転が非常に難しい
定型連鎖は組切れれば恐ろしい程の火力を誇ります。
しかし実戦ではそれができる前に相手が邪魔をしてきたり、大きな連鎖を打ってきたりします。
そうなると、余程の定型連鎖の上級者(
飛〇ちゅうさんとか
〇車ちゅうさんとか
飛車〇ゅうさんとか
飛車ちゅうさんとか)でない限り対応は難しいです
なのでネット対戦では、相手の速攻に対応しやすかったり、色の制約が少なくなりやすい不定形連鎖(後述)を使う人が多かったりします
では定型連鎖は習得しなくていいのかというと、まっっったくそんなことはないです
この後の不定形連鎖をやるには、定型連鎖での経験や知識が大前提となります。
一足飛びでの不定形習得は、ス〇ホ太郎並のチート才能の持ち主でない限り挫折します
また俺何かやっちゃいましたか……?
ふっまるで将棋だな……
・超初心者と初心者と初級者の高すぎる壁
ぷよぷよの対戦のレベルは年々恐ろしい速度で上昇しています。
極論すぎる例ですが、第1回全日本ぷよマスターズ大会(1995年のぷよぷよの全国大会)
動画を見ればわかると思いますが、このころは階段が5連鎖や6連鎖を組めれば全国レベルでも上澄みでした。
初心者の基準も、動画を見る限り今と比べればはるかに低かったでしょう。
しかし今のぷよぷよの初中級者限定大会のレベルでは
・10連鎖以上は当たり前
・速攻や大連鎖だけを組むだけではなく中盤戦(※)で2ダブや3ダブを打ちまくる
・常に下ボタンはおしっぱなし
※中盤戦……プレイヤー両者が折り返しを組み終わった後、相手に大連鎖を先に打たせるための邪魔のしあい、せめぎあい
初心者って何だっけ、中級者って何だっけ
(まあ大会行くくらいモチベある人たちの中で初中級だから本来比較するのがナンセンスというツッコミはご勘弁)
筆者個人の感覚ですが、超初心者から初級者までのレベルの基準と、
それぞれのレベルでぶち当たる壁は下記の感じです
【超初心者】
・そもそも積み方を知らない
・操作を覚えたばかり
・無意識にかえる積みやってる
・最大火力3連鎖
・
定型連鎖の形を覚える事
【初心者】
・階段積みや鍵積みなど基本的な形はできる
・おじゃまぷよが降ってこない限りある程度下をおしっぱなしで操作できる
・置きミスさえしなければある程度下を押しっぱなしで操作できる
・
階段や鍵積み等の折り返しの成功率が6割以上ある
【初級者】
・階段積みや鍵積み等の折り返しの成功率が8割以上ある
・GTR等の基本的な不定形で5連鎖~6連鎖が組める
・
状況に応じて簡単な連鎖尾(※)を組めるようにする
※連鎖尾……連鎖の流れで最後らへんに消える連鎖、連鎖の「尻尾」だから連鎖尾と言われている。
来る色に合わせて組む形を変えるため、要求されるアドリブ力が高い。
赤字で書いた部分はぷよぷよ始めたプレイヤーがぶち当たる壁としてよーーーーく見る場所です。
そしてこの壁は一度ぶち当たったら超えるのが難しく、根気がいるところでもあります。
SASUKEの反〇立つ壁やサ〇モンラダーやク〇フハンガー並に越えられない壁
この壁を超えるにあたって何が必要なのかと言うと、基本的には超初心者の場合はシンプルに形を組みまくる
初心者の場合はまだ階段積みや鍵積みの経験値が低い等、一歩レベルを下げたラインでの練習が足りていない事がほとんどです。
■初級者
※初心者項目の折り返しを迷わず置けるようになってからやるのを推奨
①不定形の概念
これまで、階段積みや鍵積み等の定型連鎖をベースに書いてきましたが、これ以降は不定形連鎖の話になっていきます。
不定形連鎖とは、目指す形が決まり切っている定型連鎖とは違い、来る色に合わせて都度目指す形が変わる連鎖を指します。
(厳密な定義ではなく、人によって不定形がさす内容はまちまちなのはご容赦ください)
有名どころではGTR、くま積み、新GTR、だぁ積み、fron積み、弥生時代、メリ土台、etc...
ざっくりと言ってしまえば来る色によって形を変えるアドリブ性の高い積み方とだけ思っていれば大丈夫です。
②GTR
簡単さ:6/10(不定形の中では組みやすい方)
重要性:
15/10(初級者以上を目指すならもはや人権レベル)
1996,7年ぐらいに登場した不定形、今となっては誰でも使っている、最も使用率の高い積み方です。
この積み方がなぜそこまで人気なのか、それは圧倒的なまでの折り返しのしやすさと手の止まりにくさです
階段や鍵積みの折り返しを通った方ならわかるかと思いますが、折り返しを組む際、欲しい色が来ない限り
手が完全に止まってしまうという難点があります。
しかしGTRの場合は折り返しでほしい色が来なければ連鎖尾を組むことに使えるため、常に2パターンの使い方を考慮できます
(もちろん連鎖尾にほしい色が来なければ折り返しに使うという事も可能)
【GTRの原型部分】
左下もしくは右下にこの形を構えて、折り返しや連鎖尾を伸ばしていく連鎖がGTRになります。
連鎖尾や折り返しの伸ばし例は下記の通り(もちろんこれ以上にも大量にあります、あくまで一例としてお考えください)
【鍵積みベースの連鎖尾】
【階段ベースの連鎖尾】
【鍵積み+座布団ベースの連鎖尾】
※画面右下の横に三つに繋がっているぷよを座布団と言います
以降は折り返しについて触れます。
【折り返し前の形】
【L字を使った折り返し】
【座布団を使った折り返し】
※体感最も使われている折り返し
【縦3を使った折り返し】
折り返しをした後の組み方はあえてここでは触れません
(不定形の伸ばし例を書くとなれば、量があまりにも膨大すぎるので)
ネットにある対戦動画等で様々な伸ばし例を見てみるのが良いと思います。
※階段積みや鍵積みで基礎のある方はこれ以降の伸ばしにおいてアドリブでも組める素養が十分にあります
③くま積み
簡単さ:7/10(不定形の中ではかなり組みやすい方)
重要性:6/10(最近ではあまり組む人はいないかも……)
2010年頃まで、くまちょむさん(※)が組んでいた積み方で、階段と鍵積みをベースにした不定形連鎖
とにかく組みやすく、速攻も狙いやすいというのが強みですが、12連鎖や13連鎖以上等、大連鎖を組むのが難しい(上限の火力が低くなりやすい)。
※……くまちょむ:超有名プレイヤーでプロプレイヤー、2004年から2008年まで格付け試合では無敗の全一だった人
【くま積みの原型部分】
先述しましたが、くま積みは階段積みと鍵積みを合わせたような形になり、原型から折り返しを組むまでは下記のような伸ばし方があります
【鍵積み伸ばしベース】
【速攻型ベース】
【鍵積み+GTRベース】
【速攻型+GTRベース】
④おすすめの練習方法
・とこぷよ
GTRの折り返しの練習、そして折り返し後の伸ばしや連鎖尾の構築を練習をしましょう
目安として10連鎖までは安定し、たまに12連鎖くらいまでできれば十分です(かなり難しいとは思いますが……)
・時間制限とこぷよ
ぷよテトにあるスワップルールで、1ターンの制限時間(25秒~35秒)以内に目標の連鎖をできるようになりましょう
最初は6連鎖から7連鎖、8連鎖と段階を踏んで、短時間でできる連鎖数を伸ばしていきましょう
(10連鎖まで安定すれば中級者レベル、12連鎖までいけば上級者レベルです)
・ネット対戦(対人戦)
ここまでの知識や経験があれば、ネット対戦で最低限ガチの世界の面白さは味わえるレベルにあると思います。
Switch版ぷよぷよeスポーツか、Switch版ぷよぷよテトリス2が現状ではおすすめの環境です。
邪魔有、対戦特有の立ち回りの練習はやはり実戦でもまれるのが最も手っ取り早いです。
ぷよぷよeスポーツ(初期レート2000)なら最初はレート2300~2400くらいがいいかもしれません。
ぷよぷよテトリス2(初期レート1000/1500/2000)ならレート2100~2200くらいがいいかもしれません。
⑤Tips
・そもそも上手くなるためには
このゲームは一朝一夕で上手くなることはなかなか難しいです。
毎日少しでも触れて、試合やとこぷよをしたりして連鎖を組む感覚を体に染み込ませるのが重要です。
そして対戦ゲームで上手くなるためには同格か、同格よりちょっとうまいくらいの相手とやるのがいい……とは言いますが
現実問題、そんな相手を見つけるのは難しいため、色々な大会にある初中級者の大会(※)に顔を出して相手を見つけるのが良いと思います
※……初中級者の大会:今ではおいうリーグのD級、ビギナー級や飛車リーグのC1リーグやC2リーグ等
・セカンドの概念
あくまで用語解説としてですが
対戦開始から、自分のメインとなる連鎖を打った後、再度連鎖を組む事を言います。
実戦では組む時には場がごみぷよだらけで難しいとは思いますが、とこぷよ等でフィーリングで連鎖を組むのに慣れていれば
セカンドを組む際の迷いは少ないでしょう。
・簡易凝視
※凝視……相手の盤面を見て相手の行動を予測する事、上級者の必須テクニック
現状、上級者に憧れて凝視をやろうとする方が非常に多いです。
筆者個人の感想ですが、中級者になるまでは相手の盤面を見ても行動を予測するのは難しいため
無理に凝視をする必要はないと考えます。
なので、最初は相手が明らかな速攻を組んでいるかどうかを試合の序盤で見ておくという事にとどめておく簡易凝視をおすすめします
速攻は以下のように、非常に特徴的な形が多いです。


相手が明らかに速攻型を組んできていると察知したら、出来る限り発火しやすい状態を維持して相手の速攻に対応できるようにしましょう
・あまりにも多すぎる形の種類
現状、連鎖の形は非常に多いです。どれを練習したらいいのか分からない!というのはあるかもしれませんが
極論これなら組めそうと思ったものは片っ端から組んでみるのをおすすめします。
全部上げると
めんどくさいし、きりがないので他サイト様への誘導となります。
・著:ぴろぷよ様(ぴろぷよの超ぷよぷよ研究所)
https://piropuyo.com/puyopuyo-chainlist/
・著:ゆーふぉ様(ぷよブロ!)
http://https://puyo-euphonic.com/puyopuyo-dodai
本記事で扱ったのは階段、鍵、GTR,くま積みの四種類のみですが、初級者になった段階なら組める連鎖の選択肢も多くなってくる段階なので
上記サイトの方で記載されているような連鎖をとこぷよなどで練習してみるのもいいかもしれません
最後に
正直言ってこのゲームのガチ対戦の敷居はかなり高いです。
覚える事も多ければ練習する事も特に多い、上手くなるのにやたら日数も時間もかかる。
しかし、生身の相手を倒した時の快感はなかなかやめられないものがあります(
他のゲームもそうではとか言わないで)。
本記事をきっかけに、色々な積み方を試してみたい、ぷよぷよの戦術に興味がでた、相手を倒してみたい、
相手に嫌な思いをさせたい
そう思う人が一人でも増えたら幸いです。