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ぷよぷよ初心者を脱却するまでの経緯と初心者に向けたアドバイス

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アイソスタシー
アイソスタシー
1. はじめに

 この記事では、まず、僕がまだ初心者だった頃、どのような困難にぶつかり、どのようにそれらを乗り越えたのかの経験談をまとめ、僕が初心者脱却に至るまでの経緯を書きたいと思います。また、後半はそれを踏まえて今のぷよぷよ初心者に向けたアドバイスを書きたいと思います。

 これから初心者脱却を目指すぷよらーの方や、そうした初心者ぷよらーに向けたアドバイスをしたい方のお役に少しでも立てれば幸いです。



2.初心者脱却までの道のり・困難をどう乗り越えたか

2.1 ぷよぷよにのめり込んだ経緯

 僕が初めてぷよぷよに触ったのは小学生の頃で、当時はカエル積みしかできませんでした。その後しばらく空白期があり、大学生の頃、弟に誘われてぷよぷよを再開しました。この頃は挟み込み連鎖を覚えましたが、折り返しが組めないため最大でも5連鎖しかできませんでした。8連鎖くらいを組んでくる弟には全く勝てませんでした。

 そんな中、2014年にニコニコ動画に投稿されているACぷよ通のS級リーグを見てぷよぷよに熱中し、DSのソフト「ぷよぷよ!!20th」を買って本格的にぷよぷよにのめり込むことになりました。その時僕は、Tomさんの弥生手順に憧れていました。弥生手順を学ぶことで、初めて折り返しを組むことを覚え、6連鎖以上の世界へと足を踏み入れたのです。


2.2 初めてのレート戦と立ちはだかった困難

 そして、初めてオンライン対戦であるレート戦に挑んだのでした。レート戦に潜り始めてまず立ちはだかった壁は、「カエル積み」の相手に勝てない事でした。こっちは弥生手順で後折りGTRや弥生時代などをたどたどしい手順で組んでいるのですが、こちらの土台が組みあがる前に、相手から2~5連鎖が飛んできてお邪魔が降ってきてそのまま負けてしまうのでした。まっさらな地に連鎖を組むだけでもたどたどしいのに、そこに1個でもお邪魔が降ったらもう頭がパンクして、とても連鎖を組むことは出来なくなってしまうのです。カエル積みは運要素があれど、速度は速いのでゆっくりしか組めない&お邪魔ぷよに極端に弱い初心者相手には相当に強い積みなのです。これまで自分がカエル積みを使っていた時は、カエル積みの相手とは互角に戦えていたのに、折り返しが組める弥生手順を覚えたとたん、かえって弱くなってしまった感覚を受けました。これは、GTRなど連鎖を覚えたての人なら誰もが最初にぶち当たる壁じゃないかと思います。

 次に立ちはだかった壁は、「階段5連鎖」に勝てない事でした。弥生手順・GTRは階段に比べると複雑な積みで、相手の階段5連鎖の方が先に完成します。そしてこちらの連鎖が完成する前に致死量のお邪魔を送られてしまい負けてしまうのです。そして最後まで立ちはだかった壁は「速攻2ダブ使い」に勝てない事でした。


2.3 初手回りのパターン化で土台だけでも早く完成させる事を目指す

 それらの相手に勝てなくて、レート戦で勝つことが出来ないどころか、連鎖すら打つことが出来ない試合ばかりで非常に悔しかったです。どうにかそれらの相手に勝つために、考えてたどり着いた結論は、土台の部分だけでも速度を出して先に連鎖を完成させるようになる事でした。

 組むべき形・目指すべき形は分かっていても、ぷよぷよというゲームはそう都合のいいツモばかりが来るわけではないので、その都度どこに置くのが良いのかを考えてぷよを置いていく必要があります。しかし、初心者のうちはその考える時間が長くなり、相手から先に攻撃が来てしまうのです。

 なんとか序盤の速度を出すために、役に立ったのはTomさんの弥生時代講座の動画でした。

 ニコニコ動画→https://www.nicovideo.jp/watch/sm26761089

その動画では色んな初手・序盤のツモをどう捌いていくかをTomさんがとこぷよで解説を交えて実際に組んでくれます。それを参考に、まずは初手・2手目・3手目までの全ツモパターンの置き方をパターン化し、どう置くかを決めました。そして、それをひたすら覚えて高速で組めるようになるまで練習しました。これにより序盤の2手だけは下押しっぱなしで組めるようになったのです。

 3手目以降はまだ考える時間が出てしまいますが、それもTomさんの講座をはじめ色んなぷよぷよ講座動画で土台周りの手順の勉強をし、繰り返しとこぷよ・実戦で組むことで少しずつ速度を上げていきました。それにより、「カエル積み」相手に勝てるようになり、さらに速度が身についてくると「階段5連鎖」相手にもたまに勝てるようになってきました。最後まで立ちはだかったのは「速攻2ダブ」を組んでくる相手でした。速攻しか組まない相手に全く勝てないのはとても悔しく、何とか序盤の速度を出そうと必死になって練習しました。そして速攻使いに初めて5連鎖を先打ち出来て勝てたときは本当に気持ち良かったです。

 この間にレートは1400→1800と400以上も増加しました(うろ覚えですが)。当時の初期レートは2424なので、大分下の方ですが、当時はそれこそ「カエル積み」の初心者をはじめ1400台のぷよらーもそこそこいて、今と比べると恵まれた環境だったなと思います。ここまでくると、もう初心者の一番苦しい時期は脱したと言えると思います。


2.4 ぷよぷよ界隈に入り、初心者大会に出るまで

 先ほどまでで初心者の一番苦しい時期は脱しましたが、もう少し先のステップまで書いてみたいと思います。その後、ぷよぷよは緩やかに上達し、とこぷよでは12~13連鎖組めるようになり、対人戦でも10連鎖以上が組めるようになりました。初手回りのパターン化も4手目を見て3手目を置く場所のパターン化まで習得しました。

 しかし、ぷよぷよはかなりのプレイ時間を重ねてたものの、ぷよぷよ界隈に本格的に入ってはいませんでした。大会には出たことが無く、ぷよらーとの交流もしたことがありませんでした。そんな中、2019年のSEGAぷよぷよ公式大会を見て、よりぷよらーに興味を抱くようになり、何人かのぷよらーの配信に入り浸るようになりました。Twitterを始めてSNSでもぷよらーとつながるようになり、本格的にぷよぷよ界隈に入る事が出来ました。そして、配信しているとあるぷよらーが開催する初心者大会に初めて参加する事が出来たのです。

 ぷよらーと交流できるようになり、大会や配信上での対戦を通じて自分のぷよを始めて他の人に見てもらう機会が出来ました。そこでみんなに言われたことは「形は綺麗だから、後は速度を身に着ければ伸びる。」という事でした。とはいえぷよぷよで速度を上げるというのは非常に大変な事でした。ぷよぷよというゲームで速度を上げるためには、形の知識・とこぷよ力・判断力・アドリブ力・操作力、、、ありとあらゆる能力を底上げする必要があるからです。これに関しては、前に記事を書いたので詳しくはそちらをご覧ください。

 ぷよぷよキャンプ→https://puyo-camp.jp/posts/149228

 それでも、ぷよらーとの繋がりや大会への参加でぷよモチベが高まっていた僕は、速度を磨くために再びレート戦に鬼潜りするようになり、土台以降の速度も上げる事が出来たのです。それにより、PS4ぷよぷよeスポーツのレートで2000→2300へと急成長を遂げる事ができました(Switch換算で2300→2600)。自分にとって第二次成長期でした。CPUの通常サタンにも勝てる事ができ、ついに本格的に初心者を脱する事が出来たのです。



3.ぷよぷよ初心者へのアドバイス

 この章では、自分の経験を踏まえ、これから初心者脱却を目指すぷよらーへのアドバイスを書き連ねてみたいと思います。

3.1 右回転と左回転を使い分けよう

 まず前提として、ぷよぷよ上達に近道はあるかもしれませんが、モチベさえ続けば最終的に初心者脱却へとたどり着くが出来るので、基本的にはどんな方法でも好きな方法を選んで大丈夫だと思います。唯一、これだけは早めに直した方が良いという点が一つあります。それはぷよを横置きする際に右回転と左回転の両方を使い分けられるようになる事です。もし右回転だけ(あるいは左回転だけ)しか使えてない人は、今すぐ左回転と使い分けられるようにした方が良いです。僕の友達に右回転だけしか使えない人がいて、それが癖になって直せなくなっている人がいました。この癖は後になるほど直しづらくなるので早めに直した方が良いです。例えば、下の赤青のツモを、赤を2列目・青を3列目の横置きしたい場合は左回転1回で置きます。赤を4列目・青を3列目の横置きしたい場合は右回転1回でぷよを回転させます。これを左回転3回で置いている人は、是非この機会に直しちゃいましょう。


 ぷよの置き方に関してより詳しい記事は、プロぷよらーのdeltaさんがまとめてくれています。
 
  ぷよぷよキャンプ(縦置き)→https://puyo-camp.jp/posts/173991
  ぷよぷよキャンプ(横置き)→https://puyo-camp.jp/posts/174764


3.2 お気に入りのぷよらーとお気に入りの連鎖・土台を見つけよう

 ぷよぷよを始めてゆっくりと最大5連鎖くらいが組めるようになった頃の人へ。なんでもいいので自分が極めたいと思う連鎖・土台を見つける事がおすすめです。先折りGTRでもいいですし、階段積みでも、fron積みでも弥生手順でも良いです。自分が極めたいと思える、モチベが出る事が大事だと思います。例えば、先折りGTRは一番使用率が高く、教材が沢山あるので極めるのに便利だと思いますが、先折りGTRにいまいち魅力を感じない場合は、他の連鎖で問題ないと思います。初心者を脱却して、自分の土台に限界を感じ壁にぶつかったら、その時新しい土台を取得する事はそんなに大変ではないからです。

 そして、誰かお気に入りのぷよらーを見つける事は上達に大きく良い影響を及ぼすと思います。僕は初心者の頃、ALFさんとTomさんが好きで、ACぷよ通S級リーグの試合を何度も繰り返し見返しました。推しぷよらーがいる事は、ぷよぷよ動画を沢山見る事にもつながりますし、長期的なモチベを大きく左右する重要な要素だと思います。


3.3 初手回りをパターン化しよう

 次に、カエル積みや階段・速攻使いに勝てない、という最初の大きな壁を乗り越えるために、初手回りのパターン化をおすすめします。まずは、初手と2手目の7パターンの置き方を考えるのが良いステップです。全消しであるAAAAを除くと、AAAB、AABB、AABC、ABAA、ABAB、ABAC、ABCCの7パターンがあります。7パターンの1手目2手目をそれぞれどこに置くか決めて、それをなるべく速度を出して組めるようになるまで練習するのです。

 これだけで、大分序盤の速度が出せるようになります。始めは、どうパターン化して良いか分からないと思いますので、初手回りの手順に関する記事や上級者たちの試合の動画を見てそれを参考にするのが良いと思います。例えば、先折りGTRなら「GTR 初手」や「GTR パターン」等と検索するといい記事や動画が出てくると思います。

 序盤の7パターンをパターン化してある程度組めるようになったら、次のステップです。次は3手目を見て場合によっては2手目の置く場所を変える、という事にチャレンジしてみましょう。ぷよぷよは現在のツモとネクストのツモの両方を見て、現在のツモをどこに置くかを素早く決める、という判断を繰り返すゲームになっていきます。なので、例えば先折りGTRならAAABだから毎回12→3縦と思考停止で組むのではなく、例えばネクストがBBだったらABは2縦してBBを1縦してGTRの中を完成させる、といった分岐を覚えるとより効率的にぷよを捌けるようになります。

 ここで大事なことは、3手目を見て1手目の置き方を変える事はしない、ということです。実戦の速度では、ネクネクを見て現在手の置き方を変えるのは基本的に間に合いません。あのmomokenさんですらネクネクを見て現在手の置き方を変える事はしていないとおっしゃっていました。なので1手目の置き方は2手目が見えた時点で決めてしまいます。また、とこぷよシミュレーターのデフォルトではネクストぷよは2組(ネクスト・ネクネク)見えるようになっていますが、これは毎回開始する際に1組に設定変更する(ネクネク表示をオフにする)事をおすすめします。僕は初心者の頃、とこぷよでは大連鎖が組めるのに実戦では組めないという経験をしていますが、その原因の一つがとこぷよでネクネクを見て現在手を変える組み方をしていた事にありました。


3.4 レート戦が勝てないなら、しばらくはCPU戦で練習しよう

 ここまでできれば、後はひたすらとこぷよと実戦(CPU戦やレート戦)を繰り返すことで、徐々に速度が出て、土台も失敗が減って安定して組めるようになっていきます。ただ、今は僕が初心者の頃(2014年)と違う点が一つあります。それはレート戦に初心者帯の人が全然いないという事です。例えば今のSwitchのぷよぷよeスポーツの初期レート帯には対人戦で8連鎖以上を組める人しかいないという情報がありました。これは、せっかくカエル積みや階段5連鎖に勝てるようになった人でも当分はレート戦では全く勝てない状況が続くという事を意味します。数か月~半年も全く勝てないレート戦に潜り続けるのは酷であり、せっかくのモチベがなくなりぷよぷよを辞めてしまう事にも繋がりかねません。なので、負けばかりでもレート戦が好きという人以外は、最初のうちはレート戦に潜らないことをおすすめします。

 とはいえ、とこぷよやシミュレーターだけだと、肝心の速度を上げる練習が出来ません。そこでおすすめするのがCPU戦です。CPU戦では相手の攻撃でお邪魔が降ってくるので、相手より先に連鎖を組んで発火する事が求められ、速度を上げるいい練習になります。CPUはキャラ毎に強さが異なります。はじめは一番弱いアリィ等を相手に戦い、勝てるようになったら、徐々に強さを上げていきましょう。一番強いのがサタン・ラフィソルです。高速で5連鎖以上を組んでぶっ放してきます。ゆっくりしか組めない初心者にとってはかなりの強敵です。僕もいまだに負けたりすることがあります。サタン・ラフィソルに勝つには、こちらも高速で6~8連鎖を作って相手の連鎖終わりの前に打ち返す事です。それが出来るくらい早く組めるようになれば、サタン・ラフィソルに勝てるようになったら、もう初心者脱却と言っていいでしょう。ぷよぷよeスポーツのCPUのキャラ別強さは、以下の記事が詳しいです。

 ぷよブロ!→https://puyo-euphonic.com/esports-tier-cpu
 しろまるライフ→https://shiromaru-life.com/puyopuyo-esports/


3.6 初心者のうちは何より速度が大事、凝視や中盤戦は後回しでOK

 中々初心者から脱却できないときは、中級者は凝視や中盤戦が出来るから、そういった技術が必要なんじゃないかと思う事があるかもしれません。しかし僕はいまだに凝視も中盤戦も出来ません。それでも現在Switchぷよぷよeスポーツで平均レート2700です。ここに至るまでに痛感したことは、ぷよぷよというゲームは、何よりもまず速度が大事、次に形の綺麗さが大事という事です。もちろん、凝視や中盤戦が好きで身に着けたいという人は、身に着けて問題ないです。先ほど言ったように、ぷよぷよの上達には決まった道があるというよりはモチベが続く方が大事なので、その時やりたいと思ったことをやるのが一番です。ただ、もし凝視や中盤戦を義務感で取り組まなくちゃと思っている人がいたら、それは中級者や上級者になってからで大丈夫です。凝視や中盤戦を意識する事でかえって速度が遅くなったり形が悪くなったりしたら、かえって勝率が悪くなってしまいます。初心者のうちは綺麗な形を素早く組むことを意識する事が一番勝率向上につながると思います。

3.7 ぷよらーと繋がり、初心者大会にも出てみよう

 最後に、ぷよぷよモチベをさらに上げるため、ぷよらーと繋がる事をおすすめします。Twitter(X)でぷよぷよアカウントを作り、ぷよらーをフォローして繋がってみましょう。また、お気に入りのぷよらーの配信を覗いてみましょう。そのうち配信中にコメントを打ってみたりするのも良いです。

 そして、もしぷよぷよ初心者向けの大会があったら、是非積極的に参加してみる事をおすすめします。僕も初めのうちは「こんなに下手なのに大会に参加していいのか?」と不安でしたが、大会開催者から「大会を開く人にとっては一人でも多くの人が参加してくれることはありがたいので、初心者でも気にせず参加して欲しい」と言われてから、色んな大会に参加する事になりました。大会ではあまり勝てはしませんでしたが、多くのぷよらーと交流するきっかけになり、ぷよモチベの向上にもつながってくれました。ぷよモチベさえあれば、初心者脱却は必ず出来ます。



4. 初心者向けアドバイスまとめ

・初心者脱却に一番大事なのはモチベ
 →好きな土台と好きなぷよらーを見つける事をおすすめ

・次に大事なのは速度
 →そのために初手回りのパターン化がおすすめ

・右回転と左回転の両方を使えるようにすると良い

・ぷよぷよシミュレーターはネクネク表示をオフにするのをおすすめ

・レート戦で勝てないならCPU戦がおすすめ

・Twitterや配信でぷよらーと繋がったり、初心者大会に出る事をおすすめ


以上長々と綴ってきましたが、やはり初心者脱却に一番必要なのはモチベです。そのため上達のためにすべき事よりしたい事をするのが一番です。モチベが下がるような事は極力避けるといいでしょう。そのうえで、自分の経験上、おすすめな事や避けた方が良い事を挙げてみました。初心者はぷよぷよが丁度楽しい時期と一番きつい時期の両方を併せ持っています。是非初心者時代を乗り越えて、末永くぷよらーとして居続けてくれる事を切に願っています。

 
作成日時:2026/10/11 18:09
カテゴリ
初心者向け
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