先日、おいうリーグのC級に参加されている二名の対戦を、無理を言って観戦させてもらいました。
第三者として参加することで、いくつか見えてきたことがあるのでそれを共有します。
■自分に合った型があり、それ以外の組み方をすると崩れやすい
ここでいう型とは、『先折りGTR(左)で連鎖尾は鍵』『平積みからの後折りGTR(右)で連鎖尾は雪崩』くらいのザックリしたものです。
初手、二手目などの手順に関しては組みたい形で決まっているようだったので、あまり考慮していません。
特徴的だったのが、先日の観戦で
お互いの持ち土台が左折りGTR 対 右折りGTRだったんです。
先に折り返しを作る1Pと、折り返し完成前に2~3連鎖を保持する2Pという、みていて楽しい対戦でした。
(結果は想像にお任せします)
さて本題ですが、対戦の中で持ち土台から離れることが何度かありました。
一番多かったのは右折りと左折りをスイッチする戦術でしたが、時にサブマリンのような形になるときもありました。
その際みていて感じたのは、
いつもと違う土台を使った試合は速攻や乱戦になりやすい傾向にあるということ。
恐らく、本能が組みにくさを感じ取り、出来るだけ早く勝負を決めたくなるのでしょう。
相手が普段と違う形を組んできたときは、速攻やつぶしに警戒しましょう。
■本線発火時の置き方に意識を向けるだけで結果が変わる
何とか発火色を積もることができた。
安心して発火したものの、折り返しで飛んでしまったり、気が付かないうちに得点が小さくなっていたなんてこと、あります。
自分でプレイしていると気づきにくいのですが、発火時に横に倒しておくだけで、おそらく赤ぷよ1個分は違う…なんて試合がいくつもありました。
イメージとしては、そのまま置くと2連鎖目が5連結だけど、倒しておくと9連鎖目が5連結になる以下の連鎖みたいなもの。
<2連鎖目が5連結でお邪魔ぷよ444個、31140点>
<9連鎖目が5連結でお邪魔ぷよ471個、32980点>
暴発は当然防がなければならないが、置き方一つでその後の戦況が大きく変わることもあります。
発火直前に、どうやって置くのが最適なのかを考えるべきだと感じました。
■人読みはそこそこにして、自分のスタイルを磨いた方がいい
連戦の醍醐味って、人読みにあると思うんです。
ある意味では、対戦相手を信じるっていうか。
「この人が連鎖尾ゴリゴリに組んだのだから、全部入ってるはず!」みたいな。
相手の画面を見てもよくわからないけど、大体の量的に11連鎖か12連鎖だろう、みたいな。
しかし、期待というものは裏切られるものです。
信じていた相手が折り返しで暴発(止めたわけではない)していたり、謎の単発を連続で打ってきたりすることもあります。
最後に信じられるのは自分と目の前のぷよだけ。
相手やツモに期待をするのではなく、与えられたぷよでいかに良い試合をするか、自分の技量を磨くことに注力したほうがいいです。
よくプレイ動画などで『来ない!来ない!来ない!なんで来ないんだよ!!!!クソツモがぁあああああ!!!!』という悲痛な叫びを見ますが、ツモはあなたに忖度してくれません。
来るはず、なんて期待を持つからイケナイのです。
初めから来ないかもしれないと考え、万が一引けなかった場合も『選択を誤ったか』くらいに考えておいた方がいいです。
そしてここでも、『本当にその1連鎖を伸ばす必要があったのか』を問うべきです。
無理に伸ばすことで、大連鎖を発火して気持ちがいいのはわかります。
しかし、伸ばさなくても勝利が固い場面で無理に伸ばし、結果として発火できなかった。
これでは宝の持ち腐れです。いや……豚に真珠です。
連鎖の大きさを求めるときは、勝敗を気にせずに伸ばせばいいです。
しかし、大事な場面であればあるほど、本当に必要な伸ばしかどうかを思慮すべきではないでしょうか。
もちろん、伸ばさなければ不利になる場面では無理をするべきです。
そうしてツモを引けなかった場合は、『判断は間違ってなかった』と胸を張ればいい。
それでは素敵なぷよライフをお送りください。
(果たしてこれは初心者向けなのでしょうか)