あの熱狂はどこへやら？？？～12月ぷよカップ参戦記～

おはこんばんちわ、Notchiです。

まず御礼、
12/15(土)に開かれたぷよぷよカップ2月大会に参加してきました。
まず最初に、大会を運営されたスタッフの皆様、同じリーグで対戦した選手の皆様に
この場を借りて御礼申し上げます。
自分が長年やっているぷよぷよが、昨今のe-sports化の流れに乗って
未だかつてない盛り上がりを見せていることにも、ただ感謝です。

が！今回の大会については残念な点がいっぱいあった。
前置きとしてお断り、
下記、前提として読んで下さい。炎上しかねないような意見をズバズバ言うので。

・私はぷよぷよにハマっている。
・e-sports化で界隈が盛り上がっていることは本当に嬉しい。
・一般に、期待が大きければ大きい程、反動で失望は大きくなる。
・本記事は全て私見である。

実際のところ、多くのプレイヤーが同じような意見ではないかと個人的には思っているので
「ドヤ顔で言いたいこと言ってるけど当たり前のことばっかじゃん」
「言われなくても企画担当は問題点分かってるでしょ(希望的観測)」
みたいなことしか書いてない気はしています。
ただ、某プロに「誰かにまとめて欲しい」と言われたのでまとめてみました。
後述しますが、プロの意見を企業が取り入れてるのか疑問を感じています。
ひょっとしたら、プロ契約があることでかえって企業との上下関係を意識せざるを得なくなり、
意見を出しにくい可能性もなくはない？？という憶測もあり、
アマチュアの一プレイヤーが臆せずズバズバ言うのもそれはそれでアリかなと思っています。



さて、本題に入る前に、
公式配信によるぷよぷよカップ10月度(前回)の対戦動画をご覧下さい。
再生開始位置は、プロライセンスをかけた準々決勝　fron vs 椎野　(敬称略)の真剣勝負です。
私もこの場にいましたが、鳥肌が立つほど感動しました。
fronプロ誕生に感極まって号泣する人もいました。
この会場の熱気、まさにスポーツと言わずして何と言う！？
こんなに人を感動させられるって、e-sportsスゲーーーと思いました(fronプロ誕生の補正もあるとは思うけど)

で、
本題：12月ぷよぷよカップの残念だったところ
一言でまとめると、盛り上げる気があるのか私には全く分かりませんでした。
まー世間がe-sportsの流れやしー、しゃーなしやっとくかー感が前々から漂っています。
細かい点をざっと挙げると
①大会を2日間に分けたこと
②初日に進行する決勝Tをベスト8までで中断させたこと
③2日目の現地観戦をなくしたこと
④初日の決勝Tを生配信しなかったこと
⑤初日の決勝Tの現地観戦すら非常にしづらかったこと
⑥プロ(競技者)の意見が通っていない雰囲気が見えたこと
⑦その他ちょこちょこ

①大会を2日間に分けたこと
　スムーズな運営を目的としていましたが、参加する遠征者の金銭的負担は増えましたね。
　(既にコミュニティを持つ学生らは、誰かの家に泊めてもらったり、助け合っていたが
　e-sports化で初めて興味を持ったような新規層にはそれは難しい話)
　まぁこれは運営のためなんでやむなしです。
　※参加者で、2日間になったおかげで助かったわ～という人がいたらコメント下さい

②初日に進行する決勝Tをベスト8までで中断させたこと
　プロライセンス獲得はベスト4以上に入賞することであり、
　ベスト8までで中断させる意図、メリットが見えない。
　未取得者が仮に遠征者で、プロライセンスのかかった試合のために宿泊し、
　翌日初戦で負けたらプロトナメへの参加資格ないから即バイバイ？？？

③2日目の現地観戦をなくしたこと
　先ほどの動画の通り、現地観戦あってこその盛り上がりです。
　予算の都合上大部屋を確保できなかった？？(個人的推量)
　あの熱狂にお金をかける価値はないと判断したのでしょうか。
　あと、せっかく買ったプロ選手応援うちわは、自宅PCの前で使うのでしょうか。
　日付変わって今日12/16の配信は果たしてどうなるでしょうかね。

④初日の決勝Tを生配信しなかったこと
　遠征できない人、抽選に漏れた人、就職とともに上京した先輩ぷよらーを応援したい人、
　素人の戦いを見たい人は全国にたくさんいます。
　例えば甲子園の試合(プロになれるか人生をかけた青春の真剣勝負)で、
　新聞(公式Twitterによる呟き)で結果のスコア見るだけで
　うおおおおおおおおおおおおスゲーーーーーーって、ならないと思います。
　配信機材の手配、ひな壇等の設営の予算(以下略

⑤初日の決勝Tの現地観戦すら非常にしづらかったこと
　予選で使った対戦台及びモニターのレイアウトを変えただけで、大画面への投影なし。
　模造紙のトーナメント表が小さくて選手名が見づらい。
　対戦画面が選手の頭や人だかりで見えづらく、音声(連鎖ボイス)も聞こえない。
　さらには、実況解説もおらず、司会進行が黙ると会場はとても決勝Tとは思えない静けさになった。
　ハッキリ言って、さっさと帰った後に結果のツイート見るのと大差ない。

⑥プロ(競技者)の意見が通っていない雰囲気が見えたこと
　上記のことは、別に私なんかがわざわざ言わなくてもプロも同じことを言うはずだと思うので。
　もしその上で、上記を全て覆すような、なるほど～～～～そこまで考えてたのか！と
　納得できるような戦略の元での企画・運営であったのであれば、スーパー土下座します。

⑦その他ちょこちょこ
　・大会参加受付で、後ろの列の人に聞こえるような声で身分証明書の本名を読み上げないで欲しい。
　　何のためのハンドルネームなのか、そもそも素人の個人情報を集める意図がよく分からない。
　　気にしない選手もいるが、私は偽名でTwitterをやっているのでとても気にする。
　・予選ブロックを増やすという噂あり
　　ハイパー検討して下さい。



最後に、
セガゲームス様には、ぷよぷよでe-sportsを牽引するような存在になって欲しいと
切に願っております。
何人かのぷよキャンユーザーも指摘していますが、
セガゲームス様の"ぷよぷよe-sportsをこうしていくんだ！"という方向性は見えてきません。
まずは、本日12/16の配信と、それを踏まえて次回どうするか、動向を見守ろうと思います。

以上、大人の事情も知らずに偉そうなこと好き放題言って申し訳ありませんでした。