・はじめに
この記事はnona積みガイド第二部になります。nona積みの基本的な形については①をご覧ください。
①はこちらです!→
nona積みガイド①〜基本形〜
③はこちらです!→
nona積みガイド③〜戦略〜
④はこちらです!→
nona積みガイド④〜速攻と崩し〜
この記事では、nona積みを狙う上で覚えておくべき形や注意すべき手順を初手別にまとめました。
この記事で紹介するのはあくまでも一例ですので、是非みなさん自分でより良い手順を見つけてみてください!!
では始めます!
・基本的な考え方
この記事のnona積みの初手では、2-4列目の横3を優先的に狙っていき、折り返し部分は基本的にはゾロ待ちになります。ゾロが来ないと折り返しに千切りが発生するため、ゾロが来たら
最優先で56に寝かせましょう(全消しを逃しそうなら一瞬手を止めてネクネクを見るのも大事です)。
上図を例にとると、基本的には
①ゾロが来るまで56列目を空けておき、2-4列目の自由度を活かしてツモをさばく
②ゾロが遅ければ赤+何かを5列目に立て、ちぎってでも折り返しに行く
というのがこの記事の初手からnona積みを狙う上での基本になります。
・千切りを減らすコツ
※少しマニアックな内容なので飛ばし読みでも大丈夫です
①で注意すべき点としては、青+何かを出来るだけ12列目に横置きするようにすることです。あまり2列目を高くしすぎると下図のように1列目が実質ゾロ待ちになってしまうことがあるため、気をつけましょう。
こういう形になってしまった場合、赤ゾロなどを臨機応変に1列目に入れて、下図のように展開して行った方いい場合もあるため、覚えておくといいです。
また下図のような展開もあります。こういった応用は色々ありますが、ぜひ色々と研究してみてください!
また、②からでも千切りを減らせるパターンは一応あるため紹介しておきます。
・AAAB
2-4列目の横3の部分を先に揃える置き方です。AABBの次にnona積みが狙いやすい初手じゃないでしょうか。
右折りのnona積み以外に、右折りの後折りGTRと左折りの宇宙も狙える面白い初手です。たまに右折りのGTRにもなります。
AAABABの時は図のようにおいて、左折りの宇宙へ。
AAABAAの時は上図のように置いて、
同色nona積みを狙うのがおすすめです。ここからの派生形としては、以下のようなものがあります。
他にも色々ありますが、基本的な考え方はnona積みと同じです。
④派生形でも詳しく紹介するつもりです。
また、以下の置き方も扱いやすいです。
この場合、基本的には右折のデルタルーンを狙っていきます。連鎖尾の考え方はnona積みに似ていて慣れれば扱いやすいです。
左折やリバシっぽい形も狙ええて、これだけで記事が書けるくらい面白い形です!
・ABAC
これも2-4列目の横3から狙っていきます。赤が遅い時は右折りのGTRにしてしまった方が良い時も多いです。
ABACの後にABが来た場合は、主に上の2通りの捌き方があると思います。上のパターンでは宇宙、右折りの平積みっぽい形、
縦2nona積み(ここでは説明は割愛しますがなんとなく分かりますね)の3種類見えますが、いずれにせよ青黄色がくるとベストですね。
下の形はそれと比べて比較的なんでも受けられます。筆者の場合、青黄色が見えていない時はこの置き方にしています。右折りのサブマリンや新GTR、フキゲンGTRにするか、左折りにすると良いですね(下図)。
また、少し難しいですがABACCCが来た場合は少し置き方を変えて下図のように折り返しを作りに行った方が良いと思っています。
・ABAC
AABCに関してはこの2種類の置き方が候補として考えられます。右の置き方は宇宙などの左折りを見ることができますが、少し難しいため、筆者としては左の普通のくま積みの方をおすすめします。
青ゾロなどが来たら左のようにL字にして後折りGTRを狙うか、右のようにして縦2nona積みや平積みを狙っていきましょう。
・AABB
AABBの基本的な置き方は上図になります。もっともnona積みが狙いやすい初手だと思います!
これも右折りのnona積み、後折りGTRなどを狙っていく置き方です。
筆者はAABBBCが来た時は図のように青ゾロを34列目にして青黄を2列目に立てていますが、青ゾロ23列目でも十分捌けるため、気にしなくても良いかもしれません。
他にこれらも良い置き方だと思います。左は先折nona積みが狙いやすく、ツモ次第で普通のサブマリンや先折GTRなんかにもできます。
右は後折nona積み・先折nona積みを両方見ることができる置き方で、扱えると面白いです。
・ABAB
nona積みを狙うのは難しいです。
良い置き方があったら教えてください!
ちなみに筆者は下図のように置いていますが、難しすぎるためおすすめはできません。
・先折りについて
これらの初手は先折りでnona積みを狙う際の置き方の一例です。
先折りの特徴としては、折り返しの千切りがなくなるため、形は安定しやすいです。ただ、折り返し→横3部分→縦3部分という順番で狙っていくことになるため、かなりツモが良いか千切りを増やさないと縦3部分は組めないことも多いです。先折りの手順で組む際は縦3にはこだわり過ぎず、臨機応変に後ろの形を作る力が求められます。
また、普通のサブマリンを併用すると安定します。
・まとめ
ここまでnona積みを狙う初手を色々と紹介してきました。初中級者の方にはとても難しい置き方だと思いますが、焦らずにじっくり練習してみてください!
また、最初に書いた通り紹介した置き方はあくまでも一例です。ぜひ自分なりのnona積みを研究してみてください!そして、良い置き方を見つけたらぜひ筆者にも教えてください!!