格上といっても千差万別だけど、とりあえず知ってるぷよらーの中で一番強い人想定。
まず一番大切なことは、「何をしても基本的に不利」ということ。
・ちぎりの有無や迷いの量によるツモ差
・判断速度と判断精度
・凝視頻度と凝視精度
・形の良し悪し
・飽和火力
・セカンド成功率とセカンド火力
などなど。これらの分野で一つでも格上に勝るのは相当しんどい。それを誤魔化す為に必要なことは何か。
1.連鎖尾を崩して中盤戦をする。
まず、中盤でまともに戦う為にはリソースの差があっては話にならない。なので連鎖尾、つまり土台を崩して戦う。連鎖尾の大きさは先折後折などで変わるけど、最低でも5手程度は使われていることがほとんど。つまり、連鎖尾を消費して中盤戦を戦えば最大で5手分くらいのツモ差がごまかせる。
デメリットは、当然本線火力が落ちる。ただそもそも飽和火力で負けているから、自分の本線を気にする前にまず相手の本線火力を削って自分の最大飽和火力まで落とすことを考える。
2.相手の攻撃を受けてカウンターを仕掛ける
ツモ差を埋める為にカウンターを活用。具体的には、おじゃまぷよ12個未満の攻撃は全て受ける覚悟を決める。お邪魔12個未満であればだいたい連結2連かイバラ、つまり4手ほどのツモ差が埋まる。実際はおじゃまが降る時間があるので3手くらいだけど、とりあえずそういった小さな攻撃を受けないとツモ差が埋まらないので受ける。
3.こちらから早めの中盤戦を仕掛ける
時間が経つほど自分の迷いとちぎりのせいでツモ差が開くから、ツモ差が絶望的になる前に仕掛ける。仕掛けは1段以上降らせる火力のイバラや、2連鎖トリプルなどの強力なものにする。相手は発火色が引けなければ負け、という状況に持っていけるのは大事。
また、こちらから一方的に強力な手を押し付けるというのは判断能力や凝視能力の低さを誤魔化すことにも繋がる。
ツモ差をごまかし切れればとりあえず戦いが成立しているように見せかけることができるから、まずはそこから。