※この記事はメモみたいな記事になりますので、急に消えたり内容が変わったりする可能性もあります。
【少し見える世界が変わって何かを掴めるかもしれない実験】
凝視のとっかかりになってくれるかもしれない実験です。
実験なので、これやると凝視上手くなるよ的なものでありません。
●実験対象者
・凝視がほぼ出来ない人or全く出来ない人
(必須)
・レート2500以上くらいの実力(推奨)
・何のリターンもない可能性があるのに協力出来る広い心
(必須)
上記に該当する人であれば
どなたでも実験参加OKなので、是非ふるってご参加下さい♪
●実験に必要な物
・2~3時間くらいの時間
・30戦
全敗する(レートが落ちる)覚悟
・何の成果も得られず3時間無駄にする可能性を受け入れる勇気
●実験手順
1.リプレイの保存枠を30戦分あけておく
2.以下の手順で対戦を行う
2-1.対戦相手は誰でもOK、潰しをガンガン撃ってくるような格上だと色々と都合が良い
対戦は
勝ち負けを絶対に意識しないこと
1ミリも勝とうとしてはいけない、勝ってしまったらやり直しになると思って挑むこと
勝つつもりなかったけど対応したり本線撃ったら勝っちゃったみたいなのはしょうがないのでOK
人によってはわざと負けているように見える可能性がある為、その辺気にするなら失礼を感じさせる前に対戦相手が代わる野良か、事前に連戦する対戦相手に「今こういう実験をやっている最中なんですが~」と了承をもらっておくといいかも
格上だと都合がいいのは、負けて当然(わざと負けてるようにも見えにくい)で、なおかつ相手のプレイが上手いからです
2-2.対戦が始まったら土台完成までは普通に組み上げ、土台が完成するくらいの時に一旦手を止めて相手をじっくり確認する
この時確認する項目は以下のこと
・相手の
形、どういう土台で何連鎖くらいあるのか
・相手の
連鎖の頭の状況、どこから発火するのか、すぐ発火出来るのか
・本体の
連鎖が繋がっているのか、キーぷよがあるのか確認
・
副砲の有無、この辺使ってダブルとか打ってきそうとか、明らかに本戦と別に作ってる副砲があるとか
2-3.以降は2手置くごとに2-2と同じ項目を全て確認していく
確認するごとに上記全部をしっかり把握出来るのが望ましいが、ある程度雑でもOK
相手を見る時間の目安は2~3秒くらいか、その辺はお任せ
最初のうちは時間制限なしにしっかり全部確認していく意識を持ってのぞみ、慣れてきたら少し雑にしていく感じにするといいかも
また、『タン、タン、みぃ~……る、タン、タン、みぃ~……る』みたいなリズムで出来ると良さそう
『形、頭、繋がってるか、副砲』と唱えながらやってみると多少頭が整理しやすいかも
呪文みたいに『ケイ、トウ、ハン、プク(形頭繁副)』にすると唱えやすいかも
慣れてきたら『8連、あの辺、繋がってる、無し』みたいにアンサーだけを口にしてみるとか
おすすめの呪文は「ケイトウハンプク負けていい」、これを相手をみる毎に口にしながらやる
とにかく、確認が
雑になっても間違っててもいいから『2手置いたら相手を確認』は
必ず実行すること
また、
負けていいんだというのをしっかり心に刻んで
焦らずやることと、自分の連鎖もちゃんと作る努力はすること
2-4.相手が連鎖を発火させる音が聞こえたら、上記制限は解除して自由に立ち回ってOK
対応に成功するなどして対戦が続いた場合は、2-3に戻って『タンタン見~る』を再開する
2-5.負けた試合をリプレイに保存する
勝った試合は絶対リプレイに入れちゃダメということでもないが、出来れば勝った試合はノーカンにして欲しい
20先の連戦して10回リプレイ取れたら後は好きに対戦して終えるみたいにしてもOK
こんな感じの対戦を繰り返し、リプレイが10個たまったら手順3へ
3.リプレイが10個たまったら、1個ずつリプレイを確認していく
その際意識することは下記の通り
・基本的に相手の積みをずっと見ていく感じで、相手の積みを予想していく
一度やった試合なので予想もクソもなく正解知ってるはずだけど、こういう風に積んでいくんだろうなってのを考えながら見る
・さらに、自分で試合中確認していたものが合っているのか答え合わせをする
見落としがあったとか、見間違えていたとか、そういうのを発見していく
・出来れば、このタイミングで2ダブ撃てば勝てたんじゃね?みたいなものや、こうだから負けた、こうすれば勝てたみたいなのも見つけていく
自分の形がグダグダのはずなので勝てたもクソもないだろうけど、自分が綺麗に組んでいたことを想定して妄想の中で相手を倒してみる
『ここで3連撃ってくるから本戦で対応すると負ける、だから自分も2ダブや3連以上を作って対応して~』みたいな感じ
相手の積みを予想しながら見ているはずなので、相手が3連撃つ前に察知出来れば尚良し
そういう風に
「ここ見てなきゃ負けるわ」みたいなのを発見していく
・10個あるのでそんなにこだわらなくても良いし、基本は等速でざらっと見る感じでOK
ただ、考えが追いつかないとかであれば1/2倍速とかにしても全然OKだし、こだわって巻き戻したり一時停止とかしてもOK
もちろんこだわった方が効果は出ると思うが、分量が多いのでその辺は自分の都合と相談
出来れば10回中1,2回くらいはこだわってじっくり見て欲しい感じはする
4.リプレイ10個確認したら1セット完了
1セット完了したら、また手順2に戻る
これを3セット行う
つまり、
計30回試合に負け、そのリプレイ確認を行うことになる苦行
ちなみに、先に30試合やって一気に30個リプレイ確認するのは
絶対NG
それをやってしまうと実験にならないので、やってしまったものは実験対象外として破棄
必ず10試合(負け試合10)→10個のリプレイ確認の順番で3セット行うこと
5.3セット終えたら、最後に普通に10試合(以上)対戦を行う
この際、今までやってきたことは全て忘れてOK
何も気にすることなく、勝ちにこだわって1試合1試合落ち着いて勝とうとすること
最低10試合なので、別に20試合やってもOK
この10試合が終われば実験手順終了
●実験結果報告
出来ればこの項目を見る前に、まず実験を終わらせて欲しいです。
理由は、どういうことを目指してやっているのか予め分かってしまうと実験中にその意識が混ざってしまい、余計なバイアスがかかってしまう可能性があるからです。
とは言え「目的も分からずに実験なんか参加出来るか!!」っていう人も当然いると思いますので、そういう人は見てしまっても構いません。
出来れば~ということで。
↓ ↓ ↓
1.実験手順5で最後に10試合行った時に相手の形が気になったり、今までにない『何かヤバそう』みたいな不安や危険を感じたかどうか。
更に、不安を感じて(以前より)相手を見るようになったかどうか。
また、相手を見た場合はどんな感じで(どれくらいの頻度で)見るようになったか。
2.実験手順2-3で試合中に相手を見ている時、相手を見て把握する時間が1セット目と3セット目で短くなったかどうか。
また、実験手順3でリプレイを確認中『試合中自分で確認したものとの答え合わせ』を行った時、1セット目と3セット目で正答率が上がったか、試合中の確認ミスが減ったかどうか。
3.その他、実験をやってみて感じたことをいくらでも。
どの程度丁寧にやったみたいな実験手順の様子を書いて頂けると有り難いです。
あと、この辺が大変だったとか最初は全然見ることが出来なかったみたいな状況や感想なんかも是非。
意味ありそうとかなさそうとか、こうした方がいいんじゃないかとか、これは無理!とか何でもOK。
これらを是非この記事のコメントに書いて頂けたら嬉しいです!
別に忖度はいりませんので、感じたことを正直に書いて頂けたらなと思います♪
どんな結果であれ、書いて頂いた物は私はもちろん後続の人の助けにもなりますので><
●実験の目的
出来ればこの項目を見る前に、まず実験を終わらせて欲しいです。
理由は上記と同じです。
↓ ↓ ↓
実験の一番の目的は
『自分の知らない危険を知ること』です。
なので、結果報告1で「何かヤバそう」という不安を感じることが出来たら実験成功です。
そう感じてもらう為の実験なので。
自分の知らない危険というのは具体的に
相手が2ダブ持ってるとか
5連鎖くらいすぐ打てるとか、そういう状態を指します。
仮に相手が2ダブ持ってるのに対応する手が本線しかなければ、本線撃たされて、伸ばされて負けになります。
相手が撃ちたそうな5連鎖持ってるのに4連鎖撃っても不利になるだけです。
自分は本線しかないかつ相手が2ダブを撃てるという状況は、
即負けに繋がる大変危険な状態なのです。
凝視の出来ない人は自分の連鎖で一生懸命なので、そういった危険な状態があることを知りません。
でも、自分が知らないだけで
即負けになる状態は確かにあるのです。
それを知ることがこの実験の目的になります。
実験手順の過程でリプレイを確認している時に『ここで撃たれたら負ける』みたいなことを確認していったはずなので、この実験を通して『相手の状態に危険があること』は知れたと思います。
私が問題にしているのはその先のことで
『そういった危険があるということを知った時、その危険に自然と注意が向かうかどうか』がこの実験で知りたいんです。
なので実験報告1で『最後の10戦で相手の形が気になった』という結果になれば、実験は成功ということになります。
逆に実験通して最後に10戦やっても、以前までの自分の形で一生懸命な自分と何ら変わりが出なかったら実験は失敗です。
まあ、失敗したからと言って実験に参加したことが完全に無駄だったとはあまり思って欲しくはないですけれども。
先述した通り
相手にどういう危険があるのかとか、
相手をどういう風に見るのかというのは新しく経験して理解したはずなので、それを大切にして下さい。
何故『その危険に自然と注意が向かうかどうか』が大事なのかという説明をします。
それは
『今まで普通に戦っていても得られる凝視の経験値が0だったと思いますが、それを1にしたかったから』です。
自然と相手の形に注意が向かうようになれば、今後の対戦でも何かヤバそうな気配を感じたら相手を見ようとはするでしょう。
その際、相手の状態を見切れるかどうかは二の次です。
とりあえず見るという行為をしなければ、この先も凝視の経験値は0のまま積まれることはありません。
しかし、相手の状態を見切ろうという意志を持って相手を見るという行為をしさえすれば、例え相手の状況が見切れなくても『
どうやれば相手の状態を見切れるようになるだろう』ということは考えるようになるはずです。
そうしなきゃ負けるって今回の実験で理解したはずですので。
私は以前
凝視について考えたことを記事にしましたが、
結局は自分で効率の良い凝視を体得していくしかないのです。
最初から相手を見て相手の状況を上手く把握するなんて無理に決まってます。
この実験をやった最初の1戦目なんて苦労したことでしょう。
凝視には
見るタイミングと見るポイントのコツがある(と私は考えている)のです。
それを体得する為には、とにかく
どこをどうやって見ればいいのか、自分で考えていかなくてはなりません。
それをこの実験過程でもやってもらいました。
リプレイ確認した時に答え合わせをやったと思いますが、正答率は上がっていったはずですし、凝視にかかる時間も短くなっていったはずです。
そうやって凝視の経験値を積んでいって欲しいのです。
今後普通に対戦をしていく時に相手の状態が気になって見るという行動に出れば凝視の経験値は積まれます。
そうなって欲しいからこの実験をしましたし、実験手順の最後の10戦でそうなっていたら実験は成功なのです。
なので、もちろんこれで仮に
「多少は把握出来るようになったけど、実戦じゃまだまだ無理だわ」って感じても実験成功です。
実戦で無理なのはまだ実用レベルに技術が完成していないというだけで、割と当たり前です。
たったこれだけの行程で凝視の技術を習得できるほど簡単なものではないと思います。
これから対戦をこなしていく上で相手を見て、より効率の良い凝視を体得していって下さい。
今回の実験のように2手おきに見る必要はないと思いますし、
形まで全部把握する必要もないと思います。
かといって全く見ないでいると『相手の積んできた過程』が頭にないので、急に凝視が必要になった時に相手を把握するのにめちゃくちゃ時間がかかることになってしまうでしょう。
なので、序盤のタイミングでも少しは見ておく必要があると思います。
今2ダブ飛んで来たらやばいと思ったら2ダブがあるかの確認だけすればいいと思いますし、2ダブがあるかどうかだけの確認ならそんな時間はかからないと思います。
こうやって「こんなに見る必要ない」「これは見てないと負ける」みたいに、
負けない為の必要最小限の凝視を
ご自分の感覚で身につけていって下さい。
逆に実験結果報告1で不安や危険を全く覚えず、今までの対戦と何ら変化が出なかったという場合は当然実験失敗です。
個人差かもしれませんし、手順があまりに適当だったのかもしれませんし、量が足りないのかもしれませんし、私の考えたやり方ではダメということなのかもしれません。
時間を使って頂いて協力して下さったかたにごめんなさいしながら、何も変わらなかった人の話を良く聞いて、何がいけなかったのか(私が)考える必要があります。
ところで、
まだ自分の連鎖が完璧ではないのに凝視に取り組むのは早いとか生意気みたいに思う人もいらっしゃると思います。
私も半分はそう思います。
凝視に取り組む為にはある程度の連鎖への理解と下地が必要だと思いますし、自分の連鎖がガタガタなのに凝視に取り組もうとしているのであれば「ちょっと待って」って思います。
ただ思うに、恐らくですけれども今の中級者~上級者くらい実力がある人は凝視が出来ないから上級者になりきれないってだけで、
凝視が出来る下地はあると思うんです。
というのも凝視を初めて習得した人、20年前くらいのくまちょむさんなのかどうかは知りませんが、当時のその人は今の中級者~上級者ほどの連鎖力はなかったと思うからです。
現代のぷよは当時と比べれば相当洗練されているので、昔のぷよを見ると「こんなんなんだ」と思うことが結構あります。
なので当時の凝視出来たてのぷよらーと今の中級者~上級者が戦えば、普通に後者が勝つんじゃないかと思うんです。
であれば、凝視が出来るだけの下準備はとっくに整っていて、後はキッカケ(やり方)を掴むだけで出来るようになるんじゃないのかなと思いました。
別に手を止めたっていいと思うんです。
現代の上級者の戦いを見ても、画面上部で戦っている時なんかは手を止めて相手の盤面を確認しながら対応手を考えている場面をしばしば見かけますから。
別に手を止めることは何も悪いことではないですし、それイコール負けになることもないはずです。
むしろ、
相手の盤面が見えていないイコール負けになることがあるんだから、それをケアしていった方がいいと思います。
悪いのは
手を止めて相手の盤面を見たところで何も分からない(長時間相手を見てしまって対応が遅れてしまう)ことなので、それが瞬時に分かるように訓練しようという話です。訓練しないと中々伸びませんので。
という訳なので、まずは
「負ける原因は自分の形(がひどい)って所にもあるけど、相手の形にもあるんだよ」ということを知りましょう。
それを知ることが出来たら、恐らく相手の状態に不安が行くようになると思います。(この実験の目的)
相手の状態に不安が行くようになれば自然と相手を見る意識は出来るでしょうし、相手を見るようになるでしょう。
相手を見るようになれば、後は『見るタイミングと見るポイント』を自分用に洗練させていき、短い時間で効率良く相手の状況を把握する技術を確立していきましょう。
この実験がその連鎖のキッカケになってくれることを願っています。
ちなみにですが、実験結果報告2は割とどうでもいいです。
大小は知りませんが、1セット目と3セット目で相手を見ることにかかった時間は短くなって当たり前ですし、正答率も上がって割と当然だと思います。
これが短くならなかったという報告は、まず適当に実験をやっていないかどうか、実験もやらずに適当に書いた嘘の報告かどうか疑って良いレベルだと思ってます。または、実際は短くなっているのに本人がそう感じなかっただけか。
ネットで不特定多数相手にこういうのやるにはある程度信憑性の有無を判断出来る材料があるといいなと思いました。
せっかくやって頂くからには実験成功にしろ失敗にしろ、実のある成果が欲しいので。
そうしないと協力するためにちゃんとやって下さったかたに申し訳ないです。
あと、万が一短くならなかったというガチめの報告が多くきた場合に、何か考えなくちゃいけないと思いました。
Q.お前何でこんなことやってんの?
A.個人的な興味です。
あと、もしもこの実験が成功したら多少凝視習得に対する攻略法が見えてくる感じがしてくるので、多少は後進の役に立ってくれると思いました。
Q.てめえでやれ、人を使うな
A.私はほぼ見る専なので残念ながら実験をする条件としては不適合なのです。
それに一人の成果だけでは(しかも発案者自身の)有用性が判定できないと思いました。
なので「暇だしやってもいいよ」という条件適合者の厚意に甘えさせて頂いてます、すいません。