よく漫然と事をこなすことはよくないといわれます。(本投稿は一応どの実力層にも当てはまると思いますが一応初心者向けです)
ぷよに限らずスポーツでもそうですし、勉強でもそうです。
スポーツを例に・・・しようとおもったのですが、ぷよらーはks陰キャの運痴くんしかいないので(クソ偏見)(クソ発言) ここでは勉強をたとえにしたいと思います。
「今日は2時間数学を勉強しよう!よーし頑張るぞー」と考えて勉強したとします。この目標立てでやった場合、
一時間半くらいで「だりーわー、めんどいわー」「あと30分もやるのかー」となり
「1時間40分やった・・・まあこんなんでええやろ!」までの流れが目に浮かぶようです。
これの何が悪いのかというと
「わからない、できない理由を探らず、ただ単に数をこなしているだけ」
「時間をこなすことだけにフォーカシングして学ぶ内容が茫洋としている」
ところにあります。
どちらも同じ時間やるなら、考えてやったほうがはるかに効率的です。
原始的ながむしゃらさは大事ですが、猿のように突撃して犬死するのは非常にあほらしいです。
いうなれば勉強ごっことでも表せられるでしょうか。
つまり正しく学ぶためには
「何を自分が習得したいか、具体的に考える」「習得するためにそれを妨げる要因は何か考える」
という考えるという行為をする必要があります。
そろそろぷよの話をしましょう。
まず習得したいことを考えましょう。
初心者なら土台の基本構成、簡単な折り返し構成、つまるところの連鎖の基本技術でしょう。
中級者なら大きく伸ばしやすい連鎖尾と本線の兼ね合い、折り返しにクッションをいれるなどの連鎖数をさらに大きくするための技術、簡単な対応などが考えられます。
それ以上は、凝視とそれに応じた本線技術、単発による相手への崩し、本線が間に合わないときのぶっ壊しができるような連鎖形づくり、などのような相手がいることを意識した技術の取得などでしょう、この辺は想像の域をでません。
次は技術習得の壁になりそうな要因探しです。
土台の基本構成なら、「ネクネクまでみていないために形が崩れたり余剰牌の受けができないこと」「スピードが遅いこと」
クッションなら「折り返しにクッションが入れられない形にしてしまう」「暴発防止のケアを忘れている」「クッションが入れられないツモでは無理やりいれようとする」
凝視対応なら「見ることに意識が行き過ぎて自分の連鎖が崩れる」「崩しにくい形でリカバーがきかない形にしてしまう」「思っていたより対応を大きくしすぎて本線負けするような対応を組んでしまう」「相手の単発に対応を撃たされて逆に相手に対応されてしまう」
もちろんこれらは一例でしかないので・・・これらの課題は他人に設定してもらうより自分で気づけるといいでしょう。
いい加減タイトルにも触れましょう。
これらの自己課題はとこぷよでもできますし、オンライン対戦でもできます。
ぷよぷよだけでなく、あらゆる物事においてそうですが
実戦というのは、己のプライドであったり、生活であったり、はたまた賞金であったり、自分の中で満たさなくてはならない絶対的欲求を賭けた場のことです
そういった場では自分の中のあらゆる知識、戦法を総動員し、ルールの範囲内ではあるが若干ダーティな手を使うなどと、何が何でも勝つ必要があります。
逆を言えばそういった場でなければ別に勝つ必要はありません。勝ちを目指すことは必要ですがそれは絶対的ではありません。
すべてをなげうってでも戦う場でもありませんし、実戦プレとしてオンライン対戦の場を利用するなら話は別ですが、負けても精神的肉体的に死ぬわけでもありません。
だってゲームですから。もし死ぬのならそれは遊戯王の闇のゲームでしょう
もし勝ちにしか価値がない(激うまギャグ)のならもはやそれゲームじゃないじゃんということです。
初心者の人の嘆きの投稿をみると大体
「勝てない」「だからモチベ下がる」
の文言があります。これは勝ちを前提に勝ちだけを目的にするから起こりうるのではないでしょうか。
考えてもみてください。
レベル3、ヒノキの棒を装備した程度の勇者では、バラモスどころかイシス周辺の地獄のハサミにすら勝てるはずがないんです。
運が良ければ相手の攻撃を回避してメラをぶちあてれば勝てるかもしれません。パーティメンバーがいるのなら毒針ワンチャンかけてもいいでしょう、あなたがTASさん並の運があるという自信があるのなら勝ちを前提に戦いに挑みましょう。
地獄のハサミに勝利できるようにするにはどうしますか?そうです、まずレベルを上げましょう、装備も整えましょう、奴は防御力が高くまた呪文で防御力をあげてくるという相手の特性を知り、それに応じた攻め手、ここでいうなら魔法による攻め手を考えましょう。
ぷよぷよならまずは基本的な連鎖力(レベル、装備)を上げましょう、安定して10連鎖くらい欲しいです
それができるだけの必要要素を考えましょう。ネットの海にいっぱい転がっていると思います。周りの人に聞いてもいいでしょう。
ただし「誰かが教えてくれる」「困ったらわからなかったらとりあえずネット見ればいい」などといった腑抜けた考えは捨てましょう。自分で考えて自分で動かなければ何にも身に付きません。
課題を設定しその達成を目標にしましょう。一回組んでみることに評価できる点、悪かった点を考えてみましょう。
単純な火力だけではゲームには勝てません、大きめの単発を撃って相手を組みにくい状態においこむ、逆に相手がそうしてきたら手早くリカバーするなどの魔法も覚えましょう。
適当に博打2ダブ速攻という運に身を任せた毒針攻撃は、DQではレベルがあがってもぷよぷよではいつまでたっても変わりません。
正直な話、年単位で継続してみても全く成長しない初心者を見ていると「この人普段の生活でもそうなんだろうな」と思います。根拠はここで述べた通り、考えるという習慣がない、考えることをなめている、だからステップアップの過程を想像できない、ということです。最初の例の勉強でいうなら「何時間勉強すれば〇〇受かりますか?」「この参考書どこまでやれば〇〇くらいのレベルできますか?」「〇〇(クソ広い漠然とした範囲)のやり方教えて」
などと平然とのたまうタイプだと思います。聞く側の立場からすれば「知るか、やれるだけやれ」「知るか、〇〇の問題やってどんくらいできたか把握して強姦県内の点数とれるまでやれ」「知るか、もっと考えろ」「すくなくとも今の君のレベルでは無理だな」と答えたくなるレベルです。
最後に:
課題達成することを目的にすれば勝ち負けはまず二の次になります。課題が達成できずモチベが維持できないのなら、
課題をさらに細分化する
課題のレベルを落とす
などして対応しましょう。試合に勝つことよりかは数段楽だと思います。
何か得たいものがあるのなら、負けることを前提に、課題を達成することを求めてみましょう。
負けてもなんも起こりません、オンライン対戦ならレートが減る程度です。
まあ運負けだったり自分のプレイがあまりにひどかったりすると萎えたりブちぎれたりはしたくなるんですが、そこは仕方ないね、自分のプレイがひどいって気づけるのは課題がわかってるということですから
ある程度のレベルになればただ勝つのではなくて、相手をコントロールして勝つことが目標になると思います。博打催促であったり意図しないぶっ壊れの勝利は例外を除けば全然うれしくないはずです。
というわけで
しっかり課題を設定してそれの実現にフォーカスするなら負けてもいいじゃない。
なんで勝つ必要があるんですか?
蛇足
たまに意気込みは?と聞かれて「ただひたすらに勝つ」と抜かすサルがいますが、真剣勝負の場で勝ちに行くのは前提みたいなものなのでずれてんなーとは思っちゃいますね。