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TGSを振り返って

by
macchakora1
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最初は、福島の若手ぷよらーのたつのこ君や、liesam君がジュニア部門でプロライセンスをかけた試合に行く場合や、福島ぷよの会のメンバーが行く場合は付き添いで行こうかなぁくらいにしか思ってなかったですが、初日は仕事で行けず、メンバーで行く人もあまり多くなかったので、今回は見送りかなぁくらいに思っていました。
ですが、福島esports協会の高橋さんなど、福島県内をesportsで盛り上げようと一緒になって取り組んでいる方々が、現地にいるのを知り、今こそ、ゲーム業界の勢いを感じる貴重なイベントなのではないかと思い、参加の重要度がMaybeからmustに変わりました。
そもそも、福島県内でぷよぷよイベントを開いてesportsを推進していく上で、本物をもっと生で観て、感じて、その感動を伝えていく必要があります。
だから改めて、こういう公式の場や、ぷよぷよ界隈の盛り上がっている場所にも、私自身どんどん出て行くべきです。

そんなわけで、TGS1日目が終わる頃(ぷよぷよチャンピオンシップの前日)参加を決めたわけですが、福島ぷよらーのkirinakaさんから、TGSに一緒に行くはずだった友人が急遽来れなくなったとのことで、チケットを譲っていただき、トントン拍子で参加準備が整いました!(運命的!)

結論から言うと、行って本当に良かったです。

午前中のぷよぷよチャンピオンシップ大会では、現在プロで活躍されている多くのプレイヤーを目の当たりにして、1ぷよぷよファンとして胸が躍りましたし、初めて参加したぷよぷよのイベントで気さくに話してくださったくまちょむさん、福島ゲーミングDAYで、福島に来ていただいたliveさんやfronくんをはじめとするプロの方々、飛車ぷよで拝見したプロの方々の戦いの場での「もう一つの顔」をみたようで、感動しました。

これを観戦して、僕の得るものは得たなぁ、この感動や熱気を持って帰ろうと、思っていたのですが、僕にはもう一つ大きな出来事が待ち構えていることをこの時は、全然考えていませんでした。

大会後、「よし、知り合いや、ぷよらーの方たちと交流して、ブースをみて、帰るか!」
そう思っていたところ、後ろから話しかけてくれたのが宇都宮対戦会でお会いした“はるさめさん”でした!

どうやら、茨城でお世話になった、お茶県さんやはるさめさんなど、知り合いのぷよらーは結構jesuのプロ争奪戦に参加されるとの事で、お二人に誘導してもらい、流れで出ることに。

今思えば、5月末のぷよぷよの国体が終わって以降、福島ゲーミングDAYのぷよぷよ大会運営や、県内でぷよぷよのイベントを企業さんと企画したり、専門学校さんとオープンキャンパスを行うなどしてきた部分で、ある意味裏方だけに徹していて、プレイヤーとしての牙が欠けてしまっていました。

jesu争奪戦予選。流れで出ることになったとはいえ、予選はチャレンジモード一回勝負。国体を思い出しました。スコアラーの有名な方や、東京近郊の強豪プレイヤーが集まっていて、福島の国体とレベルが格段に違いました。
でも、思い返してみると、チャレンジの練習を積んで、代表になるんだと意気込んでいた日々や、国体で新たな福島のぷよらーとも出会って、お互いに健闘をたたえて、今はdiscordとか、オフラインで会って笑いあえる仲間になった経緯があるので、国体にはいい思い出しかありません。なので、本当に、その時のことを思い、緊張せずに、連鎖を組むことができました。
僕は○ボタンと、×ボタンを押した際の回転操作が、通常の人と逆で操作タイプがタイプBなんですが、チャレンジモードは、Aタイプの操作固定ということで、回転に苦戦し、(回し操作のミスを防ぐために)基本的に、一方向の回転のみを駆使して、鍵積みで14連鎖の52万8000点を打つことに成功しました。(Aタイプの回転が久しぶりで、土台構築をミスしましたが冷静にリカバリー出来たのは、国体でチャレンジモードだけのためにAタイプ練習をしたおかげです。)

一発勝負なので、一縷の望みを抱きながら迎えた予選通過者上位6名の発表。
1位は、なんと、しぐさん!(僕がぷよぷよクラシックをやっていた2011年ごろからよくニコ生で配信をみていた温和な喋りがとても好きで、ぷよぷよが昔から強い実況者さんです)
2位、3位とスコアが出て行く中、60万点が連発。はるさめさんも通過!(おめでとうございます!)
さすがに、予想通りで、諦め掛けていたところ、4位あたりから50万点代になり、5位が私の52万8000点と僅差に。
いや、まさか。。(心臓バクバク)
6位は...まっ(えっ!!!!!!)
抹茶コーラ選手です!(やったよ、みんな!!最近は福島の若手たちにも中々いいところを見せられてなかったので、少しでも若手の勇気になり、やる気になってくれればという思いから嬉しさが溢れました)

この瞬間は嬉しさに溢れていましたし、今まで、舞台上に立つ経験も増えてきたので、緊張もあまりしないと思っていました。
この発表時は。。
この後、舞台裏に行き、予選を通過した面々と、お互い頑張りましょうと、お互いに鼓舞しあい、しぐさんとは、ずっと配信を見てきた1リスナーとして、硬い握手を交わし、凄く嬉しかったです!

そして、迎えたプロプレイヤーへのチャレンジ。
相手はまっきーくん。ぷよぷよに復帰してから腐るほど彼の試合動画を見てきた僕にとって、どれだけ中途半端なプレイが許されない相手か、よくわかっていました。
壇上に上がる際にスタッフの方から、説明を受けたのですが、その際「観客への見え方を考慮して、(1p側に座ってもらえますけど)2p側をみて戦ってください。」という説明を受け、固まってしまいました。
自分が座っているのは、1p側の席。でもディスプレイ上では、2p側の画面が自分の画面。ただでさえ、2p側は普段見慣れないため、対策が必要で、最近ようやく慣れてきたところ、それを1p側の席からクロスして斜めに見るという形。
そういうものなのかと、受け入れ、試合を開始してみると、無残な積み。今これを積んでいるのは自分だよな?と半信半疑なフワフワした感覚で連鎖を構築しているのが自分でわかりました。いかんいかんと、何度も自分に喝を入れ、しっかり見ろしっかり積め。対応を構えないと。そう思いながらも、積みは崩れて、こんな積みをしたんじゃ絶対一本も取れないぞ。自分の思い描いていたことが出来ず、焦りが悪循環を生む流れ。メンタルも崩壊しかけている。
そうした中で5先は終了を迎えました。
こんなことじゃ、観客を楽しませるプレイなんか出来ない。そう落胆する自分。福島のみんなや、応援してくれた人、予選で勝ち上がれなかった人たちになんとお詫びをすれば。。
正直、どん底にいるような感覚でした。
2番目のえちごさんは、このクロスで見るのは、プレイヤー側として見づらく、パフォーマンスが十分発揮できないとちゃんと申し入れて、2pの席に座っていました。
こういう時、思ったらはっきり言えば、考慮してくれるものなんですね。プレイヤーのあり方として、勉強になりました。


かくして、散々たる結果で終わってしまったわけですが、環境を言い訳にもしたくないし(まっきーくんもしっかり組んでましたし、プロになる実力の方はその環境でも物怖じせず、しっかり組まれるでしょうから)プレイヤーとして、半端な覚悟でやってるつもりは無いので、どんな環境であれ、崩れたのは自分が地力もメンタルもまだまだだからだと思いました。
そして、絶対にいつか、こうした大舞台でも常に自分のプレイを、人に楽しんでもらえるくらい強いプレイを見せたいと思いました。
国体以上に、このどん底の経験は自分の肥やしになるでしょう。

そんなわけで、自分自身や、予選の方々へけじめをつけるため、帰宅後から朝まで500先を企画して、けじめの500先を終えました。
連戦してくださった、katolineさん、まいとんさん、ぷよつかいさん、レインさん、たつのこくん、しいくいんさん本当にありがとうございました!
こうして僕のTGSは幕を閉じました。
現地でお話ししてくださった皆さん、本当にありがとうございました!
また、県外遊びに行きますし、福島にも皆さんに遊びに来てもらえるよう、イベント企画して盛り上げていきます!
そして、プレイヤーとしても、もっと精進します!!
情熱をありがとう、TGS。
イベンターとしても、プレイヤーとしても、一回り以上成長してまた戻ってくるよ。
更新日時:2019/09/17 12:07
(作成日時:2019/09/16 16:36)
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