ぷよぷよをプレイするためにはゲーム機やモニターなどの機材だけでは足りません。
「目」で状況を取得し、「脳」で情報を処理し、「手」で操作を行います。またそれらの器官を支える骨格や血液やその他の内臓を含めた身体が通常のプレイには必須となります。
視界が暗くなっていたり、注意力が散漫になっていたり、指先が痺れていたり。それは良くありません。
身体が十全の状態になって初めてぷよぷよで十分なプレイングが出来るようになります。
よく「スポーツはメンタルが大事」と聞きますが、メンタルの捉え方にも色々ありますね。本当に"気の持ち様"というニュアンスと、"優れたパフォーマンスを発揮するための精神状態"というニュアンスとがあると思います。
「集中する」「落ち着く」というのは精神の状態ではありますが、それをコントロールするのは精神的(思考)アプローチだけではなく、身体的・生理的なアプローチが大きなウェイトを占めます。
体が痛いときに集中するのは難しいです。空腹でたまらないときに集中するのは難しいです。苦しくなるまで呼吸を止めたまま集中するのは難しいです。
身体を満足させることで満足な知性が発揮されます。
そのアプローチは大なり小なり、さまざま挙げられると思いますが、手軽に実践できることとして『呼吸』があります。
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と!いうことで!
呼吸って大事ですよね!大事だと思います!
最近、ジャンプの鬼滅の刃という漫画が流行っているのでみんなもオリジナルの呼吸トレーニングをしていることだと思います。
鬼滅の刃は主人公の炭治郎が"水の呼吸"(とかいろいろ)で
身体能力を高めて戦う話です。上手に呼吸すると筋力・瞬発力・防御力・回復力などが向上します。
流石に炭治郎くんのような特殊な呼吸は難しいですが、実践できる呼吸術として、
基本の基本・深呼吸をおすすめします!
すでに出来るよ!という方は読み飛ばしても大丈夫です。
小学生のころに真面目に
ラジオ体操をやっていた方なら習得済みだと思います!
▶まずはこれ!腹式深呼吸のやり方
呼吸は大雑把に「腹式」と「胸式」に分類されます。
息を吸ったり吐いたりするときに、おなかが動けば前者で、肩が動けば後者です。
気持ちを落ち着かせるには腹式呼吸の方が適しているので、意識的に
腹式呼吸を心がけましょう!
普段胸式で呼吸している場合は、腹筋を使って無理やりおなかを動かすことで身体がやり方を覚えてくれますよ。
~腹式深呼吸~
1.[吸う] ゆっくりとたっぷりと息を吸いましょう(もちろん腹式です)
2.[止める] 吸い込んだ状態で3秒程度、息を止めます
3.[吐く] 吸い込むのに掛けた時間の倍くらい時間を使ってゆっくり息を出し切ります
4.[繰り返し] 落ち着くまで1~3を繰り返します
鼻からでも口からでもOKですよ!
鼻から大容量の呼吸をするときは喉を開くイメージでやるとやりやすいです。
上記の手順は4がポイントですね。これを守れば
必ずリラックスすることが出来ます!
ちなみに、調べたところによると息を止めている間に交感神経が活発になり、息を吐きだしている間に副交感神経が活発になるそうです。
へぇ~そうなんだ!と思いました。
▶目指すべき精神状態のゴール!
・緊張を除く「リラックス」
・全力を注ぐ「集中」
この2点の両立がゲーマーの目指すべき境地です。一般的な瞑想ですね。
鬼滅っぽさを出すために水で例えてみます!
リラックスというのは「澄んだ凪」の状態ですね。
余計な波は鎮めましょう!明鏡止水という言葉もあります。
※ 頭が真っ白で何も考えていないのが全てリラックスとは限りません!水の本質は変化であり流れです。「
濁った澱み」に入り込まないように気を付けましょう!
集中というのは「岩に穴を穿つ水滴」ですね。
朝露が葉の先に小さな水滴を形成し、寸分たがわず同じ場所へ落ちてゆく瞬間の張りつめる空気(空間)のイメージです!
"私"という個は「一滴の水」に過ぎないが、同時に「木の枝葉」「巨岩」「冷たい空気」という世界も内包するのだというスピリチュアルさがいいですね。ただし、対象化し過ぎず(他人事にせず)、水滴の主観を忘れないようにしましょう!
▶もっと!深い呼吸のやり方
深呼吸は深ければ深いほど、深い呼吸が出来ます!
吸えるだけ吸って、吐けるだけ吐きましょう!
~けんろうの深呼吸~
1.[吸う] 腹式でゆっくりと、限界まで吸い込みます
2.[吸う] 胸式でさらに限界まで吸い込みます
3.[吸う] 肩甲骨あたりにまだ隙間がある気がするのでさらに限界まで吸い込みます
4.[吐く] 「ホォ~」と長く限界まで吐き出します
5.[吐く] 「フゥ」でさらに吐けます
6.[繰り返す] 1~5が成功するまで繰り返します
そうです!
3回吸って2回吐きます!1回で終わらせるよりも絶対たくさん呼吸してると思います!
姿勢が悪かったり筋肉が凝り固まっていると1の後で2や3が出来ずに失敗することがあります。
上半身全体を使って呼吸することになるので、これを何度か繰り返すだけでかなり体がほぐされます。
身体の向きや腕の位置で
内蔵をつぶしていないか、改めて確認しながら深呼吸しましょう!
自分はこの呼吸法を初めて実践した某大会では緊張せずにプレイが出来、良い成績を残すことが出来ました。
ただ翌日には風邪を引いたので、
この時期は人の多い場所で深呼吸するのは程々にしましょう!
なるべくビックリマークを多用することで読みやすい文章にしました。
この記事が何かのヒントになりますように。