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【初心者必見!】連鎖尾を足そう!【経験者不見!】

by
gesoir91
gesoir91
 この記事はまだ連鎖尾についてあまり考えたことがないという人に向けて、連鎖尾をどう考えたらいいか理解を助ける為の記事(のつもり)です。
 連鎖尾って何?って人のために、初歩的な考え方見方作り方をザックリ説明するつもりではありますが、私独自の視点からの説明という点はご了承下さい。
 私も一般的なぷよの考え方や解釈を知っている訳ではないので、かなりおかしなやり方をしている可能性もあります。
(故に、技術的なことは絶対に記事に書くまいと思ってはいましたし、そもそも全然うまくないことを自覚している私が上手い人ばかりいるぷよのコミュニティで技術を説くのは物凄く勇気がいります><)
 それでもまだ理解に至れていない人の助けに少しでもなれればいいなという思いで記事を書いてみます。
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 元々はこちらの記事で(連鎖尾の)同時消しついて形を覚えるしかないのかなと筆者さんが漏らしていたので、連鎖尾って形をカッチリ覚えていくよりも先に大雑把に仕組みを考えた方がいい気がすると思ったものを伝えるための記事です。
 本来なら当該記事にコメントで伝えればいいだけの話なのですが、記事に画像を貼っ付けた方が伝わると思ったので記事になっちゃいました。
 ですので、形を解説していくというよりも『どういう風に考えて連鎖尾を作ればいいのか』みたいな大雑把な連鎖尾の入り方についての記述になります。
 その辺理解ある人には何のメリットもない記事になっていると思いますので、そういう人は読む前に引き返すか、読んだ後鼻で笑って下さい。

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 そういうことで、さっそく説明に入ります。
 左図は普通の階段連鎖です。
 ここから連鎖を伸ばそうとすると、折り返しを覚えるか連鎖尾を伸ばす選択を迫られることになります。
 今回は連鎖尾の話なので、もちろん連鎖尾を足しにいきます。
 どうすればいいでしょうか?
 あまりいい形とは言えませんが、とりあえずこんなんなりました。
 これって連鎖になるの?と思った方は階段連鎖が消えた後のことを想像してみて下さい。
 雑に白で消した部分が階段連鎖の部分です。
 階段連鎖が終わった後、上の青4つが落ちてくるのが分かりますでしょうか?
 青が4つ落ちて地面についたら、4つ繋がってる状態になりますよね?
 したら、消えますよね?
 そうです。連鎖は繋がっているのです。
 左図はGTR+2段階段の形です。
 上記が理解出来れば、これも連鎖の最後青が消えた後、赤が4つ地面に落ちてきて繋がるというのがすぐに想像出来ると思います。
 ほらね。
 最後赤が『逆L字』の形で地面に着地して、消えます。
 
 連鎖尾を見る&作るポイントの1つとしては、連鎖の土台が消えた後のことを想像してみることです。
 上記のように、頭の中で土台の部分をババッと消してしまうのです。
 土台が消え、上から落ちてきた残りのぷよに4つ繋がるものがあれば、それも連鎖になって消えるということを理解しておきましょう。
 
 はい、それを理解した時、左図の連鎖尾、赤が消えるのは分かると思います。
 では、その上に雑に乗っかっている緑は消えるでしょうか?
 頭の中で土台の部分を白線で消して、連鎖が消えた後のことを想像して考えてみて下さい。
 頭の中でこういう図が描けた人は正解です。
 もちろんこの後赤が消えますし、緑も消えます。
 というか、よく考えてみて下さい。
 土台になっている連鎖の最後、青が消えた後、赤が消えるのは想像出来ますよね?
 で、今度は赤が消えるとなると、緑も4つ下に落ちて消えるのも当たり前な気がしませんか?
 イメージ的にはこういうことです。
 赤も消えるんだから白で潰した部分は全部消えます。
 すると、緑が4つ残って下に落ちますよね?
 したらほら、消えるじゃないですか。

 つまり、土台の上に4つ乗っけたものは連鎖尾として消えるので、その上に更に4つ置いても消えますよということです。
 上記の場合は、土台の上に下から赤→緑と4つずつ積んだものが、ちゃんと赤→緑と消えていきましたよね?
 もちろん、緑の上に更に4つ置いても消えます。緑が消えるんだから当然です。
 これがザックリと直感的な連鎖尾の仕組みだと思います。

 要するに、連鎖の土台の上に消えないように同じ色を4つずつ積み上げていけばいいのです。
(実は消えないように置くのが微妙に難しいです。デコボコがない土台を組んでいるとなおのこと難しいですが、一カ所でもデコボコしている部分があれば何とか消えないように積めるはずです)
 消えないように順番通り4個(以上)ずつ積んでいければ、適当に置いてもまあ平気です。多分消えてくれます。
 これなら連鎖尾初心者さんでも連鎖尾作れそうな気がしますね。
 そうやって積めば連鎖尾になるので、連鎖尾の形なんて覚える必要ありません――という訳にはいきませんが、連鎖尾の入りとしてはそう考えてもとりあえずは間違いではないと思います。
 ただ――。
 
 上記のことを理解したとなると左図みたいに「よっしゃ!連鎖尾積みまくってやるぜ!」ってなるかもしれません。
「土台の連鎖の後、下から青→緑→赤→黄色→青→赤と、もりもりに積んだったwwww」
 みたいに調子こいてみましょう。(実際私も左図は消えないようにほぼ適当に積みました)
 一見なんかたくさん連鎖尾入っているようにも見えますが……
 土台の部分の連鎖が進行している次の瞬間……
「あっ……」ってなります。
 まだ土台の連鎖が消えている途中のはずなのに、連鎖尾として消えて欲しい右上の部分が色々繋がってて崩壊しています。
 最下段の緑に加えて、上の方で黄色やら青やらが繋がってしまっていますね。
 しかしこの連鎖は暴発後もうまく繋がって、結局赤がたくさん同時に消えた後、青→緑と消えて全消しになりました。
 なんという運の良さ。早く宝くじを買いに行った方がいいかもしれません。

 これではダメなんですが、正直私はこれでもダメだとはあまり思いません。
 何故ならば、これはこれでそれなりに火力は出るからです。
 連鎖尾のない平らな5連鎖であれば5000点しか出ませんが、このメガ盛り適当暴発連鎖尾だと実に7連鎖23000点と5倍近く差が出ます。
 同じ7連鎖でも全部4個消しだと14000点くらいしか出ません。
 23000点は8以上9連鎖以下、この適当に組んだ5連鎖+メガ盛り適当連鎖尾なら、8連鎖には余裕で勝てる計算になります。
 連鎖の頭をちょこちょこっと伸ばすだけで、小さい10連鎖くらいなら余裕で勝てそうです。
 それなら別にダメじゃないですよね?

 冒頭でこの記事は特定の記事の筆者さんに説明するための記事と書きましたが、その筆者さんは対戦相手の同時消しの多さに火力不足で負けている感じを受けているらしく、自分も同時消しの形を学んだ方が良いのではないかと迷われている感じでした。
 それも、ここまで説明して何となく分かって頂けたら幸いです。

 恐らく、対戦相手の方は同時消しを狙って撃っている訳ではなく、こういう風に何となく連鎖尾が入るように積んだけど、何かよく分からない消え方をした――というのが相手の同時消しの多さの正体なんじゃないかな、と私は感じました。
(ここまで博打っぽく適当に組んでいるわけではないと思いますが)
 私の感覚的には、連鎖の最後の方で消えてくれれば綺麗に繋がっていようと同時消しだろうと、割とどうでもいいんです。
 ちゃんと消えてさえくれれば、火力はそんな大きく落ちないはずなので。
 実際私も実戦ではそういう積み方をよくします。
 何より、それっぽく消えるように連鎖尾辺りにぷよを雑に置けるメリットが大きいんです。
 そういう人と対戦しているときにやられてしまっているのかなと私は感じました。

 であれば、自分もこうやって大雑把にでも連鎖尾で回収できそう(出来るとは言ってない)な仕組み&積み方を知っておけばいいんじゃないかな、と私なりに思ったので、こうやって説明させて頂きました。
 
 ちなみにですが先ほどのこの形、慣れている方は発火する前に暴発に気がつくと思います。
 私なんかでも『2段ズレる形だから右上の方の黄色が崩れそうだな』って感じられます。
 慣れていない人はそんなん分かるわけないだろと思うかもしれませんが、この失敗を何度も繰り返すと分かるようになってきます。

 という訳で、これまでのことをまとめると、
・(火力に密接に関わる)連鎖尾は形を覚えるというよりも、入りは感覚で大丈夫だよ
・まずは連鎖の土台が消えた後のことを想像してみよう
・そしたら土台の上に消えないように同じ色を4つずつ積み上げてみよう

 というのが、連鎖尾の入りに対する私の考え方です。

 実はこのやり方、『雪崩』という綺麗に消える連鎖尾のパターンをザックリ崩した連鎖の考え方になっています。
 雪崩は雪が崩壊していくイメージだと思うのですが、それを更に崩壊させたものなので土砂崩れみたいなものです。
 
 雪崩が綺麗に決まるパターンです。
 形的に連鎖尾自体が積みにくそうですし本線も積みにくくなるのであまり実用的ではないですが、私が説明した通り、土台の上に順番に4個ずつ乗せた形なのが分かりますでしょうか?
 土台の上にL字で青→黄色と乗せ、そのままL字で乗せていってもいいのですが、そうすると4列目(右から3列目の一番高くなっている所)が異様に高くなって本線がより積みにくくなるので、黄色の上からは逆さまにしたL字のような形にして緑→赤と乗せています。
 この際、土台が3段落ちて消えていくパターンなので、4列目が3段落ちた時に同じ色と隣り合って暴発してしまわないか注意しておきましょう。
(多分慣れていない人はそんなん分からんってなると思うのですが、やっているうちに何となく見えるようになってきます)
 土台の最後の赤が消えた時の図。
 この後青が消えるのは分かると思います。
 青も消えるとなると、黄色も消えそうですね。
 黄色も消えるとなると、緑、赤もどんどん消えてくれそうです。
 このくらいに収める感じが実用的な雪崩の例になっていると思います。
 結構上級者の方も使っているイメージです。
 土台の緑が消えた後、赤→青→黄色の順番に同時消しもなく綺麗に消えていきます。
 これも『消えないように適当に4つずつ積み上げていく』やり方で何となく作れそうです。

 これで雪崩はマスターしたと思いきや、ただ何の考えもなしに『消えないように適当に4つずつ積み上げていく』やり方を実践していくと、まず『暴発して連鎖が途中で止まりまくるんですけど』とか『同時消しばっかになって綺麗に消えてくれない』みたいになると思います。
 って言うか、この私の雑な説明のままではお祈り連鎖と思われても仕方ない雑な連鎖しか出来上がらないと思います。
 そうなったら『暴発しない&同時消しにならないような置き方』を経験で体得していけばいいと思いまし、そこで初めて『綺麗に消えてくれる連鎖尾』を形として学んでいけばいいと思います。
 何も前知識がない状態で学ぶよりは理解するスピードが格段に違ってくるはずです。

(教科書通り形を覚えて実戦していくよりも、ギミックに自分で気がついて、自分で色々試して発見し、自分なりに連鎖尾を理解していった方が楽しいんじゃないかと考えたことと、『連鎖尾ってこうやって消えていくのかぁ』とか『段差がこうあるとこういう繋がり方or失敗の仕方をするんだぁ』という体験を経てから形を理解していった方が応用が利きやすいと思ったので、直感的で分かりやすいことも相まってあえて雑な積み方を説明しました)

 まぁ、先述の通り雑に消えて大量同時消しになっても、それはそれでいいやってなる場合も多いので、初めて連鎖尾に挑戦してみようって方は是非ザックリと4つずつ積み上げていく方法を試してみてはどうでしょうか?ということで。
 
 連鎖尾の話をしておいて雪崩だけで終わるのも何なので、少しだけそれっぽい連鎖尾も考えてみます。
 例えばですが、こんな形。
 私が説明した『土台の上に消えないように4つずつ』という形とは微妙に違いますが、階段の最後、赤が消えるのは分かりますでしょうか?
 ここまで連鎖が進めば、緑の次にちゃんと赤が消えてくれると分かりそうですね。
 はい、赤が消えた時の状態がこれです。
 この後青→黄色まで消えるのも分かると思います。
 一瞬「青と黄色が同時消しになるんじゃね」と思った人は落ち込んで下さい。
 悪い意味で私と同じレベルです。
 このように連鎖尾を土台の上に単純に4つずつ積み上げていくのではなく、違う色を挟み込むなどすると、暴発しにくくなります。(大雑把に、挟み込む形は暴発しにくいです)
 これは土台と連鎖尾が微妙に混ざった形ですが、土台部分を頭の中で消去出来ればちゃんと繋がった連鎖尾として見えるはずです。
 人によっては、この『土台部分が消えたことを考える』ってのは連鎖尾を作る際に結構助けになってくれると思いますので、これが想像出来るように意識してみて下さい。
 そうやって想像しながら色々と試していくうちに色んな形が見えるようになってきますので、そうしたら上級者の連鎖尾とかも見て是非参考にしていきましょう。
 基本上級者は綺麗に消える連鎖尾のパターンを作っていますので、大変参考になると思います。
 こういう形なんてどうでしょうか?
 ぷよがバラバラなので一瞬「何コレ?」って思うかもしれませんが、土台の緑が消える所までは見えると思います。
 したら上に乗ってる青と赤が残るのは何とか分かると思うのですが――
 赤が下敷きになって、下から2段目に一直線の青3つのラインが出来、一番右下の青と4個で繋がります。
 こんな感じで。
 まだ連鎖に慣れていない方は「いやいや、そんなん分からんわ」と思うかもしれませんが、慣れれば案外見えます。親の顔よりぷよぷよを見ているような人は、こんなの一瞬で何連鎖あるか見抜けることだと思います。
 やっているうちに「連鎖尾繋がるかな?→青消えるかな?→青の段差が合ってるから消えるな→赤も全部消えるじゃん」みたいに考える時間が短くなって、慣れると繋がるかすぐ分かるようになります。
 連鎖を作る際も『(緑までの土台はないものと考えて)連鎖尾の青は下から2個目で繋げる』っていう意識を持てば割と簡単に作れます。そういう意識で作った結果として、なんか見えにくい形になったってだけです。

 これも挟み込んである連鎖尾なので、暴発しにくいです。
 暴発しないような連鎖尾を考えていくと、段々こういうのに目がいくようになってきます。
(っていうか、左図の形は土台の時点で右下の青を分離出来ているので、非常に暴発しにくいし連鎖尾も作りやすいです。この形(土台)は上級者もよく使うような良形だと思います)
 この程度の段差が当たり前になってくると、更に複雑な連鎖も作れるようになります。私は作れませんけれどもね。


 
 という感じの、連鎖尾初心者さんに対する連鎖尾入門でした。
 そういうことなので、連鎖で火力負けするという方は、是非連鎖尾の方に目を向けて練習してみたらどうでしょう。
 いきなり全部理解するのは難しいと思いますが、最初に述べた『土台の上に消えないように4つずつ積んでいく』やり方なら、直感的で分かりやすいと思いますので、まずはそういう形で『ぷよを回収する(火力を上げる)』ことを考えてみると、自分の連鎖の火力が伸びてくれるかもしれません。
 そうやっていくうちに暴発にイラつき、綺麗に繋がる連鎖尾の必要性を感じたら、良い組み方を調べたり上手い人に聞いてみたりして下さい。
 私にこれ以上のことを聞かれても分からないので、ドモります。
作成日時:2020/05/09 02:20
コメント( 2 )
フェルミナス
フェルミナス
2020年5月22日 5時54分

「連鎖尾を組む時に、消えた後の状態をイメージしながら組んでいく」って大事ですよね。その消えた後の状態のぷよに付け足して伸ばしていく感じ。
それプラス、「常に(最低)1個挟み込んでおく」でいくらでも連鎖尾は伸ばせると思います。「その挟んだ1個の周りに適当に3個置く」で1連鎖伸びて、「その適当に置く3個に1個挟み込んでおく」でまた伸ばしていけます。私はそれでやってます。
個人的に、「連鎖尾を消えた後の状態をイメージして組む」は大事だと思うのに、この記事にいいねが付いてなくて悲しい(不思議?)だったのでコメントさせていただきましたm(_ _)m

gesoir91
gesoir91
gesoir91
2020年5月22日 22時1分

 コメント有り難うございます♪
 いいねに関してはあんまり気にしていないのですが、こう自信のない技術の話に限っては「いいね」がないと「なーに言ってんだコイツ」とか「もっと簡単に連鎖尾まとめられる考え方あるのに」みたいな感じなってないか不安でしたので、フェルミナスさんのコメントが本当に有り難いです><
 そう全然間違った考え方(教え方)してないと知れて、とても安心出来ました。有り難うございます♪
 まだ理解が及んでいない人に向けてより多くの人に「なるほど!」と思ってもらえるような内容にしたかったのですが、ぷよは人によって見え方がバラバラなので、一人一人みんなの理解が進むように技術を説くのは中々難しいですね><

フェルミナス
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