連鎖がうまく組める人と組めない人では潜り込み連鎖の習得度にわかりやすく違いが表れる気がします。
潜り込み連鎖は連鎖尾として使われるだけでなく、多重折り返しでもセカンドでも必須の頻出連鎖です。
そこで、潜り込み連鎖を習得すべく、その一環として、潜り込み連鎖の最小構成要素や作るための条件の言語化を試みたので報告します。
早速本題を言うと、構成要素は
「覆う色」と
「潜る色=降ってくる色」の2つです。
「覆う」の定義が難しいですが、潜る色の上を連鎖がまたがっていくイメージです。
また、潜る色を覆うために、
覆う色は潜る色の高さ+1段以上の高さが必須で(すなわち覆う色は最低でも縦2段以上の高さが必須です)、
潜る色をまたがるために、
覆う色は潜る色より上の段で横2列以上の幅があることが必須です。
「多重はまずキーぷよを縦に伸ばすとよい」「ゾロは端に立てるとよい」という言葉にも通じると思います。
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文字だけではなんのことやらだと思うので潜り込み連鎖の具体例をみて上記の要素と条件を検証してみます。
一番わかりやすいのはくま積みだと思います。
図1の赤が覆う色、下の青が潜る色、上の青が降ってくる色です。1列目の赤が縦2になっています。
(図1)
図2の場合は赤が覆う色、下の黄が潜る色、上の黄が降ってくる色です。赤が縦2になっています。
(図2)
他の連鎖尾の例も見ます。
図3の赤が覆う色、青2連結が潜る色、孤立した青×2が降ってくる色です。1列目の赤が縦3になっています。
(図3)
図4の赤が覆う色、1列目の孤立した青が潜る色、上の青2連結+孤立した青が降ってくる色です。黄色が消えると2列目に赤の縦2ができます(赤と黄色も、黄色が覆う色、赤が潜る色=降ってくる色の潜り込み連鎖です)。
(図4)
図5の赤2連結×2が覆う色、下の青が潜る色、上の青が降ってくる色です。3列目の赤が縦2になっています。
(図5)
多重折り返しの例をみます。
図6の赤が覆う色、下の青が潜る色、上の青が降ってくる色です。赤が縦3になっています。
(図6)
図7の赤が覆う色、下の青が潜る色、上の青が降ってくる色です。1列目に赤の縦2があります。
(図7)
図8の赤が覆う色、下の青が潜る色、上の青が降ってくる色です。1列目に赤の縦2があります。
(図8)
セカンドは典型的な形というものもないのでいい感じの例かどうかわかりませんが図9でみてみます。
(図9)
2,3連鎖目は赤が覆う色、青が潜る色=降ってくる色で、3列目に赤の縦2があります。
3,4連鎖目は青が覆う色、緑が潜る色=降ってくる色で、2列目に青の縦2があります。
4,5連鎖目は緑が覆う色、黄が潜る色=降ってくる色で、3列目に緑の縦2があります。
応用例をみます。
図10の赤+緑が覆う色、下の青が潜る色、上の青が降ってくる色です。
赤+緑で高さを稼ぎ、緑で潜る色をまたいでいます。
(図10)
図11の赤+緑が覆う色、下の青+黄が潜る色、上の青+黄が降ってくる色です。
赤+緑で高さを稼ぎ、緑で潜る色をまたいでいます。
(図11)
…これ言いたいこと伝わってるんでしょうか??
不安ですがとりあえず以上です。