いいたいことは「速いだけの雑魚」と同じです。
私がたまに使う表現で本線ゴリラという言い回しがあります。
これはフィーバーで「ルルー」で「ガッチガチの定型」を組み、「中盤なんぞ知らん、相手が撃ってきたらその大小はほぼ問わず本線発火」する人のことを指します。
表現としては猪でもいいのですが、響き的にはゴリラのほうが言ってて楽しいので、ゴリラということにしておいてください。
フィーバーにおいてルルーは4個おきに変則ぷよ(といっても3こぷよ無しのでかぷよと4個ぷよの2つ)が降ってくるので、ある程度の練習でリズムよく組むことができます(このリズムの良さがルルーの強さの一因だと思います、きまぐれで使うと「ツモが吸い付いてきやがる」って感じです)
そしてこれはフィーバーツモのなかで定型が組みやすいのですが、その中でもガッチガチに定型を組む人は少なくなく、そしてそういった人は相手を崩す動作はせずとにかく本線を伸ばす傾向にあるのです。
正直に言います。
これに負けると自らのふがいなさに腹が立ち平静でいられないのです。
実をいうとこれに勝とうとすれば比較的楽に勝てる、勝ちやすい方法があるのです。
速攻をするのです。
この手のプレイヤーのセカンドやフィバ伸ばしをみると、ものすごくgdgdだったり、カッチカチの形を組んでることが多いのです。
そこで速攻することで、相手を強制的に形の崩れた状態にして仕切り直しができるのです。
ガッチガチの定型にはまらずともある程度アドリブで組める人なら、セカンド力のないプレイヤーにはこれで優位が十分に保てると思います。
ただそれをやると自分のリズムを崩しますし、なにより楽しくないのでやらないのですが、だからと言って負けたいわけではないので・・・
さて、なぜ自分がこの手の本線ゴリラに負けるのか、ということを考えてみました。
そしてその答えは単純な物でした。
本線がたかが10連鎖先うち程度でも、自分の本線が崩壊しているから負ける
です。
それなりにこのゲームに習熟しているプレイヤーなら本線10連鎖先うちがいかに愚行であるかはご存じであるかと思います。
しかし、たかが本線が10連鎖でもゴリラパワーはそれなりにあるのです。
いかに自分がゴリラに対抗できる武器を持っていたとしてもそれが折れていれば何の役にも立たないのが道理なのです。
ゴリラに対抗するにはそれなりのゴリラ力が必要です。裏を返せば、ただの本線ゴリラが持っている連鎖力は、アドリブで組める人であるならば当然持っていないと勝てないのです。
いくらすごい武器を持っていようと、いくらすごい知恵を持っていようと、ゴリラより遅い、パワーがない、猪突アタックを躱せなければ勝負には負けてしまうのです。
本線力は大事です。
そもそもの本線発火率が低くそれゆえに負けているのならば対応だとか難しいことを考えず、本線をぶちかませばいいのです。パンチを出す前に負けるくらいなら、テレフォンパンチでもなんでもかましてから負けたほうがまだましです。
ある意味では目先の勝ちを追い求めているようにも見えます。ただしこれは自分をポジティブに保つ術でもあります。格好つけて目先の勝ちなんて、などと言わず、やればいいのです。
そして目先の勝ちに満足できなくなったときに成長の時が来るのです。
まぐれで潰して勝てる、まぐれ潰し勝ちは凝視ができない人やそういったレベル層の人の間でありますが、
まぐれ本線勝ちというのは「思いもよらず連鎖尾がつながった」場合をのぞけば存在しないのです。
本線発火で勝つは立派な実力です。
そういった勝ちを積み重ね、「自分のやりたいことを押し通す」だけでなく「相手を動かして勝つ」という段階に意識が変わればそれでいいのです。
もちろん本線だけでは勝てません。
催促や潰し、これも必要な技術です。
しかしこれは結果論だったり、運であったりするものがあり、実力で成功したと思うにはかなりレベルの高いものが求められると思います。
しかし本線力は連鎖数というわかりやすい結果で帰ってきてくれます。
早いだけの雑魚になるというのは「まずは自分にできることをしっかりとやる」ということなのではないでしょうか。私はそう思います。
では結論。
本線ゴリラの方が言いやすいから誰か流行らせて()