2655

一撃必殺! 「速攻」を使おう・対策しよう!

by
sym
sym
 ★どんな人にオススメ?
  • 速攻を使ったことないけど使ってみたいひと
  • 速攻にこれ以上やられたくないひと
  • そもそも速攻ってなに? ってひと


★この記事のまとめ
  • 速攻は土台完成付近でおじゃまぷよを大量に送って一撃必殺を狙う奇襲作戦
  • 速攻にはいろんな形があるけど、くま積み速攻が使いやすいのでおすすめ
  • 対策するには、まずは土台の安定感を上げよう・5連鎖を組もう
  • 使う場合は用法容量は計画的に



1. まずは組んでみよう!

1.0 速攻ってなに?
土台が完成するかしないかくらいの早い段階で相手に大量のお邪魔ぷよを送る戦法、あるいはその形のことを指します。いわゆる奇襲作戦の1つです。
速攻をする場合は、相手の隙を見つけて鋭く攻める、まさに鷹のような動きが大事です。

▲フリー素材の鷹の画像が良い表情でした



1.1 まずは形を見てみよう

▲「くま積み速攻」です。紫を消すとお邪魔ぷよが7段くらい降ります



▲「かめいたち」という形からの速攻です。青を消すとお邪魔ぷよが3段半降ります。



▲「ダム積み」と呼ばれる形の一種です。紫発火でお邪魔ぷよが7段強降ります。


ほかにもいろいろな形がありますが、よく見かけるのはこのあたりでしょう。



1.2 組み方
ここでは使い勝手の良い「くま積み速攻」の組み方を紹介します。
まずはもう一度形を見てみましょう。

▲最終目標はこれ!




▲最初のツモパターンがこれの時に狙ってみよう!




▲まずはここのパーツを置きます



 
▲左端のブロックを優先してつくってあげます。もし黄色、紫、青だけで構成されたツモが来たら3~6列目に置いてあげましょう



▲ここで紫を消すとどのぷよが繋がるかをイメージしてみましょう!
 図の矢印のぷよが対応して、紫のあとにくっつくことが想像できればokです




あとは青は2列目のあたり、黄色は3-4列目の1段目、紫を繋げて置いて・・・ということをイメージできるとgoodです。


▲色が偏ったらこんな感じにしちゃってもokです



2. なにがうれしいの?
一撃必殺で勝負を決めることができるので、ちょっと格上くらいの相手くらいなら対抗手段になりうるところが強みです。
また、相手のリズムを崩したり、試合のリズムを変えることができたりします。上級者でも、長い試合の中で突然1-2試合だけ速攻を挟んでペースを変えることがあります。


3. 速攻を対策しよう
頑張って大連鎖を組む練習をしたのに、速攻でやられちゃうのシャクだな~~、と思う方も多いと思います。
速攻に負けずに済むにはどうすれば良いか、その対策をいくつか書いていきます。
 
  • まずは土台を安定して組めるようになろう!
速攻はお邪魔ぷよ3~10段くらいの威力の連鎖を放ってくることが多いです。なので、速攻を撃たれたタイミングで5連鎖(=お邪魔ぷよ10段くらいの威力)を持っていると簡単に対策ができます
逆に言えば、5連鎖以上の連鎖を発火できないとかなり不利になってしまうので、折り返しが安定して組めないとどうしても対策することが難しくなってしまいます。

▲こんな形になっちゃってたらちょっと厳しいです

まずは「繋がる連鎖」を安定して組めるようになりましょう!

 
  • 素早く組めるようになろう!
基本的に速攻は5連鎖以上の本線を確保されていると撃つことができません。
つまり、あとぷよを1個おけば5連鎖以上になる状況にしておけば、速攻を撃った側が大幅に不利な状況を突きつけることができます。
速攻が完成する前に5連鎖が撃てる形を組んで、逆に相手に「撃てない状況」を突きつけてやりましょう!


▲これくらい連鎖が組めてしまえば、なかなか速攻は決まりません

 
  • 気付けるようになろう!
すこし難易度が上がりますが、速攻はあくまで奇襲であることが多いので、気付けるかどうかが大事です。
安定して速攻を対策できるようになるには、すこしずつ形の理解度を広げていって、チラ見しただけで速攻を警戒できるようになる必要があります。


▲多くの上級者はこれを見ただけで速攻をちょっとだけ警戒します



▲ちなみに速攻にするとこうなります。先ほど貼った「かめいたち」という形からの速攻です



4. 注意点
  • 相手が強いほど難しくなる
相手が強ければ強いほど、「撃てるタイミングがない」「そもそも気付かれてしまう」「お邪魔ぷよを降らせても勝ちきれない」ことが増えてきます。安定して勝つには速攻を見せつつ、本線に組み替えていく技術が必要になります。

 
  • 撃たない場合、火力を出すのは難しい
速攻は形の関係上、経由する形が尖がった形かつ連結が非常に多い(置けるぷよの制約が多い)ため、本線火力を出すのが難しくなります。相手が警戒して形が大幅に崩れた、という状況にならない限り、本線勝負になってしまうと遅れをとることが多いです。

 
  • 経験値が偏ってしまう
速攻ばかり練習していると、基本的に本線を伸ばし切る試合が大幅に減るので、第二折りや上部の経験値を得ることが難しくなります。
 
  • 逆効果になることもある
刺さらなかったら負けみたいな戦術なので、相手のペースを乱そうと思って使ったのに相手に簡単に本数を取られてしまって、逆に相手をノリノリにさせてしまう可能性があります。策士策に溺れるとはまさにこのことですね。


5. おわりに
速攻も立派な戦術の1つです。覚えておくとやられたときに強く出られるので、速攻戦術を使うつもりがない方も、組み方や形なんかは理解しておくと良いです!
劇薬みたいなものではあるので、速攻を使ってみたい方は用法容量は計画的に!


(監修: deltaプロ)
 
作成日時:2023/07/01 20:01
カテゴリ
中級者向け
コメント( 0 )
コメントするにはログインが必要です
シェア