長らく純正雪崩について見てきたけど、
連鎖尾は勿論それだけではありません。
潜り込みも必須のスキルになりますね。
潜り込み、と聞くと初心おっさん勢としては、
またなんだか未知の技術が出て来ちゃったな、
などと思ってましたが、しかし本当にそうか?
よくよく考えているうちに、知ってる技術の、
その延長線上にあるような気もしてきました。
してきましたので、その辺のことを、
まずは自分のために言語化してみる。
相変わらず長い話になりそうなので、
どうぞ気長にお付き合いくださいな。
前回ぶりです、ヌリトオです。
まず潜り込みとはそもそも何なのかと考えるに、
要は挟み込みの一種なのでは、と思うわけです。
たとえば、かんぬきや斉藤スペシャルの消え方を見ていけば、
ここから、
5列1段目と3段目の紫に、
青を挟み込んだ形になって。
たとえば、Tomスペシャルの消え方を見ていけば、
ここから、
5列1段目と3段目の紫に、
青を挟み込んだ形になって。
たとえば、デアリスの消え方を見ていけば、
ここから、
6列1段目と3段目の紫に、
青を挟み込んだ形になって。
そういう、2列や3列を使った挟み込みと言えそうです。
横に広く使っているので慣れるまではピンと来ませんが、
連鎖の土台ぷよと仕掛けぷよの関係で考えていくのなら、
たとえば仕掛けぷよを縦に重ねるようにして見てみると、
どう見たって挟み込みになってしまうではありませんか。
つまり、連鎖の途中で、土台ぷよを下に仕込んでおき、
それを挟み込みで後から消化する、まずはそれが基本。
そしてその基本がわかることによって、
潜り込める形が限定されてくることもわかります。
雪崩の要素を整理してみよう その2 も参照してください。
まずはシンプルに考えていくため、
段差のない3列連鎖尾で考えていくと、
1段目に潜り込みが可能な形は、
Sぷよ
Zぷよ
Jぷよ
Lぷよ
Tぷよ
なんと基本形はこの5種だけ。
また、段差のない2列連鎖尾で考えていくと、
1段目、あるいは1,2段目に潜り込みが可能な形は、
Sぷよ
Zぷよ
Jぷよ
Lぷよ
Tぷよ
4,5列か5,6列かは置いておいて、
なんと基本形はこの6種だけ。
潜り込みや雪崩を重ねると形は複雑になっていきますが、
まずシンプルに考えるならば、この11種の形を意識し、
上に仕掛けぷよを積むことができれば、潜り込みは成立。
そう考えると、潜り込みの仕組みはわかる気がしてくる。
手順としてどうするかも実戦では必要ですが、
その辺はまあ追々やっていければいいなあと。