こんにちは
何回も記事を書いては消してを繰り返してて色々アレなのですが
私が思う○車ちゅうさんの定型手順の特徴的だと思う点が、後折カギと先折階段の使い分けです。私なりにマネしてきて、これを私なりに考え方を解説したいと思います。
大雑把な考え方は、「階段積みで対処しにくいツモを、後折カギで捌く」です。つまり、後折カギがベースにあるわけではないのです。あくまでも、後折カギは妥協案ということになります。
例を挙げて解説してみます。
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画像の形から、現在手:緑黄→緑青→赤青とします。これを階段積みで捌こうとするとどうなるでしょうか。
現在手よりも、ネクストの緑青の方が23列目に綺麗に収まります。なので、とりあえず現在手は悪手にならないくらいで捌きます。
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縦3を作ることを優先し過ぎて34千切りすると、ネクストの緑青の受け入れが少ししんどいです。
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バランスマンション的にも辛い
これを避けるため、ネクストをハチイチで受け入れるためにとりあえず、緑黄は45千切りします。そして、ネクストの青緑を23で千切ると
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こんな具合になりました。最後は青赤。ここまでツモるとネクスト次第!と言いたくなりますが、見えているツモで暫定的な判断をするとしたら、とりあえず1列目にタテます。
このようになりました。どうでしょうか。ここまで見て愚形とまではならないものの、ちょっとしんどいというかなんというか
形の完成が遅くなりそうな臭いがします。
さて、
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一旦戻りまして
こういう手が遅れそうな時に、端が縦3になるカギ積みを選択肢として持っておくと、手が遅れずに対処することができます。
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少し掘り下げて説明すると、階段の2列目が遅れそうな時、という感じですかね
さっきの盤面から考えると
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ここから
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こうして
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こう
これで後折カギの大まかな基盤が整いました。
もう一つ雑にパターンを挙げてみると
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階段だと3縦→青赤1タテor23千切り→4タテになると思います。これを
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という捌き方になります。
ポイントは青赤の受け入れです。階段にしても、後折カギにしても、黄色はそんなに難しくありません。
あと、これは諸説ありな気もするパターンです
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階段なら、1タテ→1タテ→12千切りでしょうか
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後折りカギだと
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です。後折りカギだと千切り0で、階段だと1回千切りますが、言うほどそんなに分かりやすい差はないような気もします。ただ、ネクストとダブルネクストの順が逆の場合はどうなるでしょうか
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赤青受け入れのため、と緑ゾロで縦3生成のため、とりあえず現在手は34置きがベタ
34→12→3タテ
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こんな感じで、まぁコレも特に悪い点はないようにも見えます。
後折りカギだと
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12→12→3タテ
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ツモの順番が違っても同じ形が組めました。
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階段と比べてみて、確かにそんなに大きな差はないと思いますが、次の手が青緑だったとします。すると、3連鎖全消しが取れるか取れないかくらいの差が発生します。これは結構極端な例だと思います。極端なので諸説ありとしておきました。
とても雑に解説していきました。私はこの考え方を練習して獲得というよりも、「なんかできるようになった」みたいな感じで身に付けました。自分の見えているツモで直感的に形を予測したり、千切りの評価が必要になってくるので、中級者以上向け?だと思います。
基本は階段で、階段だと完成に時間がかかる、2列目の裁きがしんどい時、n手目の色をハチイチで受け入れるために後折りカギにシフトする、が大まかな基準だと思います。
飛○ちゅうさん本人も微差と言っていますし、たぶん100発100中、絶対に評価の高い土台を選べているかは分かりません。こういう手法があるらしいくらいの気持ちでいいと思います。
雑な文章ですいません。何かの参考になればと思います。