難しさ…中~上
初手AABCあるいはABCCのツモに捌きにくさを感じGTRを組みたくなることって結構あると思うんですよね。でも工夫次第じゃこんな積みもできますよという紹介です。
(ぶっちゃけ
対戦勝率上げるなら多重折GTRが非常に優秀なのでこういう積みをする必要はないのかもしれないのですが、ALFさんがどこかで言っていたという
「ぷよぷよは自己表現の場だ」という言葉に感銘した私としては、好きな形を組んでいきたいと思っています)
それでは最初の5手からいってみましょう。シミュレーターも用意しました。ぜひご自身でも手順を考えてみてはいかがでしょうか。
図1,
シミュ
①tema積みを目指そう。結構優秀だと思うんですよね。
それでは早速積んでいきましょう。今回はtema積みでいきます。
図2、
シミュレーター
1手目:tema積みの完成形から逆算し、左折のときは2縦します。
2~3手目:緑を下にしtema積みの土台を作ります。緑の対は何でもいいです(
種ぷよ的感覚です)、これくらいおおらかに組んでしまいます。
4手目:折り返しの完成を急ぎます。1列目に緑をさっさと置きたい。ここはちぎってでも入れてしまいます。この時点で赤緑のハチイチ(花ぷよ)が来たらちぎらずに1縦できます。
5手目:同じく折り返しを完成します。赤黄色を1縦した種ぷよですが、赤緑の種ぷよはもちろん、赤青の花ぷよでも入れてしまっていいと思ってます。
…と、ここまで組んだのをフォロワーさんに見せたら「暴発しそうで大変そう(意訳)」というリプライをいただきました。そこでこの先も何手かシミュを作ってみたいと思います。
②中盤に突入
さて図2から、折り返しが完成したら中盤戦を考え始めます。
ここから折り返し上部の領域と連鎖尾領域は並行して構築していくことになります。いくつかIPSぷよシミュレータでツモパターンを用意し、解説を加えてみたいと思います。
(1)青の偏りが終わってるツモパターン
シミュレーターは
こちら。
こんな来ないんかってくらい青が来ません。ぷよテト2もぷよスポも128手均等と考えていいみたいなので紹介しておきます。
完成形はこんな感じになりました。
図3、
シミュレーター
1~2手目:緑赤2連続は連鎖尾に都合がいいので右へ。
4手目:
青が来ないと折り返しの緑が終わるのでつなげてしまいます
3~9手目:GTRと同じく
折り返し上部で中盤領域を作ります。2ダブを見せつつ伸ばしていきます。相手に隙があれば打てます
14手目:この時点で、緑発火で2ダブ、上の黄色発火で3連鎖、
1・2列目に黄・青・赤を置くことで、4~6連鎖の調節が可能です
(2)青は来るけど・・・
シミュレーターは
こちら
今度は赤多いな! 繰り返しになりますがIPSぷよシミュレータの128手ループのランダム生成です。まあこれもやってしまいましょう。
図4、
シミュレーター
1~3手目:連鎖尾です。
連鎖尾は黄ゾロが先にこない限り黄色から行くとちぎりだらけになってしまいますのでしないようにします。2段目から赤を揃えていきます。
4~6手目:4手目の時点で
ネクネク(6手目)に黄ゾロが見えるので、それを1列目に埋めることを想定して4・5手目を置きます。4・5手目は左3列折り返し上部で中盤領域を想定しています。
7~9手目:黄色と青が来るので連鎖尾に。青ゾロが来たので青を先につなげていますが、黄色が先に来たら青ゾロの位置に黄色を置くと、黄色から繋がります。
10~13手目:
赤来すぎです
13~16手目:これは相手を想定せず一直線に
最大を狙った起き方です(1・2列目が苦しい)が、相手の攻撃が来そうな場合、6列目で
連結2連鎖や
3連鎖を作ったり、左3列で
2ダブや3連鎖~を作ったりします。かなり負け筋ですが
赤からの破壊の可能性も残しています。
破壊の必要がないならこっちのほうが拡張しやすいですね。
さいごに
正直だいぶツモパターンに振り回された感じがありますが都合が良いパターンを引くまでリトライするのも違うだろうということで一発勝負でした。おかげで解説が大変になりました。
解説記事を試しに作ってみようということでほんとに気の向くまま書いてます。なのでやはりとっ散らかった内容で誰向けの記事で誰が読むねんって感じになりましたが、最後まで読んでくださったもの好きの方が万一いらっしゃれば本当にありがとうございます。