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イバラについてのはなしと練習での意識の持ち方についてのはなし

by
ことみ
ことみ
例によってC~B級下位くらいのひとむけの考察です。
うまい人が見たらツッコミどころだらけだと思うので、そういうひとはまわれ右。


machine322さんの記事 雑記 勝率の考え方とかイバラの打ち方とか
読むだけでも頭がクラクラしてくる文章ですが、ちゃんと1センテンスごとに脳内にぷよ図をイメージして辛うじて読解できたと思うので、勝手に補足・加筆します。
元記事の原文はブルーバックにしておきます。

原義としてのイバラは最低でも5-4の火力高め(1段以上)のものを指すというのは理解していますが、落下ボーナスも含めれば4-4でもそこそこ降らせることができますので、
この記事では「イバラというより残しの良い1ダブ」の作り方に着目するというところからスタートします。あしからず。
というか元記事が概念的すぎて、じぶんの脳ミソでは原文を再現しようとすると4-4にばかりなってしまいました。
そもそもmachine322さんの意図するような形になってるのか知りません。自信もないです。まぁわたしなりに解釈した結果ということで。


打つためには、基本的に3連結のパーツが必要になる。
→いわずもがな。

どこで3連結を作るかは人によって好みが分かれるが、一般的にはキーぷよの連結を足していく。
→1列目の青と5列目の黄色はキーぷよです(乗せたら連鎖が完成する形をキーぷよと呼称します)。
そこに連結を足すことが一般的ですよねということですね。緑はすでに3連結です。


→それぞれこんな感じで撃ちますよね。


更に言えば、昨今の先折の手順からいくと、第二折り付近でキーぷよの連結を足してイバラを狙う。
→こんな感じじゃないですかね?しらんけど。

キーぷよとなる仕掛けぷよではなく土台ぷよをイバラに使ってしまうと、ぷよの落下が多く発生して意図しない暴発が起こりやすい。
→キーぷよ(乗ると確定するぷよ)ではなく、土台ぷよ(上にキーぷよが乗っているぷよ)を使うとイバラのつもりがそうじゃなくなっちゃうよねって図。


キーぷよの連結を足すタイミングについては、イバラを撃つことを重視するのであれば対応手の4から5連鎖を用意した時点でイバラ用の第二折り付近のキーぷよに連結を足していく。

→まえの図に戻って。黄色から5連鎖ありますが、第二折に緑の連結を足してイバラにすると、多重折は残したまま1ダブが撃てますよね。

この時、対応手の連鎖を伸ばせるツモや第二折りの連鎖を伸ばせるツモであっても、

→たとえばこの緑ゾロは頭に入れても第二折でもいいわけですが、

イバラのために連結を足した方が強い場合がある。

→緑ゾロに連結を足して、さっきの1ダブにしてみたほうがいいかもってハナシ。

ほかの例。
 
6列目にクッションのハチイチですが、1・2列目のキーぷよに連結を足したのでイバラも生まれました。
またほかの例。

1列目のキーぷよを2色とも確定できるハチイチですが、あえての1ダブ。


これは凝視ができなければ判断ができないため、最上位帯を除く中級者帯では大抵相手を見ずにイバラへ舵を切る。
つまり、後打ちを狙う。
これは後打ち至上主義が薄れた現代ぷよでもそうであることから、上部での凝視は非常に難易度が高いことがうかがえる。
 

→???????????
主語も目的語もないうえに話の着地点が凝視になっててここだけはちょっとわかりません。マシンさん補足たのむ

まぁ上部はだいたい脳死でイバラ撃つ人が多いよね・・・ってコト?なんだと思います。
実際これで相手に本線を撃たせることができれば、冷静に第二折を再構築して伸ばすだけなわけです。
中央を使ってたくさんのキーぷよがない状態から第二折まで伸ばして発火するのよりはラクなんじゃないでしょうか。

イバラは性質上必ずハチイチでスパンと撃たれるわけで、警戒してても刺されることもよくあるうえに相手が上部ってことは自分も上部まで積み込んでるってことで、考えること多すぎて凝視する余裕そのものがあんまりないですよね。そもそも上部のイバラということであれば、後撃ちを狙う「催促」の意識よりも「刺さればラッキーw」くらいの「軽い潰し」の意識で撃っても良いのではないのかなと思います(これが『大抵イバラへ舵を切る』の意なのかな?)。
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元記事の翻訳は以上です。言ってることをわかりやすく説明できたと思いますが、理解できたとはいってません。
ここからはもっと簡単にしたイバラのはなしです。


1.まず本線を組みます。
2.連鎖の上側のぷよの連結を足します。
3.特定のゾロとハチイチが来たら撃ちます。来なければそのまま伸ばします。


以下実例。

土台上にL字をつくります。

ここでゾロとハチイチを引けてるようならイバラを撃ちます。
盤面や落下ボーナスの蓄積によっては赤緑ツモで即4-4の1ダブでもいいんじゃないでしょうか。
ゾロとハチイチが引けてなければイバラは狙わず、そのまま伸ばします。

つぎ。

本線は繋がる形のまま、L字をたくさん作ります。

ここでゾロとハチイチを引けてるようならイバラを撃ちます。
引けてなければイバラは狙わず、そのまま伸ばします。
4列目、緑と緑の間のミゾがツボです。

つぎ。

本線は繋がる形のまま、L字をたくさん作ります。

ここでゾロとハチイチを引けてるようならイバラを撃ちます。
引けてなければイバラは狙わず、そのまま伸ばします。

もちろんこういうツモで撃ってもいいですよね。

平らなので黄色ゾロがきたらマシマシにしてもいいんじゃないでしょうか。

連結を足すときにぷよを設置している場所に注目してください。キーぷよが「乗っている側」でないところがポイントです。
たとえば最後の画像で中央の緑を使ったイバラって撃てないですよね。元記事の「土台ぷよを使ってしまうと~」のくだりです。

何度もいいますが、ポイントはキーぷよの連結を足してそれで撃つことです。
そのままでも本線になっていること、クイックになりやすいこと、残しがいいこと、暴発しないこと。すべてメリットですね。

というわけで、イバラは積極的に狙うというよりもイバラが確定するツモとそれを撃てるツモがセットで来た時にイバラにする、くらいでちょうどいいと思います。
構えて放置したまま伸ばそうとするといろいろ大変ですので。

あらためて。

1.まず本線を組みます。
2.連鎖の上側のぷよの連結を足します。
3.特定のゾロとハチイチが来たら撃ちます。来なければそのまま伸ばします。


以上。
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ところでここまで中盤の連鎖を持ってからの話にフォーカスして図を示してきましたが、「撃たせるためのイバラ」という面に着目すると第二折よりうえの部分(最終盤)で撃つイバラについても考えたくなりますね。
基本的にはほぼ一緒だと思います。「キーぷよの連結を足して、上に何もない3連結を作ってハチイチで撃つ」です。
暴発管理はしっかりしましょう。わたしはできません。
ここらへんちゃんとできるだけでB級中位くらいまではいけるんじゃないでしょうか。しらんけど。

以下駄文。
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考えるきっかけとしてシミュレーターを使うというのはとても大事なことだと思います。一見分からない説明でもこれなに言ってるんだろうってシミュレーターで置きながら考えるだけでも、その過程で得るものがなにかしらあると思います。

また、対戦の反省するときもシミュレーターを使うといいでしょう。
switchってキャプボとか買わなくても1ボタンで30秒録画できるわけじゃないですか。
撃たせたけど伸ばしがわからなかった、降らされたあと2段掘りできなかった、置き間違えてリカバリーできなかった、全消し逃した、etc.
そういう「技術不足で上手くいかなかった」点は即録画してシミュレーターに起こして「どう置けばよかったのか」反省するんです。
「引いてるツモじゃダメだった」ときでも「こういうツモでこういう発火すれば繋げられるよね」ってシミュレーターで試すんです。

そうやって自分の弱点を探して認めて、そこを潰していかないと弱点はなくならないと思います。
相手の弱いところを突くのは人対人で勝負をする時の基本ですから、弱点の多さは敗因の多さに直結します。

上手くいかなかったことやできなかったことをひとつひとつ克服して弱点をなくしていくことで、少しずつ強く、上手くなっていくのです。
そしてそれが積み重なった結果として勝てるようになるのです。
ローマは一日にして成らず。千里の道も一歩から。

上手くいかなかったことは課題であって、上達の余地なわけです。
ですから上手くいかなかったことを見つけたときに

どうやれば上達できるか考えて(P)
実際にそうして(D)
効果が出るか確認して(C)
ダメなら別のPを、よかったらD継続(A)

ちゃんとPDCAサイクルに繋げられるといいですよね。
また、ピッチャーが素振り1000本やフリーキックの練習をしても三振がとれるようにならないように、人には人に合った練習方法がそれぞれあると思います。
合っているか合っていないかも考えずに他人に言われたとおりにただただ練習するだけでは、きっと一定のところで頭打ちになるでしょう。
自分のためにゲームやってるんですから、上手くなりたいならどうやったらいいのか自分で考えてPDCA回すんですよ。自分で。


「『マニュアル通りにやっています』と言うのは阿呆の言うことだァ!!」

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えらそうに能書き垂れましたが、ちゃんと言語化してアウトプットできないことというのは理解できていないことと同じだと思っているので、中身があっているかどうかは別にして定期的に考えていることや学んだことをアウトプットするのってとても大事だと思います。そういう意味でもシミュレーター遊びと考察って有意義だと思うんですよね。
この記事を書くことでちょっと自分の中でもイバラへの理解が深まったと思います。

ぶっちゃけ考察の中身なんて合ってても合ってなくてもいいと思っています。
自分で考えて自分で試して自分の力で勝ち取ったスキルこそが真の自分の力になるのです。
理想を言語化して形にして、それに近づけるにはどうすればいいのかを考えて練習しましょう。
ここらへんは深く突っ込んでこうとするとセルフマネジメントの世界になると思うので、キリのよいところでやめておきます。

更新日時:2024/08/10 18:45
(作成日時:2024/08/10 18:43)
コメント( 2 )
なえーら
なえーら
8月11日 14時24分

自分でPDCA回せない以上もう上達の余地が無いですね。

ことみ
ことみ
8月11日 15時28分

自分で言ってて自分に刺さりますが、努力して成長できることも含めて個人の資質・才能だと思います。
楽しくないどころかひたすらに苦しいですもん。自分の壁を超える努力って。
わたしはその努力がしんどかったので、現時点が自分の限界だって認めて積極的に上達するのには諦めがつきました。
負けてもいいから交流と考察を中心にして、細く長く楽しみながらちょーっとずつ上手くなってけたらいいよね、くらいのほうが性に合っていたんだと思います。
諦めたらいっそのこと辞めちゃうとか、別の楽しみ方を探すとか、自尊心が傷つかない遊びかたをするとか、そういう方向で別のもっと楽しめる道を模索するのもありかもしれませんね。
今際の際に「あぁしょうもないゲームなんてするんじゃなかった」って思いたくないですから、正直上手い下手よりも楽しんだもん勝ちなんじゃないですかね。人生観によってくるところもあるでしょうけど。

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