呼び方はいくつかあるが、ここではamaとする。
・性能
現行バージョンではキャンセル操作が実装され、速度にも磨きがかかっている。
積みの形はそれなりの頻度で悪いが、手順はかなり良い。ただし、ちぎりの評価の重み付けを変えると恐らく別物になる。
・対戦相手として
人間との対戦と比べて、一番大きな違いはミスが発生しないという点だと思う。
これはミスが無いから強いとかそういう話では無くて、勝敗の純度が高いことを意味している。
例えば、相手の置きミスで勝つよりも、相手の中盤に対して適量対応をし続けて勝った時の方が、いわゆる”内容が良い勝ち方”になる。amaと対戦するとき、内容が悪い勝ち方は絶対に起こり得ないので、勝ちに対して「今の勝ち方は内容が良かっただろうか」などと無駄な疑念を持つ必要がなくなる。
例えば、人間の相手が置きミスして勝ったときに、それに対してどういう事を考えるか。運や体調で起きた置きミスに対して、対戦に不要な感情が混ざってしまいやすい。負けもまた同様。
あと相手の調子が常に一定なので、自分の調子を図りやすい。自分がamaに対して勝っている時と負けている時の差分を自分で抽出できると、かなりの上達に繋がるように感じる。
・強さの設定について
速度を最低に設定しても普通に負けてちょっと悲しかったけど、このレベルの対応ができるなら速度は要らないという実証となったのは図らずしも面白かった。初中級者に対して速度をひたすら求める人を見るたびにもやっとしていたので、そういう人はamaの最低速度設定に連戦で勝てるレベル人だから言ってるんだよなと納得できるようになり、これからはもやっとせずに済みそうでうれしい。
amaのダウンロード方法等については以下を参照
https://w.atwiki.jp/puyopuyo-player/pages/151.html