ウマ娘シンデレラグレイ風にぷよぷよを語る。　　　中京2R　🏇

なら・・　ぷよれない私は・・
なんの・・　ために・・・・

『17連鎖』

バンブーメモリー「いやあ～！やっぱオグリ先輩は強いっスね！あとちょっとってトコだったんスけど・・」
奈瀬英人「・・最後の伸ばし合い、ワザと単発を入れなかったね？」
バ「（ギク！）　あはは、やっぱバレましたか！流石トレーナーさんのスーパーアイ！」
英「そのスーパーアイを以てしても解らないな。何故そんな事を？」
バ「すみませんっしたァ！！！　別に義理立てとか慢心したとかしたわけじゃないんス。
・・ただ春のスコア王として、一人のプヨ娘として、真っ向勝負がしたかったんス！」

『連鎖100万石』

六平「対戦会スタートまでまだ時間がある。少し学園を案内しよう」
ベルノライト「お　お願いします！」
六「やや極端な言い方をするが・・　金沢には何でもあると思っていい。
初代ぷよぷよからぷよぷよeスポーツまでの古今東西ぷよ。
対戦邸宅、配信設備、ゲームバーゆるぷよ会、金沢大学ぷよぷよサークル。
世界最大のアーケードぷよ通ゲーセンと、温泉付き宿泊施設。
そして株式会社アイ・オー・データ機器本社、WACHA-WACHA月例イベント。
プヨ娘にとって必要な物・場所、全て揃っている北陸の至宝。
間もなく設立30周年の超老舗団体、IPSこと石川をぷよぷよで染める会。」

　MEITETSU & シングレコラボ　名鉄本線カサマツ駅こと笠松駅
　（2022年に公開した中京1Rなごやん編は、こちらをご覧ください）

『ブーム』

藤井「1993年の初代ぷよぷよアーケード版はゲーメスト年間ランク4位、翌1994年は10位。
同年秋にリリースされたぷよぷよ通、1995年間ランクはどんくらいやと思う？」
遊佐「いや知らないっスよ・・　半分の7位くらいじゃないっスか？」
藤「28位や」
遊「・・え？」
藤「初代ぷよアドバンテージがありながらAC通はたったの28位、初代ぷよぷよはベスト50圏外！
その後ぷよぷよSUNは勿論ぷよぷよフィーバーもぷよぷよeスポーツも、年間どころか月間すら上位に入ったことは一度もない。
コンシューマー版やPC版もアーケードと同様、そんだけの差が初代と通以降にはあんのや。競技性と商業人気は比例せん！」

『敗北の味』

・・大会に出てみて初めて分かった。
タイミング、位置取り、配色と相手フィールド把握。
一つ間違えただけでも大きなミスに繋がるようなことを一瞬で判断し続けなければならない。
それも、ノンストップで配ぷよを落下させながら・・　だ。
私には駆け引きも勝負勘も・・　何もない。足りないものが多過ぎる・・！

『PUYOPUYO 35th Anniversary』

ぷよぷよは終わらない
テトリスと双璧をなす、対戦パズルの金字塔
鎬を削り合ったライバルがフィールドを去っても、乗り越えるべき壁がまた新たに現れる・・
恵まれているのだな、私達は

『コンパイル時代』

マルゼンスキー「ぷよぷよコミカライズ、グッズ通販、ラジオ番組、レーシングYAMAHA、ビジネスソフト。
ぷよまん本舗に魔導ランド広島に幕張ぷよぷよランド・・　ぷよぷよランド？？」

　名馬、名手の里ドリームスタジアム
　NAR公営笠松競馬場　SPIオグリキャップ記念

『2手全』

速い、これが全消し戦のスピード・・！
いつもだったら前半はもっと余裕があるのに・・
まるで赤玉を持つ者同士が魔合い地獄を仕掛け合っているかのような・・
このままじゃダメだ・・！　いつもより早めに考えて・・
・・違う！　最初から考えれば良いんだ・・！！
全消し戦は序盤からもう始まっている・・！
私は今まで最後の本線に懸け過ぎていたのかもしれない。
考えろフィールド全体の・・　「流れ」を・・！！

『天賦』

六平「・・どうした、ハムスターみたいな顔して」
ベルノライト「どうせ私は三流プヨ娘ですよ」
六「お・・　おう・・　何だ突然」
ベ「だってオグリちゃん、私があれだけ苦労して考えた連鎖尾の組み方、一瞬でマスターしちゃうんですもん！
しかも配色なりにアレンジまでして！！」

　“こうか？”
　“い、一発で繋げ切っ・・？！”

六「まぁ俺も流石にあれは驚いたが・・　それだけお前のノートが分かり易かったってことだろ。
オグリの連鎖スタイルに合わせた伸ばし方を、身を以て研究する。
同じプヨ娘であるお前にしかできねぇやり方だ。大したモンだよ」
ベ「え・・　そ、そ～ですか・・？（照）」
六「（ちょろいな・・）」

『適性』

オグリ「（ぜ、全然揃えられないしTスピンもできない・・　グヌヌヌヌ）
・・思うんだが、ぷよぷよ以外のトレーニングって必要なのだろうか・・？」
北原「オグリお前、テトリス苦手なんだな」
オ「できなくはない！消すことはできていただろう？！」
北「じゃあ次は、ぷよテトのスワップルールでネット対戦できるな」
オ「！　北原なんて嫌いだぁー！！！」
ベルノ「でも今日は確かにテトリスばかりですね。おいうリーグのS級直前ですけど、ぷよらなくていいんですか？」
北「ろっぺいさんがマスコミや過激ぷよファンを警戒していてな。態勢が整うまで目立たない方がいいってさ。
なあんか・・　BOX.Q3の頃とは大分変わっちまったなあ・・・・」

『ミニミニマスターズ』

「ぷよマスターズ、ナミキグランプリ。本当に・・　最後なんだな」
「うるさいなぁ、何度言わせるんだよ・・」
「・・君は私のライバルだった。私の近くにいて、私より速くて、私より強い・・
そして私と同じくらいぷよるのが好きで・・」
「何が言いたいんだ。自分に二言はない！これで最後にする！
僕がマスターズを連覇して日本一を証明する、それだけだ！」
「勝つのは私だ！！目標にするのももうやめだ！今日ここで君を超える！！」
「それはいいんだ。“ミスケンは大会でsetaに一度も勝てなかった”って、歴史に刻んでやる」

　岐阜県庁1F GALLERY GIFU企画展
　ウマ娘シンデレラグレイ × 笠松町　コラボ企画

『ステイヤー』

六平「連戦は本線力や凝視だけでは勝てない。何が必要だと思う？」
ベルノライト「やはり持久力でしょうか？30先以上になると、普通に戦っても後半バテそうですし・・」
六「半分正解だ。30先は1時間前後、修練を積んだプヨ娘と言えど全力でぷより切るには体力の限界に近い時間だ。
後半は当然苦しくなる。だが問題は、それだけじゃない」
ベ「？」
六「ここ、脳の疲労だ。過度の能酷使は認知機能を低下させる。集中力は切れ視野は狭くなり、判断は遅くなる。
そんな中で、いかに冷静なまま思考し続けられるかが鍵になる。肉体と脳の持久力、連戦は総合力の勝負だ」

『人読み』

イナリワン「だあぁ～～！！　チクショ～～～～！！！！　負けた～～！！」
スーパークリーク「ラスト1先、少しメリ土台の配色が良すぎましたね」
イ「！」
ス「思ったより本線一本になってしまったと焦っていたのが、手に取るようにわかりましたよ」
イ「はっ、言ってくれるぜ・・　クリーク様にゃ全部お見通しってわけかい？」
ス「いえまさか、イナリちゃんのムラ連鎖は全然想定できませんもの。
なのでデビルハチイチや連続同色ツモやラネアクイックといった想定外も想定した、それだけです」
イ「・・怖えよ。次はその想定まで超えてやんよ！」
ス「うふふ、楽しみにしてますね」

（ここから先は余談）
　昭和末期から平成初期、子ども小職がリアルタイムで熱狂した芦毛の怪物。GTR聖地こと岐阜県に在住しつつ令和オグリ神話を再び体感できたことを、本当に嬉しく思います。昨年末の拙文とは異なりぷよらーアドカレや並走部とは無関係、シングレ完結 & ロイヤルファミリー大団円 & 有馬記念に便乗丸出し雑文でございます。明日のグランプリ、あなたの夢はダノンデサイルか、メイショウタバルかレガレイラか？？
　3年半前の前作で箇条書きしたアーケードぷよ通対戦台稼働店の過半数が、今や存在していない現実。年末年始の首都圏は29日夜に行われる黄金町TINKが唯一の（？）アーケードぷよ対戦会、皆様のお越しをお待ちしております。
　間もなく35周年を迎えるぷよぷよシリーズ、昨今は連鎖史に関心を向ける方が増えてまいりました。通史的記事を書いてきた小職としましては慶賀の至りでございますが、その一方で史実に即していない炬燵記事をちょいちょい見かけるようになったのもまた事実。最近多いのが、「ぷよぷよシリーズはメガドライブ版やスーパーファミコン初代で人気になり、ぷよぷよ通でピークを迎えた」的フレーズでございましょうか？現実はシビアでございまして、初代で満足してしまったライト層の多くは続編に興味を示さず、初代以降は徐々に右肩下がりを続けている（現在進行形）と捉える方が自然でございます。小職は初代ぷよ推進論者ではございませんが、ぷよ通リリース前の1990年代前半にAC対戦台や大会環境が対戦格ゲーの様にもっと発達していれば、と思わずにいられません。（ぷよテトやぷよぷよクエスト人気が本家ぷよぷよに直結すれば・・　ううーん・・・・）
　黎明期を担った幾人かは既に鬼籍に入っており、また当時の人物達から「〇〇については書かないで欲しい、どうしても書き遺すなら匿名で」と苦言を呈されたことも一再ならず。公表が難しいエピソードも多く、今後どこまで書き続けられるか小職にも分かりませんが、どうか2026年も生温かく見守っていただければ幸いでございます。

（余談の余談）
　2025年12月28日。小職は昨年と同じく、サイレンススズカの聖地こと中京競馬場にて有馬記念に参戦いたしました。上位人気4頭（レガレイラ・ダノンデサイル・ミュージアムマイル・メイショウタバル）のうち、脳内期待値の最も高い（中山適性の高い3歳馬）ミュージアムマイルの単複馬券に全財産をばツッコみ・・　見事1着パーフェクト的中！！（※リンク先画像、中山のみならず阪神メインも複勝的中しております）昨年はダノンデサイル3着で複勝のみ的中と、少々悔しい思いをしただけに良かったです。（なおミュージアムマイルは皐月賞（2000メートル）と有馬記念（2500メートル）の二冠となりましたが、マイルGⅠ（1600メートル）と有馬記念の両方を制した競走馬は世界中探してもオグリキャップただ一頭でございます。これ豆知識ね）
　中京撤収後は名鉄線で名古屋GAME BOX.Q3へ移動。ひさ店長（←リンク先もこう元プロ VS ひさ店長のガチぷよ対決は必見！）にグランプリ戦勝報告後、ぷよぷよフィーバー（ぷよ通に非ず）を2時間弱ほど対戦。師走のドタバタでアーケード感覚が鈍っておりましたが、明日のTINK対戦会に向け感覚をある程度取り戻せたと思います。が！　本日のQ3店内は小職以外にも有馬記念に参戦した御仁が何人かおられたようで、特にガンダム勢の皆さんが対戦中の我が真後ろにて有馬記念馬券収支で盛り上がっていたのが面白かった & 会話内容が気になってタイヘンでございました。ゲームセンターらしい一幕と言えるかもしれませんが、明日も横浜で同じことが起こるかも・・　と思うと楽しみかつ少々（？）不安でございます。