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全消し戦考察 その② 即消化とその対策

by
taka
taka
■すぐ消してくるやつら

前回の投稿で「全消し戦はカウンター戦術が前提」と書きました。
ではカウンター合戦が苦手な人はどうするのか?

カウンターを嫌う人は「即消化」という選択肢を取ることが多いです。
同じ色が4つ集まったらすぐ単発を打つ。

上級者でこれを多用してくるのは、関西だとreoruくん等。(最近はどうかわかりません)
reoruくんとは頻繁に対戦していたこともあり、自分なりの対策を立てていたのでまとめておきます。


■おじゃまが降ることの意味

自分の対策は明確で、「相手より大きい単発を打つ」ことです。
相手が4個消しを仕掛けてくるタイミングで、
ネクストに同じ色が来ていなければ単発消しで合わせてイーブン。
同じ色が来ていれば次のツモまで引いて5個消しで単発を打つ。これだけです。

後者の展開になった場合、相手にはおじゃまが1個以上振ります。
この場面でおじゃまが1個でも降ることの意味はとても大きいです。
なぜなら、この時おじゃまはほぼ空のフィールドに降ることになるので
おじゃまが12マス落ちるまでの時間を奪うことができるからです。
カウンター戦は回避されてしまいますが、十分なアドバンテージといえるでしょう。

ちなみに、「おじゃまが落ちるまでの時間を奪う」という思考は
単発2ダブ等、中盤戦でも活かされる重要な概念なので、常に意識しておくと得する局面があるかと思います。

 
■対策の対策の帰結
 
上記の行動を読まれて相手も5個消しを狙ってくればどうなるでしょうか。
その場合は同じことで、ネクストを見て6個消しで対応が可能なら6個消し。「イーブンか有利」の選択となります。

そして、相手がそれも嫌って更にツモを引こうとすれば、どんどん手数が増えていき
徐々にカウンターが成立するほど高く積みあがることになるでしょう。
こうなると、相手の当初の目的と思われる「カウンター戦の回避」が難しくなっていきます。
カウンター戦になること自体に有利不利はなく、形次第となってしまいますが
相手が嫌がる展開に持ち込めることには意味があります。



■最後に

実戦譜としてリプレイを…と思って直近のreoru戦を見返したら、
全消し戦ほとんど負けていたのでなかったことになりました。(^^)
勝てていないというのは地力の問題かもしれませんが。
上記戦術を採用するかはともかく、
「即消化」という選択肢があり、それに対してどういう答を返すかということを
考えておくのは大事なことかと思います。
 
更新日時:2018/06/25 22:40
(作成日時:2018/06/25 22:40)
カテゴリ
中級者向け
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