00.はじめに
こんばんは、秋雨です。今回は全くの日記です。トッププレイヤーの土台調べるやつはまだなの?まだです。始まってすらいねーです。いやー先月末にリアルの激重案件が終わったと思ったら今度は風邪こじらせやがりましてですね。喉が痛いのと鼻水瀑布とを行ったり来たり反復横跳びしております。ということで「風邪を引いたので作業を始められない」といういかにも取ってつけたような免罪符を頂いたので日記書きます。ついでに現段階で僕が使ってる土台手順を纏めて置いておきます。多分誰も使いたがらないものですが僕だけが読めればよいのです。勿論例のごとく読みづらい文章です。推敲能力が欲しいぜ。
01.おいうリーグに、ありがとう
ちょいとながーい自分語りです。いや、日記だからいいのか。
小学校に上がるよりも前、僕は兄のゲームを借りて遊ぶことがよくありました。そのうちの一つがGBAの「みんなでぷよぷよ」でした。当時は連鎖の仕組みなど全く知らず、特に強くなりたいと思うこともなくひたすら(一般に言われる)カエル積みをするばかりでした(勿論当時は「カエル積み」という言葉を知らないので我が家では「のほほ流」と呼ばれていました)。
それからはぷよぷよというゲームは「触ったことがある」程度のゲームでしかありませんでしたが、長い時を経て、僕とぷよぷよは再会を果たします。
AC版ぷよぷよ通S級リーグ。
ニコニコ動画に上がっていたその戦い。知らない世界。当時すでにヘビーゲーマーだった僕は、「この世界を知らずしてぷよぷよを『触ったことがある』などとほざいていたのか…」と、衝撃を受けた記憶があります。
もっとこの世界を知りたい。
その思いがこの世界へ身を投じる原動力となりました。
ほどなくして僕はぷよぷよ!15thを購入。通ルールしか知らない僕はフィーバーをはじめとしたさまざまなルールを純粋に楽しんでいたように思います。また、何をやっているのかわからない上位陣の観戦はそれでも楽しんでいましたが、その時は特に連鎖の練習はしていませんでした(どうせあんなふうに組めるわけがないと思っていたため)。
ところで、僕には当時なんか毎週末のように家に遊びに行っていたような親友が2人います。TCGをやったり、テレビゲームをしたり。色んな事をしていましたが、あるとき「何か新しいゲームをしよう」ということになり、3人そろって3DS版「ぷよぷよテトリス」を購入、対戦するようになりました。
友人2人はテトリスを、僕はぷよぷよを使っていました。とは言えあのテトリスガン有利のトンデモ環境。最初の頃のド素人対戦ではそこまで何も感じなかったものの、やがて友人が慣れてテトリスを連発できるようになってからは歯が立たなくなります。しかしここで僕の負けず嫌いな心に火が付きました。
連鎖を組めるようになろう。練習をしよう。
そして僕は前作にあたるDS版ぷよぷよ!!20thを購入(のちにそれを友人に譲り、3DS版20thに移行)。2週間ほどで下押しっぱなしでの階段5連鎖を習得し、続く1週間で鍵積み6連鎖を習得。友人くらいのレベルには5~6連鎖を最速で組めたら大体刺さるので、かなり戦えるようになりました。ちなみに同時にテトリスもそれなりに練習をして、3DS版のVSルールのレートはカンストさせました。あのゲームバランスだから仕方ないね。
その3人の中でのぷよテトブームはやがて薄れていきましたが、僕はまだ続けていました。観戦も大好きで、暇さえあれば動画を観て、実況の言ってることも(意味全然分からないのに)全部暗唱できちゃうくらいでした。(という話をこの前Twitterでしたら、りべさんに引かれました。)
僕はレートに潜っている人は全員動画で見るような、高速落下12~14連鎖は当たり前な人たちだと勝手に思い込んでいたのでレートにはそれまで全く顔を出さなかったのですが、(今思い返すとなぜか20thではなくぷよテトの)レートをものは試しとやってみたところ、意外と勝てる。鍵積み6連鎖で勝てる。そこで初めて、意外と僕レベルの人も多いんだ、という当たり前の事実にようやく気が付きます。
しかし僕より上のレベルの人も多いのも事実。やがてどうしようもない、7連鎖の壁の向こう側にいる人とよく当たるようになってからは、手も足も出なくなりました。そこでようやく僕は折り返しというものを習得しようと思い立ち、ネットで調べたところ、なにやら「GTR」というものがよく使われている、ということを知りました(動画はよく見ていたが、用語はあまり知らなかった)。その形を見た僕はすぐにピンときました…「この形、上級者がよく使ってるやつだ!」と。
で、ためしに鍵積みの頭にGTRを置いてみたんですよ。そしたらその日に10連鎖まで下押しっぱなしで組めるようになりました。その日最大火力の10連鎖ダブルを嬉々としてリプレイに撮ったのを覚えています。
それからは一人で動画を流しながら、ひたすら手順などない先折GTRを組む日々が続きます。僕は一人で遊ぶことも、地味な練習を繰り返すことも全く苦ではないタイプの人間なので、その日々はとても楽しかったですし、ネット対戦には全く潜らなくなりました。その頃は動画は特に「第2回AC通S級リーグ」と「第4回AC通S級リーグ」(いずれも解説付き)を頻繁に観ていました。自分が扱うことなど到底出来ませんでしたが、組み方の名前や戦術について、知識としてたくさん吸収したのもこの頃です。
そんな中、第5回AC通S級リーグが開催されます。リアルタイムで進行する大会の観戦は初めてで、試合もアツいものばかり。最高峰の技術・駆け引き・殴り合いをこの目で、リアルタイムで観られたことに大興奮していました。しかもその後に絶対王者、momokenさんの復帰が告知され、統一王座戦全勝という華々しい戦績と共に王者が復活し、ぷよ界が一層盛り上がっていく……そう思っていました。心を躍らせていました。しかし理想の将来は訪れませんでした。
MS騒動。レジェンドたちは軒並み自粛。彼らの進んできた道が突然消え去り、それを追っていた僕はつまらない世界に放りだされたも同然でした(当時はAC通以外だとPS4版ぷよテトが対戦のメイン環境だったが、PS4のバランスが好きではなかった)。
しかし、まだそこには2人の男が残っていました。この世界の灯を消させてたまるものか、と。そんなTomさんとliveさんの毎日のように繰り広げられる熱戦を、僕はTwitchにかじりつくようにして観ていました。でも僕はPS4ぷよテトのゲームバランスが好きではない。狂ったようにぷよテトばかりをリリースし続けるセガを見て、強くなりたいという気持ちはどんどん薄れ、やがて僕はぷよ界からフェードアウトしていきました。
ずっとモンハンしてました。
……
ある冬の日。たまたまTwitterのTLに見慣れた名前を見つけました。
ぷよぷよクロニクル 第2回おいうリーグ A1級リーグ くまちょむ vs ぐっくる 30先
くまちょむさんのリツイート。あの頃追いかけた超上級者の名前。久々に見る名前。なのに初めて見るカード。
気が付けば僕はあの頃のように、食い入るように対戦を見つめ、熱狂していました。そしてすぐに関連動画から、僕の知らない強者が、知っている強者と同等に戦っていることを知ります。気になった僕は「おいうリーグ」が何なのかを調べ、
・3DSソフト「ぷよぷよクロニクル」で大会が開催されていること
・そもそもぷよクロで普通にネット対戦ができること(フェードアウトしていた時期は興味がなく、RPGだけだと思い込んでいた)
・「ぴぽにあ」という人が個人で開催していること
・その割には規模がとんでもなくデカいこと
・少なくともA級以上は、すべての対戦が実況付きの動画として残っていること
・実況配信者を兼ねたプレイヤーがたくさんいること
・自分と同程度の強さのプレイヤーも多くいること
などを知り、ぷよモチベが爆発。実況配信プレイヤーの中でも特に配信頻度が高く、喋りが好みだった
ぴぽにあさん、
fronさん、
kaoruさん、
こんけあさんの配信によく現れるようになりました。そして自身もぷよクロを購入。対戦界に飛びこもうということになったのです。ぷよクロのレートで当たる人は20thやぷよテトに比べてやけに強く、初期レートでも当たり前のように本線をゴリゴリ伸ばしてきましたが、ずーーーーーっと一人でやってた頃の練習のおかげか潜った初日で2400まで行けたのでまあ上出来だと思います。
それからはさらなる高みを目指して土台手順というものを研究し始め、ぷよぷよがeスポーツと認定されライセンスが発行されるようになったり、ぴぽにあさんがプロ入りを決めたり、fronさんがマッキーさんにプロ入りを阻止されたり、fronさんがプロになったり、上位陣の使う土台を数えた記事がやけに伸びたりすることに一喜一憂しながら今日も楽しくぷよぷよやってます。
今僕がこうしてぷよぷよに取り組めているモチベーションは、おいうリーグが、ぴぽにあさんや実況配信をしてくださった皆さんの情熱が、創り出したものです。僕のモチベが高いからと言って世界が救われたり、ぷよ界が発展したりすることはありませんが、それでもひとつ言わせてください。
ありがとう、おいうリーグ。
02.土台手順と備考メモ Ver.1.0.0
はいこんばんは。秋雨です。オマケです。読み終わったら50人中47,8人は「ヘンな奴だ」と言いそうなくらいには変わってるかもしれません。あるいは普通かもしれません。簡単に説明すると「
いろんな形が組みたい」と「
他の人と全部被っているのは嫌」と「
不定形は好きじゃない」の欲張りセットです。その形が強いわけでも、ちぎらない訳でも独創的なわけでもありません。
楽はできないが楽しくできる。モンハンの狩猟笛みたいな感じですね。Ver.1.0.0とありますがバージョンアップは未定ですし、仮にあったとしても知らないうちにしれっと戻したりしてるかもしれません。天気次第です。では早速参りましょう。
※最初に来た色をA、次に来た色をB…とします。例えば「赤青-黄黄」の書き方はABCC派とBCAA派(多く来たやつをAとする派)に分かれる(と思う)んですが、今回はABCC表記とします。でも個人的にはBCAA派なんですけどね。
①AA-AB&AB-AA
基本はコレ。右折。右図のようなサブマリン・GTR・LLR・宇宙を目指す。ぴぽにあさんチックだけど僕は容赦なくちぎるので特に早くはありません。
-例外 AA-AB-AA&AB-AA-AA
全消しを取り逃したくはないが、L字の横の青のところの上にゾロを立てるとちょっとイヤな感じになるので横3を敷きにいく。基本は後折のGTR・新GTR・サブマリン・弥生時代を目指すが、
早めに赤が来たときは左折の新GTRに移行することもある。DT砲を積極的に狙っていきたい。
②AA-BB&AB-AB
みんな大好きGTR。ただし、土台の1段目を作る際(つまりは最初の方)に、図でいう黄ゾロを引いた場合、
横3を敷いて右折のサブマリンに移行。してもしなくてもよい。レートとかであまり凝視の精度が高くない人に対してこれを組むと、「あ!GTRつながってないじゃん!」ってな感じの本線ぶっぱや破壊本線がよく飛んでくるのできちんと本線を打てばドヤ顔しながら楽に1本取れる。
-例外① AA-BB-AA
右折に移行。右図のように単純連鎖で回収できることはあんまりなく、大抵マルチで回収することになる。でも僕はマルチが好きなので全然問題ないね。
-例外② AB-AB-AAorBB
・下にした方の色が3手目にゾロで来た場合→例外①と同様
・上にした方の色が3手目にゾロで来た場合
4手目にAAが来たときに全消しを逃さないために45横。全消しが無かったら右折に移行。基本的にフキゲンや新GTRになる。
この例外があるため、AB-ABの1手目は1列目ではなく2列目に置く。
-例外③ AA-BB-BB
例外②の下と同様。
③AA-BC
基本はこう。左折のGTRやサブマリンなどを目指す。
-例外① AA-BC-AA
deltaGTRに移行。まだ研究中。
-例外② AA-BC-BD
左折GTRを目指す。特に言うことはない。
④AB-AC
右折。基本的にはGTRやサブマリンを目指す。
~1手目2手目の置き方~
3手目を見て、3手目に見えた色によって1手目の場所を変える
・3手目にB(1手目に含まれる色)が来た場合→3縦
・3手目にC(2手目に含まれる色)が来た場合→12横
・3手目がBCまたはDDが来た場合→どちらでもよい、2手目を引いてるときに4手目を見て考える時間を増やすために3縦がいいだろうか
-例外 AB-AC-AA
右折の(純正ではないが)だぁ積みを目指す。メリ土台に行くこともあるけど僕はあんまり好きじゃないので出来るだけ回避したい。
ビャと書いたので抜け・漏れがあるかもしれませんが、以上、こんな感じの手順です。一体コイツは何がしたいんでしょうね。万が一参考になる部分があったら参考にしてください。ヘタになっても責任は負いません。
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました&お疲れさまでした。また次の記事でお会いしましょう。それでは。
2018/12/04 Akisame16
12/05 抜けてた例外を追加