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ぷよぷよの概念化②【凝視】

by
えとら
えとら
どうも、えとらです。

前回の強さの5大要素の記事は好評で嬉しいです!
今回はその中でも定義が曖昧になりがちな【凝視】について概念化していきます。

とはいえ、僕も凝視についての認識はまだまだなので、参考程度にお願いします!
では本編。
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この記事の流れとしては
凝視の細分化&それぞれの定義 ⇨ 凝視習得の流れ
と言う感じで進めます。

まずは細分化&定義から。
僕は凝視を大きく3つに分けました。
【受動的凝視】
【能動的凝視】
【常時凝視】

まずはこの3つの定義を決めます。

・受動的凝視・・・凝視せざるを得ない時にする凝視
・能動的凝視・・・先手を取るために行う凝視
・常時凝視・・・常に相手の盤面を把握する凝視

ではそれぞれの凝視は具体的にどういう時にするのでしょうか?
それぞれをさらに細分化します。

【受動的凝視】
連鎖ボイス凝視・・・相手の連鎖ボイスが聞こえた時にする凝視
リスク回避凝視・・・自分の連鎖に隙がある時、または隙ができるツモを置く直前など、危険を感じた時にする凝視

【能動的凝視】
自連鎖時凝視・・・自分の連鎖中にする凝視
ちぎり凝視・・・ちぎった時にする凝視
序盤凝視・・・試合開始から土台完成前くらいにする凝視
要所凝視・・・相手の発火点・キーぷよ・副砲・暴発など、試合の勝敗に影響がでるような特定の箇所を必要に応じて正確に見る凝視

【常時凝視】
俯瞰凝視・・・周辺視野でぼんやりと相手の動きを察知する凝視
メトロノーム凝視・・・一定間隔で相手の盤面を見る凝視

これらはそれぞれ別個に練習しますが、最終的には一つの凝視として組み合わせて使うものだと考えてください。

さて、ここまでは凝視を細かく定義しました。
では結局のところどうやって凝視を身につけるのか。

僕の考えでは、簡単かつ重要な順番で一つずつ身につけていくのがベストだと思います。
オススメの順番は
①自連鎖時凝視
②連鎖ボイス凝視
③序盤凝視
④リスク回避凝視
⑤ちぎり凝視
⑥俯瞰凝視
⑦要所凝視
⑧メトロノーム凝視

です。
この順番は各自で決めてもらって構いません。

ただし、ここでふたつ注意があります。
それは
1、『今練習している凝視が身につく(くせがつく)までは次の凝視の練習に移らない』ことと、
2、『実戦練習では、勝敗ではなく極力凝視のみに集中する』ことです。

一つ目は、一つずつ身につけていったほうが着実に成長できて、結果近道になるからです。
同じ理由で、中盤や新しい土台の練習をしながら凝視の練習もするという、ながら練習はやめましょう。
人はやることがたくさんあると集中できずに、かえって遠回りになってしまう生き物なのです・・・

二つ目は、勝ち負けに執着すると途中で凝視のことを忘れてしまいます。
手を止めながらでも、愚形になってでも凝視をするんだということだけを意識しましょう。
目の前の勝利よりも凝視の定着の方が大事なはずです。
試合の前に「死んでも凝視をするぞ!」と自分に言い聞かせましょう。

ちなみに僕は今ちぎり凝視の練習をしています。

最後に、「相手の画面を見たところで全然把握できない」という悩みについてですが、おそらくそれは
凝視力の問題ではなく、凝視力以外の問題です。
自分の連鎖を組むことにほぼ全ての脳のリソースを使っている可能性が高いです。
これはもう経験や連鎖力が足りないせいなので、仕方がないと割り切りましょう。

ただ、自分の連鎖力やその他の技術がついた時にあなたの身につけた凝視力は輝きを取り戻します!
なので焦らず、着実に身につけていきましょう!
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いかがでしたか?
このように凝視を細かく分解すると、案外できそうな気がしますよね。
凝視の敷居の高さを排除する、というのが今回の記事の目的の一つでした。
少しでも役に立てると光栄です。

次回もお楽しみに!
更新日時:2019/04/05 17:23
(作成日時:2019/04/05 17:00)
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