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盤面から絶対死守する形を決めておき、無意識に飽和を落とすことを防ぐ

by
Rilium
Rilium
あくまでも提案であり、強制では無いことに注意していただきたい。

中級者向け

ぷよぷよの試合は高速で展開されるのが常である。上級者はツモの高速落下中にすべてを判断しきり、初級者、中級者もそれに追随しようとする。しかし、初、中級者は、初、中級者であるがゆえにツモの高速落下中だけですべてを判断しきることが出来ない。よって「下押しっぱ」をすると、自陣にはどこかしらに連鎖の穴が生じる。例を挙げてみる。
・折り返しを作ろうとして、連鎖尾側がおざなりになる
・本線だけを意識しすぎて多重の最上部を無視する
・中盤の手、2連鎖マルチを構えようとして、土台の表面にごみぷよが残る

これは上級者であっても同じ現象が起きている。結構当てはまる人は多いのではないだろうか。そこで、「この部分だけはこうする」とあらかじめ決めておくことで、無意識に自陣の本線連鎖の飽和が落ちてしまうことを防ぐわけだ。本記事では陥りがちな例をいくつかピックアップする。
[1]

まずはこの例。青以上の連鎖尾を入れることが困難になってしまっている。

よって黄色は第二折りの布石と考えるのがベターであるが、このときに+αのことを考えておく。

緑と赤の位置関係を見ると、赤の上にすぐ緑を置いても微妙に繋げづらい状態になっている。激しい中盤戦が行われているならば、安易に赤を無視して連鎖をつなげかねない。そこで、はじめから黄色3連結の形になったときは以下のどちらかを組めるように意識しておく。

一応、赤を縦2連結にしたときの解決法も存在する。

はじめから飽和が落ちやすい形を回避することで、自ら損をするルートを選択してしまうことを回避することが重要である。

[2]

続いて、連鎖尾の青が真ん中に出っ張った形。

ついつい3連結にしてしまい、連鎖尾として機能しなくなったり、同時消しになったりする。(なお、画像2枚目は第二折りとして捉えるのがベター。)

このように考えれば回避できる。また、はじめから平らにして座布団を狙うのも良い。座布団L字、新GTRが狙える。


[3]

最後は、土台上中央の緑の2連結。中途半端にS字連鎖を狙う場合に回収を忘れる、あるいはそもそも回収出来なくなることが多い。
よくて同時消し

そこで、土台上3列めの色ははじめから多重折り返しの一部として考える。


以上である。もちろんこのような例を挙げていくときりがないので、後は諸君の努力にお任せする。


更新日時:2019/06/04 20:13
(作成日時:2019/06/04 20:13)
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