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初心者が多重折り返しを毎回出来てしまう方法

by
Rilium
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 多重折り返しが出来ないことで、大連鎖の足踏みをするぷよらーは多い。そこである種の意識改革を迫ることで、多重折り返しが自然に出来るようになる方法を紹介する。しばかずさん多重めっちゃ種類豊富だから見てな!(唐突)

 多重折りのやり方を解説する記事はいくつか見受けられるが、多重折りの仕組みを知ったところで直ぐに組めるようになるわけではない。段々と意識が薄れてしまい、結局はやらなくなるのがオチである。多重が組めない最大の理由は、折り返し上で直ぐに横に伸ばしても「連鎖ができてしまう」ことにある。だから初めからその選択肢を消せば良い。意図的に自分の連鎖構築手順を、多重を組まなければ連鎖数を伸ばせない状況にしてしまえば良いのだ。U字連鎖とはいかないまでも、多重折りを意識した積みに慣れるにはS字連鎖の縛りから抜け出すことが必要だ。そこで、本記事では、多重折りをいつでも組むことが出来るような意識付けの仕方を紹介する。



[無意識の意識]

 まず、そもそも中盤領域で何でもできてしまうのがよろしくない。中盤では、多重が組まれ、潰しが放たれ、催促対応が飛び交う。本当に何でもできてしまうのである。折り返し上に視点を絞っても、横、上、斜め上の連鎖方向があり、連鎖を伸ばす手段は多岐にわたる。それが「とりあえず連鎖は組めるようになった人」を逆に縛ってしまっている。無限大の選択肢の存在が、逆に簡単かつ第一勘であるS字連鎖を選択させるのだ。無意識の意識である。自分がダメだなどと落ち込むのではなく、人間は元々怠け者であるということを知ろう。誰でも複数選択肢があれば、無意識に物事を簡単に済ませるものを選んでしまうものだ。


(S字連鎖の強力なバイアス)

 多重折りに慣れていない人は、折り返しにS字連鎖の色眼鏡が掛かっているのである。この強力なバイアスを解くには、逆方向のレンズを掛けてやらねばならない。


(折り返し上と、連鎖方向いっぱい)


(本当の(多重の)折り返し部分はここだ)

 ようするに、折り返し上の更に一個上の部分が真の折り返し点だと思えば良い。常に7-9段目が折り返して発火する部分であると認識できるようになれば、しめたものだ。貴方には既に多重折りが身に付いたと言える。ここで、意識付けが出来ても実践では組みきれないではないかと嘆く必要はない。実戦に耐えうる、使いやすい多重折りの形は、毎試合多重を組んでいく中で自然と洗練されていくはずだ。多重折りの意識が有るだけで試合ごとの経験値の上がり幅は格段に上がる。折り返し上のぷよは、中盤の「手」を作るための種でしかないのだ。


(中盤中央お邪魔)

 こうすれば実戦でも自然に上に伸ばそうとするだろう。お邪魔をぷよで埋めようと思ったらこうなる。

(多重と連鎖尾)

 多重折りの最後に回収する種ぷよと、連鎖尾の一部になる。理想をいえば、この部分は一度中盤の「手」として活用したい。中盤領域の内、土台中央に接する部分は逆L字が最も汎用性が高い。



[S字連鎖と多重折り]

 実は、S字連鎖でも多重領域のルートを通って連鎖を繋げられる方法はある。俗に言う潜り込み連鎖と鶴亀連鎖である。



 このような選択肢もあるが、多重折りに十分慣れてきてからでよい。


 この考え方は他の技術を練習する際にも応用できる。連鎖尾、土台、第一折り返し、第二折り返し、何でも当てはまる。頑張ろうぜ😃。
更新日時:2019/06/16 09:54
(作成日時:2019/06/15 22:37)
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初心者向け
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