私は「凝視ができない」と人が言っていることを聞くことがよくあるのですが(私もたまに言っちゃう)、ではなぜ凝視ができないのでしょうか。そもそも、凝視とは何なのでしょうか。
凝視とは、ただ「相手を見る」ことではなく、「相手を見て、行動を予測し、対策を考える」ことができて初めて凝視といえるのではないかと私は考えます。
そこで、今回は
ACぷよぷよ通 統一王座戦 momoken vs ようかんの試合を参考にして凝視について考えていきたいと思います。
(この問題には正解はありません。ですから、できるだけいろいろな意見を頂きたいので是非コメントしてください。)
では、下の展開について考えていきたいと思います。
1P側は紫発火の2ダブの手、紫発火の5ダブの手、黄色発火の3連の手が見えています。(ネクストには青紫、ネクネクには紫黄色)
それに対して2P側は紫発火の2連の手、青発火の7連の手、黄色と紫の1ダブからの4連の手が見えています。(ネクストには紫黄色、ネクネクには紫赤)
ここから1P側、2P側それぞれがどういう行動をとれば良いのか、考えてみてください。そして、自分の予測した展開をコメントしていただければありがたいです。
ちなみに、この試合では1P側が2ダブを打つ前に2P側が先うち4連対応をして2P側の勝ちとなります。
2pの画面外にお邪魔があるかどうか分からなかったので動画の該当部分見ました。お邪魔は画面外には無かったので、その前提でコメントします。
1p:黄ゾロとネクストの青紫をカサカサして相手が黄紫を置くまで時間を稼ぎ、2pが二連を撃ったらニダブ・一ダブ四連なら五ダブ・七連なら本線を撃てるようにする。
2pが黄紫で何も発火しなかった場合の2pの選択肢が、ネクネクの次の三手目で再び黄紫のハチイチを引いての一ダブ四連・あるいは青紫のハチイチでニダブ三ダブの目があるが、確率は25%(ハチイチとハチイチ足して2/8)。もう一つの選択肢として、2pの現在手を12→ネクストの赤紫の紫を2列目13段目に乗せてからネクネク(もしかしたらもう一手引けるかもしれない)で43.75%(7/16)の確率で青を引いて三ダブ。確率全部合わせて68.75%。
また、2pのネクストに紫があるので黄紫で発火しなかったとしても上の選択肢を狙わずに6縦で二連を撃つことも可能。
1pが取るべき行動は黄ゾロを浮かせて時間を稼ぎ、相手が黄紫で何か撃ったら自陣の連鎖で対応。撃たなかった場合にクイックニダブを撃つのは確率で不利なので撃てないし、大きく動けば7連対応が返ってくるので動けない。よってニダブよりも小さく一連や二連で刻む。
2p:上に書いた通り1pに黄ゾロをカサカサされて時間稼がれたら現在手で何発火しても不利。
そのうえで2pがとるべき行動は、まず黄紫をカサカサして時間を稼いでから12で置く。そのあと1pがニダブをギリギリまで保持するので、2pも12列目で右回転の初代回しして時間を稼ぐ。で、初代回しでも多分時間的には1pが先に置かなければならないと思うので、1pは確率不利を避ける為にニダブは撃たずに他に置く(はず)。それを見て2pも紫を2列目に置かずに1縦。その後1pは小さく刻んでくるので、それの先対応として赤5紫6の二連発火。
だと思います!