わかりやすいように序盤の単発時を例にあげよう。
序盤で色が偏り、一度単発で処理したりする場合があると思う。もしくはなんらかの要因で一度4個消しをすることもあるだろう。
後者の場合、一度消したことで相手とのぷよのリソース差は4個だが、潜在的にはそれ以上の個数の差がある。
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9手引いて1Pが6個消し、落下ボーナス込みで4個降った場面である。
この時単発はクイックだとして55F、4段目にお邪魔が降る時間はこれと数フレームしか差がないので単発を打った(降った)ことによる時間差は無いものとする。
この時ぷよのリソースの差は6個である。しかしこのまま組み進めるとどうなるか。
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約6.4秒後の状態である。もともとリソース差は6個であったものが8個になっている。
これは最初の単発で1Pは高さを失い、2Pにお邪魔を降らせることで高さを与えてしまったためである。
上部に行けば行くほど単位時間あたりのツモ量は多くなるため、高さに差が出た状態では時間が経つほどリソースの差が出てしまう。
このようにぷよ量のリソース差というのは見かけ上の個数の差よりも、潜在的にはより多くの差がついていると考えられる。