から脱退します。
よろしいですか?
まず、前提としてこんな形をやりがちな人、この形からはあまり逸れられない人という所からスタートしてみます。 そんな人が(時間かけてもいいから)無駄消し0ゴミぷよ0を目標として組んでいくことを想定します。 この形を目指しているけれども、ツモが噛み合わなかったとか、間違えちゃったみたいな時を考えてみましょう。 |
【ケース1・図A】 右下、青の下は本来青にして3連結にしたかったのに、黄色になっちゃいました。 恐らく上記の連鎖しか知らない人は、ここから「はぁー激萎え、黄色消さなきゃ」ってなるかもしれませんが、目標は『無駄消し&ゴミぷよをなくす』ことです。 なので、この黄色を消さずに連鎖にする方法を考えなくてはなりません。 「そんなん簡単じゃん」って人ばっかりな気がしますが、分からない人は考えてみましょう。 |
選択肢として1つ、こんな形に移行することが出来ます。 鍵を理解している人ならすぐに「あぁなるほど」って思えるかもしれません。 図Aのような形になってしまったら、こんな感じの形にすんなり移行出来れば、無駄に消す必要がなくなりますね。 |
図Aからこんな形にも移行出来ます。 むしろこの形をメインで使っている人の方が多い気がするので、あまり例が良くなかったかもしれません。 |
【ケース2・図B】 良いツモがこないから折り返しの部分が何かやべえことになりました。 「黄色を一回消すしかないかぁ……」とか思わず、とにかく『無駄消しをしない方向』を考えてみましょう。 黄色を連鎖に組み込めば良いのです。 |
はい、こんな感じで。 左下、折り返しの緑がL字の3連結じゃないと不安で夜も眠れないっていう人の気持ちは分かります。 ただ、無駄消しはダメなんだ。 無駄消しをしないためには、こうするしかないんだ! 後から左上に緑を2つ乗っけなきゃいけないのが大変っていうのは分かる! 分かるんだけど、なんて言うか……もう、やろう? 落ち着いてやればできるよ! 後から上に2つ置けばいいだけなんだから! これに慣れて躊躇なく置けるようになれれば、折り返し付近でグタつかなくなるし、色がこないからって無駄にぷよを捨て続けるようなこともきっと減るはずだ! |
【ケース3・図C】 F●CK YOU。 もう意味が分からない、絶望だ。 こんなん2回消さなきゃ無理だ;; みたいにパニックにならずに、落ち着いて青も黄色も連鎖に組み込むことを考えてみましょう。 どんな発想出てきますか? |
はい、こんな発想出てきてもいいと思います。 不安定なものを乗っけてバランスを取っている曲芸師みたいで私は好きではないですが、ぷよの扱いに自信がある人ほど平気でやりそうです。 上部の扱いが難しそうなので、連鎖が上手くない人は伸ばしているうちに黄色辺りを誤って消してしまい、形を崩してしまいそうですね。 あまり良い形とは言えなさそうなので、図Cに戻ってもうちょっとマシな形を考えてみましょう。 ヒントとして、『青→黄色→緑の順番で消してやる(そう消すしかない)』ということと『横にも使える』ということを考えてみるといいかもしれません。 |
こんな感じにしてやると、消し方が見えてくるでしょうか? |
はい、随分とマシな形になった気がします。 このように割とマシな形にできるので、図Cになっても「消さなきゃ!」みたいに慌てないことです。 こうやって何とか消さずに連鎖に出来ないか考えてみると新しい発想が生まれ、少し連鎖が上手くなるかもしれません。 こういう形は、この形を目指して組んでいる訳ではなく、ツモの兼ね合いが悪かった時に『この形にすればいっか』みたいな感じの選択肢としてあるものだと思います。 ですので、最初からこの形を組もう!とするのではなく、ツモが悪くて図Cみたいになりかけた時に「もういっそ図Cにして左図のような形にしてみようか」というふうに移行する意識でいるといいと思います。 まぁ、この形が組めるようになるには、わざわざ図Cにして練習する必要がある訳ですけれども、対戦で連鎖を組むときに最初から図Cを目指すものではないと思いますよ、ということで。 例えばですけれども、図Cの時点でネクストに黄黄、ネクネクに青青がきていたとしたら、この折り返しの地点に黄色青をぶっ込めばすんなりこの形を作ることが出来ます。 ネクストが青青、ネクネクが黄黄だとしたら、黄色と青を反対にして折り返しの緑の上に青、その上に黄色と置けば綺麗に組めるでしょう。 図Cの形にしようとする時点でネクストが黄黄ならば、後ろに置く選択肢も全然ありますけれども、既に連鎖尾が完成している時なんかはきっと置く場所に困ってしまうことでしょう。 そういう時にこの形が頭をよぎってスッと置けるようになれれば、1つ成長したと言えることだと思います。 |
【ケース4・図D】 左上の青の上に緑を置けば連鎖が完成する形です。 しかしそれで発火すると黄色が残ってしまいます。 ゴミぷよ、ダメ。 何とか黄色を連鎖に組み込んでやる方法を考えてみましょう。 この形なら黄色を連鎖の後ろで消してやるという方法もとれますが、折り返しで消す方法、折り返しを青→黄色→緑の順で消していく方法を考えてみて下さい。 |
はい。 意外と初心者さんには出ない発想かもしれませんが、別に青の次は絶対緑と決まっている訳ではありません。 少し緑が遠回りになって不安な感じがしてくるかもしれませんが、それは慣れましょう。 これは多重折り返しという技術の初歩の初歩的な考え方になります。 こうすることでゴミは出なくなり、変な暴発も起きませんし、連鎖も1つ伸ばすことが出来ます。 いいことづくし、やったね! このように、ゴミが出そうな時はそれを何とか連鎖に巻き込むことを考え、一度連鎖が消えていく順番を頭の中で整理できるといいかもしれません。 図Dの段階で「黄色を巻き込む為に、青の次は黄色に繋がる連鎖にしよう」みたいな。 |
【ケース5・図E】 「ホワイ! gesoirピーポー! なんでだよ! オカシイダロ!」 と叫びたくなるくらい、折り返し部分がもうめちゃくちゃです。 とこぷよならリセットしたくなるような形ですが、そこは我慢してこの状態から1度も消さずに連鎖を繋げる方法を冷静に考えてみましょう。 青での発火を考えると次に赤が降ってきてしまうので、緑と繋がらないことは確定してしまいます。 じゃあ「一旦赤を消そう!」って発想にしないで、もっとよく考えてみるのです。 赤→青→黄色の順番で消すことを考えてみると、見えてくるかもしれません。 |
こんな感じで。もちろん赤発火です。 赤の上に青を乗せれば、赤を消した時に邪魔だった赤も青も綺麗に消えてくれますね。 左図では黄色をちゃんと回収していますが、赤の上の青の上にすぐ緑を乗せれば、そのまま緑に繋ぐことも出来ます。 |
【ケース6・図F】 うまく連鎖に出来たと思ったら、何か黄色が足りてなかったでござるの巻。 こんなんどうしよもないだろって思った方は、よく考えて下さい。 この場面から1度も消さずに黄色をちゃんと回収して連鎖にする方法があります。 黄色が1つ足りないので、黄色をどこかで補充してやればいいのです。 |
多分左から3列目の黄色の上にもう1つ黄色を置いてやるのが一番分かりやすいしスマートな感じがしますが、何故かこんな形の解答例を出してしまいました。 何か黄色が孤立しているので不安な感じしますし、初心者さんでは中々置けないような気もしますが、これもちゃんと赤→青→黄色→緑と繋がって連鎖になってくれます。 さて、ここでちょっと戻ってホワイgesoirピーポーのケース5・図Eを見て下さい。 さっきは何か絶望的な形に見えましたが、今なら消さずに何とか連鎖に出来る気がしてこないでしょうか? 何とか出来る気がしたなら、それは成長した証です。私が喜びます。 じゃあそれがすぐ実戦で使えるかって言ったら多分無理だと思いますけれども、実戦でこれに近いシチュエーションに出会った時に「進研ゼミでやった所だ!」みたいな感じになってくれたら、私は嬉しいです。 |
【ケース7・図G】 最後に連鎖尾の方も。 なんかもう後ろの方で色とりどりのお花が咲きましたみたいな芸術性の高い状態になっていますが、こんなんなってもめげずに無駄消ししないでゴミぷよも出さない方法を考えてみましょう。 青の次にどの色を消すか、という所が連鎖を考えるポイントかもしれません。 青と隣り合っていない黄色を青の次に繋げるのは無理ですが(無理だよね?)青に接している赤や緑ならいけます。 |
私の場合は青の次は赤が先に思いつきました。 青の次に赤を消そうとなると、こんな感じになってきます。 何かイビツな感じがしますけれども、この辺まで積めると黄色の回収の仕方も緑の回収の仕方も見えてくるんじゃないでしょうか? |
こんな感じで。 こうすれば図Gにあった「もうゴミぷよ確定だろ」みたいな赤、黄色、緑を全て回収することが出来ます。 連鎖の最初から『緑→赤→青→赤』までのぷよを頭の中で全て消すことが出来れば、残りの黄色と緑が順番にちゃんと消えてくれると理解出来ると思います。 『最下段にある黄色と緑は後々上から3つ降らせて回収してやる』って意識で組むと良いと思います。 緑の回収にやや苦戦するかもしれませんが、消える順番が最後『赤→黄色→緑』と分かっているのであれば、黄色の上から緑を被せる感じにすれば繋がってくれるって分かると思います。そうすれば黄色が消えた時に緑が降ってくるので。 良かったら図Gに戻って『赤→緑→黄色』の順番で消えていく連鎖も考えてみて下さい。よく考えれば作れるはずです。 色々な可能性を考えて、思考力を鍛えていきましょう。 |
はい、これは図Gから青→緑→赤→黄色と繋げたパターンですね。 図Gの状態じゃ「連鎖になんねぇよ……」って感じするかもしれませんが、よく考えれば連鎖にする方法が見つかります。 こういうふうに考えて無理矢理にでも連鎖を繋げる発想が身につけば、無駄消しやゴミは確実に減っていきます。 無駄消しをしない&ゴミぷよを出さないように組むって難しいけど、こう考えてみると色んな組み方や発想で出来て楽しくないですか? パズルやってるみたいで。 まぁ、パズルなんですけれども笑。 |
分かりやすい記事でした。
ケースAからGまで正解例は割と簡単に思い浮かべることが出来るくらいにはなってるんですが実際の対戦では柔軟に置けない段階です。
無駄0ゴミ0とまではいきませんがとこぷよならゆっくりやればある程度の結果は出ます。
それが対戦だと相手にぷよ量で負けない速度、突然飛んでくる2ダブなどに(最悪本線発火でも)対抗できる形、あと自分が組み慣れた形に持っていこうとしてしまったりしてるうちに結局対戦ではゴミだらけです。
これを解決したくてがむしゃらに対戦数こなしてきた部分もあるのですが中々上手くいきません。
とこぷよが足りないのかもしれませんね。
まぁ今後に対しての気持ちの整理が付かず今は10日ほどプレイから離れてますが有名プレイヤーの配信とか眺めるくらいには意識持ってるのでそのうち気分が乗って戻ってくると思います。
自分では「これで伝わるんか?」って感じしてたので、そう言って下さる方がいて良かったです><
ゴミ0無駄0と私も言っていますが、それが実戦で出来るようであればそれはもう(連鎖力に関しては)上級者なんだと思います。
出来ないのが普通だと思いますし、それが簡単に身につくようであればぷよはもっと流行ってくれると思います。(逆に簡単すぎて奥が浅いってなって廃れてしまうのかな?)
上級者と中級者の隔たりは高いですが、ゴミ0無駄0が出来てしまったらもう上級者、まだまだ道のりは長いという気持ちで焦らずプレイしていくと良いと思います。(逆にうんざりさせてしまったら申し訳ないですが)
引き出しは足りているが咄嗟には出てこない感じがするのであれば、対戦するだけで良いと私は思いますよ。
その咄嗟に引き出す練習は考える時間のあるとこぷよじゃ中々出来ないと思いますので。
ただしその場合は咄嗟の時でもなるべく引き出しを出す(出せる出せないは二の次)という意識を持ってプレイしないと、いつまで経っても変化は出てこないかもしれません。
引き出しがうろ覚えとかそもそも引き出しが足りていないというのであれば、定着させたり発掘する為にとこぷよで色々考えてみた方がいいのかもしれません。
多分、対戦しては「もっと良い形にできたよな」みたいになってとこぷよに走り、定着したと思ったらまた対戦をし――みたいなのの繰り返しになる気がしますし、それが上級者の辿ってきた道なんだと思います。
上級者の方々はそうやって無限にありそうな置き方のパターンを色々考えて実践してきた経験が何年もある訳で、それに追いつこうとしているのだから大変で当たり前なのです。まぁ、私には分からないことですけれどもね!
手を置くことも悪いことじゃないと私は思います。
ブランクによって一時的に瞬間的な思考が錆びたり物理的な技術(操作など)が落ちるとは思いますが、一歩引いてみると見えてくることもある(夢中になっていたら見えないこともある)と思いますので。
ただほら、プロプレイヤーのもこうさんも言ってた気がしますが、頭の中にぷよが降ってきて「これこうすれば連鎖になるんじゃね?」みたいなのをふと閃いた時なんかは、実際にコントローラーを手に取って試してみたくなる訳で……笑