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『マリウ式土台』序論〜初手の置き方・Fの極意〜

by
マリウ
マリウ
〜初手の置き方〜
 

●AAABの場合



どのパターンの折り返しにも発展させられます。
選択肢が多いが故の難しさがあります。
基本的にはマリウ式•Tを目指しますが、例外もあります。
一部抜粋します。

・3、4手目がBCBCの場合



マリウ式・Dを目指しにいきます。
マリウ式を構築する上で1番重要なことは、
3列目2段目を埋めることを最優先すること
(ここがいつまでも埋められないことが愚形化の1番の原因となる)
のため、このように置きます。

ただし、3手目時点でネクネクにCDが見えた場合は、



このように置きます。
マリウ式・Tの方が良型を展開させやすいため、基本的にはこちらを目指します。


●ABACの場合



この時点でマリウ式・Fが選択肢から消えますが、後折りのGTRに発展させられる可能性も秘めた置き方です。
ネクストネクネクから後折りGTRが見えた場合は、マリウ式は即座に諦め後折りGTRにシフトします。
選択肢を広げることで土台の構築ミスを防ぐ意図から、このような置き方をしています。


●AABB、ABABの場合



この時点でマリウ式・F以外の選択肢が消えます。
しかし、マリウ式以外の形なら、様々な選択肢があると思います。
ネクストネクネクから、見えた形へ発展させればいいと思います。
マリウ式・Fのコツは後述します。


●AABCの場合



このように置きます。
3手目がABの場合は、



このように置き、マリウ式は諦めサブマリンを目指します。

3手目がBCの場合は初手の置き方を少し変え、



このように置き、マリウ式・F、不機嫌GTRを目指します。
マリウ式・Fのコツは後述します。


●ABCCの場合



この時点で、マリウ式・F、不機嫌GTR以外の選択肢が消えるため、初手パターンの中で最も選択肢が少なくなります。
しかし、マリウ式・Fは派生形も含めると4パターンあり、そこまでを考慮した場合、土台の構築に失敗することはほぼありません。
後述します。


〜Fの極意〜


これまでの中で、マリウ式・Fには派生形も含め4パターンの形があると記してきました。
具体的には、以下の通りです。










以上の4パターンです。

扱いやすさ的には、不機嫌>異次元>超不機嫌>ナーバスかなと思います。

異次元は底上げだあ積みのように使うことができるため、扱いやすく、また中盤への移行も早いです。

超不機嫌は一見扱いやすそうですが、慣れないと案外ここからの発展のさせ方が難しいです。
慣れたら異次元と同等の扱いやすさだと思います。

ナーバスは上に座布団を敷けるため中盤の展開はさせやすいですが、本線が遠い形のため、扱いには注意が必要です。


上記に扱いやすさの順位付けのような記載をしてしまいましたが、個人的には、ツモに応じて見えた形を目指すのが1番良いと感じています。
土台構築において最も重要なのは、
完成の早さ>強さ であり、
土台を早く完成させ相手に中盤への遅れを取らないこと
だと考えているからです。
ゲームスピードが早くなりつつある昨今、中盤への遅れは致命的で、相手の早い2ダブになすすべなくやられてしまいます。
相手より早く土台を組み、2ダブを作った方が勝ち、などというつまらないゲームにしてしまわないためにも、土台完成の早さはものすごく重要です。




以上。

全ぷよらーに幸あれ--------


 
更新日時:2020/11/21 12:52
(作成日時:2020/11/21 11:40)
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