鍵積みについての記事を少し前にいくつか見かけたので、自分も何か書いてみようかなぁと。
過去に初心者向けの鍵積みの話はしたのですが、ある程度実力のある人、GTRをバンバンに使ってるけど鍵積み組んだことないから練習したいって人とか、そういう人向けの記事でも書きたいなと思って。
そんなことで、2つほど持論を殴り書きします。
1.1列飛ばしの同色についての持論
鍵積みって、1列飛ばして同色を置くと、暴発することがあるんですよね。
ただ、絶対に1列飛ばしで同色を置いてはいけない、なんてことはないんです。
先折り鍵積みの場合、折り返し付近から土台を構築していかないと、連鎖尾側のスペースを自由に使えませんし。
折り返し側にぷよを寄せるためにも、1列飛ばしで同色を置いたほうが良い場面は出てきます。
なので、1列飛ばしで同色を置くのをあまり避けず、詰めておけるなら積極的に狙っていって! と言いたいです。
ちなみに、とこぷよなどで鍵積みに慣れれば、1列飛ばしで同色を置く際にどのような形がタブーになるか、経験的に分かるようになります。
なので必要ないとは思いますが、一応タブー条件について以下で解説します。
不要な方は、2.まで読み飛ばしてください。
タブー回避の方法ですが、
同色に挟まれる色が3連結にならなければ大丈夫です。
下の画像の紫ぷよを、赤ぷよだと思ってください。これは明らかなタブーです。
なぜタブーになっているかというと、1列目の赤と3列目の紫がつながっているから。
その赤と紫を、青が分断してくれればタブーになりません。
青を3連結にしてしまうと、どのように赤と紫を置いてもつながってしまいます。
なので、間に挟む色は3連結にしない。これがタブー回避のコツです。
ちなみに、赤と紫は、3連結にしても問題ないです。
赤と紫を隔てる青が、一番重要になります。
2.深い折り返しについての持論
鍵積みを組むと、折り返しが深くなってゾロ待ちすることが出てくると思います。
この状況はなるべく回避すべき、という話が結構目につきました。実際、折り返しを優先して組むなどし、なるべくゾロ待ちの状況は回避すべきです。
しかし、どうしてもゾロ待ちの状況を回避できないときに、あまり無理をすべきではない、という話をしたいです。
まず、ここで言っているゾロ待ちの状況とは、左下の図のような状況を言います。
1列目が深く、黄ゾロ、紫ゾロが来ないと折り返しの構築が難しいです。
ただ、ここで焦りは禁物です。ゾロを待ちかねて黄紫を右下の図のようにおいてしまったとしましょう。
ここで相手の2トリが飛んでくると、負けます。
左下の図は一見すると悲惨な状態に見えるかもしれませんが、速攻などの潰しに対して本線を合わせることができます。
なので、ゾロが来るまで中盤戦やるなり連鎖尾つくるなり第二折り返しつくるなりして、優雅に待てばよい。というのが私の持論です。
なお、折り返し付近を不定形にして無理やりゾロ待ちの状況を回避する話もチラッと見ましたが、私はおすすめできないです。
不定形が得意なら、不定形にしたほうが組みやすいんですかね?
鍵積みの定型としての火力は、折り返し付近の3列がしっかり定型になっているかどうかに大きく左右されます。上の画像で言うと、右3列は定型にしてもしなくても火力に影響しませんが、左3列は定型にしないと火力が落ちます。
理屈は分からないし経験則的な話ですが、私の中では左3列は定型にしないと火力が落ちます。
土台の上、えっと、上の画像で言えば1列目の赤の上に黄色を2個置いたその上であれば、横3を敷くなりクッションを入れるなりしても問題ないです。私も結構そういうことしますし。
ただ、その下、1列目の赤の上2マス分は、何かゾロで埋めた方が火力が出るんじゃないかと。そう言いたいです。
・・・左3列は定型にしたほうが良いという話、もうちょっと深く考えてみようかな。