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#彗ぷよ 主催を通して【こみゅリポ Advent Calender 2020】21日目

by
yatsutaki
yatsutaki
●はじめまして!yatsutakiです!

こんばんは!今年5月から概ね月一で彗星ぷよ杯(通称:彗ぷよ)を主催している、yatsutakiです!ぷよぷよeスポーツでオンライン大会を企画しているのですが、ぷよぷよの実力は?と言われるとサタンに勝てないくらい弱いです。その他に、#ぷよプロレーティング#SuiseiPuyoRanking の非公式なプレイヤーランキングを作っています。

そんなyatsutakiが
  • オンライン大会を企画しようと思ったのはなぜか
  • 大会を主催するにあたって大事にしてきたものや気づいたことは何か
  • 好きじゃないと続けられない!
今回はそういったテーマで記事を書いていこうと思います。



そして、私がなぜ改まって自己紹介しているのかというと、初めて私を知る方が多いと思ったからです。Tonamelのコミュニティマネージャーであるさとけんさん(@saxokenpunx)からお声がけいただき、【こみゅリポ Advent Calender 2020】というイベントに参加しています。【こみゅリポ Advent Calender 2020】とは、大会主催者や広くゲームイベントに関わられている方々が12/1~12/25の期間中に各々のテーマに沿って1日1記事を公開していくという企画です。今日が21日目の記事となります!既にとてもためになる面白い記事が目白押しです。こちらからぜひ気になった記事を読んでみてください!
【こみゅリポ Advent Calender 2020】



●オンライン大会を企画しようと思ったのはなぜか
  • もっと大会があればいいのに
1年前の私は公式大会を楽しむ一観戦ROM勢でした。そんな私でも、観戦勢としてもっと大会があればいいなと思っていましたし、公式ランキング以外の別の指標があってもいいのになと思っていました。そんな中、とある大会をきっかけに一念発起することにしました(詳しくは私の初投稿記事へ)。最初に手に付けたのはプロの格付けランキング(#ぷよプロレーティング)の作成でした。作ってみると、プロ選手の方々から反応をいただけるという、想像以上の反響をいただけました。

実際には2019年はユーザー主催のオフライン大会はかなり開かれていました。しかし、一オンライン観戦勢としての私の観たいオンライン大会はありませんでした。理由としては、オンライン開催が十分に公式からフォローされていなかったからだと思います。今では観戦機能が実装され、オンライン大会開催のハードルはかなり下がり、多くのユーザー主催オンライン大会が開かれるようになりました。

 
  • 公式大会の延期の発表
これが最大の理由です。COVID-19の国内流行によって、公式大会の延期が新シーズン開幕とともに発表されました。発表当時は緊急事態宣言が発動される前でまったく先の見通しが立たないものであり、実質的に無期限延期が発表されたものと同等に感じていました。少なくとも、ぷよぷよのeスポーツ化からずっとみてきたものがなくなるのは、とても悲しかったです。そして、観たいものが無くなる、ならば自分でその機会を作ってしまおうと思うのでした。

延期発表当初、既に私初主催の大会は企画済みでしたが、そこで一段と踏み込んで、定期大会主催に挑戦することにしました。これまで単発や不定期開催でオンライン大会はあったと記憶していますが、毎月や毎週や隔月といった決まった周期で行われるオンライン大会はありませんでした。気軽に参加できる定期大会があれば、物理的距離に左右されず交流の機会を提供でき、私の観たい大会を実現できるかもしれない。プレイヤーにとっても、それを見る私にとってもWIN-WINなのではないかと考えました。

 
  • プロ選手だけでなく、これからプロになる選手も見たい
ぷよぷよのeスポーツ化に伴い開催されるようになった、プロアマ混合のぷよぷよカップでは毎回新プロ誕生をワクワクしながら見届けてきました。正直、eスポーツ化に伴いぷよぷよ界隈に入った数年では、これまで二十数年に渡って培われてきたコミュニティを知るには足りませんでした。まして、オフに顔出しすらしていないオンライン勢にとってはなおさらです。毎大会新プロ誕生を見てこんなにもいろんな強者がいらっしゃるんだと関心する反面、プロという枠にとらわれることなくもっといろんなプレイヤーを知りたいと思いました。大会を主催すると大会参加者全てと接点を持てるということはこれまでより多くのプレイヤーを知ることができる。そうすれば、新たにアマチュア選手がプロになった時の私の感覚/感情もまた違ってくるのだろうと。これから大会を見るとき、大会参加者がいればより応援に熱が入るでしょう(既に入ってます)。



●大会を主催するのあたって大事にしてきたものや気づいたものは何か
  • 大会に関わる全ての方へ感謝
さぁ、右も左もわからず、大会を開いてみました初主催大会はというと...参加者3名!やはり、現実は甘くなかったです。この結果を受け、一から考え直すのでした(後述)。ランキング作り始めた、ぽっと出の素性の分からないyatsutakiという人が主催する、ルールもよくわからない大会。思い返してみて、果たして誰が参加するんだろうと自分でも思います。そのような状況の中、参加していただいた3名の方には感謝の念が堪えません。一生推します(謎の宣言)。

そして、いろいろ考え直して、本気さをむき出しにしてGWに臨みました。
1.大会設計/大会コンセプトを突き詰める(後述)
2.協力者を探す
  同じく大会運営に興味がある方々と連絡を取り合い、GWをユーザー主催オンライン大会WEEKにした(相乗効果)
  大会告知に際し、同時期開催大会をまとめて発信していただいた(信頼性/知名度向上)
3.積極的に発信し続ける
  運営自身が積極的な大会情報の発信をし続け、一人でも多くの方の目につくようにする(知名度向上)
  GW中に3度大会主催する(信頼性/知名度向上)

同時期に大会が乱立してしまうと、普通ならばお互いに大会参加者を奪い合いかねないです。ですが、時は緊急事態宣言下でみんなお家に缶詰め状態の中でしたので、相乗効果がうまく働き、3回(外伝含む)開催して、それぞれ31/67/68名のご参加をいただきました。初主催大会からの想像以上にご参加いただくことができ、私は感無量でした。

大会は参加者がいて、私の活動を見てくれる人がいて、それを広げてくれる人がいて、初めて成り立つ。
実際に大会を主催する運営は一人だけれども、大会だけでは見えない協力助力があって成り立っている。


このことを痛感しました。
いつも大会に参加していただきありがとうございます!
いつも私の活動を見守っていただきありがとうございます!
いつも拡散いただきありがとうございます!

 
  • 参加者が何かを持ち帰ることのできる大会
主催者として大会設計を考えたときに、大会参加者が何かしらを持ち帰ることを考えました。何かしらとは、公式ポイントや賞金などのリターンをはじめ、称号やランキング、人によってはプレイの課題や同じ実力の持ち主といったものです。大会に参加する以上、参加してよかったと思える何かを持ち帰ってほしい、そのような思いから、ランキングポイント制度対象にし、リターンを付け(※1)、#彗ぷよ段級位 制度や独自の #SuiseiPuyoRanking 制度を作り、予選終盤に実力帯が近くなるスイスドロー形式を採用しました。

※1…当初賞金は私自身をサボらせない目的で付けましたが、今は私の楽しみのお礼として出しています。

この大会設計の段階で、Tonamel(@TonamelJP)と出会いました。
UIが良く、大会作成/運営がこれ一つで完結できる!みんなもTonamelで大会を開こう!(唐突の宣伝)

 
  • 大会の良し悪しは大会前の準備(=当日の余裕)で8割決まる
GWで一定の大会としての知名度を獲得した私は、すぐさま定期大会化へ動きます。毎大会新しく作り直していては、運営の手間がかかってしょうがないです。定期化するにあたって、いかに大会開催へのコストを減らすのかを考え続けることになります。省力化ができれば新しくできることも増えることにもつながります。大会前にやること、大会運営の手順、大会後にやることをそれぞれ整理することで作業をスムーズになり、運営のミスも減ります。いかに安定して運営ができるかが大会の後味(良し悪し)につながるので、スムーズな進行ができるよう、「大会告知は自動ツイート化」「大会の簡単な台本を作る」「結果管理のスプレッドシート作成」等の最適化を進めていきました。そうした改善を行い、GW後の大会はオンライン大会の寡占の状態が続いたこともあり、引き続き多くの方にご参加いただきました。

大会を開催するということは、参加者のお時間を預かることを意味します。私の彗星ぷよ杯の場合、少なくとも予選で1時間半、決勝まで行けば4時間ほど拘束することになります。現状一人での運営ということもあり、ひとたび問題が起こると大会進行の大きな停滞を生みかねません。大会運営としては一番避けなければいけないことです。Tonamelのお陰で簡単にできているとはいえ、不慮の事態に陥ることは覚悟しなければなりません。そうした事態に出くわしたとき、うまく対処できるかは事前準備から作り出される余裕が肝心です。大会の前にできることはやりきって、心に余裕をもって臨んで、スムーズに大会が終わる。これは当たり前のことなんですが、当たり前を当たり前にできることが大事です。



●好きじゃないと続けられない

そんなこんなで試行錯誤を続けながら、5月から始めて今月12月で第10回を迎えることができました(過去大会結果)! 今となってはかなり運営も安定してきて、余裕が出てきたように感じます。ここで、私がここまで大会を飽きもせず続けてこられた理由はなんだろうと考えてみました。勿論、大会運営自体が楽しいからですが、加えて実は大会結果をまとめる為に大会参加者の配信アーカイブを見るのが好きだからなんです(いかにも観戦勢のセリフですね汗)。配信をされていた参加者が、勝負に負けて悔しがる、因縁の相手に勝って喜ぶ、自分の目標を達成して嬉しがる、参加者同士で讃えあう、そうした様子を見ることができて私は一番大会運営をやってよかったと感じます。もはや、今ではこの瞬間を楽しむために大会を企画しているといってしまっていいでしょう。その瞬間はオフラインの大会と変わらないものと想像しています。大会運営が好きなことのみならず、見ることが好きな観戦勢であったことも私がここまで続けることができた原動力なんだと今回気付きました。



さて、全く無名のROM勢だった私、yatsutakiがどのように大会運営をしてきたのかを振り返りつつ、大事にしてきたことや気が付いたことを簡単にですが書かせていただきました。この記事が少しでもこれから大会を開いてみようと考えている方や既に大会開いている方の何かの参考になれば幸いです。
  • オンライン大会を企画しようと思ったのはなぜか
 ・もっと大会があればいいのに
 ・公式大会の延期の発表
 ・プロ選手だけでなく、これからプロになる選手もみたい
  • 大会を主催するにあたって大事にしてきたものや気づいたことは何か
 ・大会に関わる全ての方へ感謝
 ・参加者が何かを持ち帰ることのできる大会
 ・大会の良し悪しは大会前の準備で8割決まる
  • 好きじゃないと続けられない!

大会を開き始めるにあたり、Tonamelを使い始めました。それからはぷよぷよコミュニティのみに留まらず、さとけんさん(@saxokenpunx)をはじめ、他コミュニティの方を知ることができ、今回の【こみゅリポ Advent Calender 2020】に参加する機会をいただきました。このような機会へつなげてくださった、彗ぷよに関わったすべての皆様に感謝申し上げます!ありがとうございます!

最後までお読みいただきありがとうございました!









本当の最後に!次回大会の告知をしちゃうよ!これからも皆様よろしくお願いします!
2021年1月16日(土)13時から 第11回 彗星ぷよ杯 for Switch/Online

彗ぷよはまだまだ続くよ

yatsutaki

 
更新日時:2020/12/21 07:33
(作成日時:2020/12/21 05:00)
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