前回は初心者向けという事で、格ゲーの反復練習の仕方をぷよぷよに活かそうという投稿(
https://puyo-camp.jp/posts/126981)をしました。
ストVは結局一切触ってないんですが、今でも観戦勢としてウメハラさんの配信をよく見ています。
で、今回は上級者向け。対戦を対戦として成立させる為のお話です。
https://www.twitch.tv/videos/832158149?filter=archives&sort=time
4:46:00から。
ちょっとした前置き。
相手のイブキ使いのnarikunさんという方はかなり強い方です。
しかし、ウメハラさんのサブキャラのファンになかなか勝てないのを見てウメハラさんがアドバイスをしている、というのがこの時の状況です。
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「その……スキルとか伏せをしてくるのを待って勝つってのは、それしかやってこない相手に対してはめちゃくちゃ安定して勝てると思うんだけど」
「それは相手のやってる事がおかしい」
「離れてうろうろして待つって読み合いじゃないじゃん、ただ相手がミスするのを待ってるだけだから」
「ちゃんと駆け引きをしていくっていう習慣をつけないと」
「読み合いで勝っていこうという気概を感じない。どっかに楽して勝てる方法があるんじゃないかって思ってそう」
「そういう駆け引きをきちんとしても勝てない時は、凄い良い考え方があってですね」
「相手の方が強いと思えばいいんですよ」
「でも今は正直まだ対戦になってない」
「
作業で勝とうとして、"作業じゃ勝てませんよ~"ってやられてるだけで対戦になってない」
「ちゃんと対戦になって負けるんだったら、しょうがない。相手のが強いから」
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つまり何を言っているかというと、
相手がミスしないのにミス待ちしてても勝てないよっていう話です。
作業で勝とうとしてるぷよらー、結構いると思います。
例えば、中盤で打つニダブ。
相手を見てから打っていますか?
相手に対応されたら本線先打ちできますか?
相手の対応に対して本線先打ちした時に有利かどうか、ニダブを打つ前に判断してますか?
対応合戦に自信があるなら、相手がどれくらいの量で対応してくるのか凝視して予測してからニダブを打つ。
相手はそれを見て逆発火で予測を外す。
これが駆け引き。
上部の伸ばしに自信があるなら、相手が本線先打ちしかなさそうなのを確認してからニダブを打つ。
しかし実は相手は敢えて副砲を作らずに三連結だけ作った状態で相手の催促を誘っていて、相手のニダブを見てから三ダブを咄嗟に作って対応した。
これも駆け引き。
凝視に自信があるなら、相手の形とネクネクまで見て発火が不可能なタイミングでクイックニダブを打つ。
相手は二色発火を構えていたけど、それでも発火できずにニダブが刺さってしまった。
駆け引き。
組み替えに自信があるなら、威圧的なニダブを見せて相手の形が崩れたのを確認してから自陣を組み替えて良型を維持する。
相手も高度な組み換えをしてきて、お互いに何も消さず良型のまま終盤戦に突入した。
駆け引きですよね?
じゃあ駆け引きしないプレイヤーは上級者ではないのか?そんな事は無いですよね。
そもそも作業を完璧にできるプレイヤーが少ないんです。
作業を完璧に出来る時点で上級者です。でも、それだけで勝とうとすると駆け引きが出来るプレイヤーに摺り潰されてしまいます。
読み合いと駆け引きをしましょう。
どこまでが作業でどこまでが駆け引きなのかも無限に問えますね・・・
とりあえず私は、リスクガン無視バンザイ特攻に負けるのを何とかせねば・・・
博打に対しては、"相手が博打を使用としてきているかを把握する(駆け引き)"、"相手の博打に対して対応手を用意する(作業)"という両方の要素が必要になります。
我々のような中級者以下のプレイヤーは、自分の敗因が駆け引きと作業のどちらの不足によって起こっているのかを正しく理解するのが大事です。
言葉が足りなかった・・・バンザイ特攻というのは催促放棄の10連鎖程度の本線ぶっぱですね。
冷静さを欠いてプレイミスをするので作業ミスを誘う駆け引きに負けているわけですね