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フィーバーでルルーが強すぎるヤバイ

by
shokutama
shokutama
ルルー。
おばさんと罵られることも多い彼女だが、実は10代である。
なんでおばさんと罵られるのかはよくわからない。確かに、「ディスコでお立ち台で踊ってそう(ジョッキーはミノタウロス)」「髪の毛がババくさい」「化粧が濃い」とは思うが、BBA扱いはさすがにひどいんじゃないのかと思う。
せいぜい年増程度にしてあげるべきだろう。

さて、そんなクソババアルルーお姉さまだが、ぷよぷよフィーバーにおいて最強である、と断言させていただきたい。その根拠を2つ示そう。と、その前にフィーバーにおける基本的なことと、特殊ぷよの存在について触れる。

最初に、ツモは16個で1巡である。
リンゴのツモで説明するが、

2・・・2個のツモ、要するにいつもの
3・・・3個ツモ、細かい違いはあとで
4・・・4個ツモ、必ず2こ×2この2色の組み合わせになる
大・・・でかぷよ、ボタンをおして色を変えられる4個ぷよ

という略称を使う。
ではリンゴのツモだが

2→2→2→3→大→2→2→2→3→大→4→2→2→3→2→3 の合計42個のぷよが来る。
もっとも最小のアルル(32個)、最大のカーバンクル(48個)の間より少し多い。多いのだが・・・
正直すごく重い。40くらいがちょうどいいと思う。

3個ツモに関して、これは横型縦型の2種類が存在する。フィーバーのキャラクターセレクト画面でも確認できるが、みてるとなんかアンノーンを眺めてる気分になる。

4個ツモに関しては、先ほど書いた通り、必ず二色が2こ2この組み合わせで来る。

前提はこれくらいだろうか、ではルルーが最強の理由を語ろう。



①4個おきに特殊ぷよがくる

ああ、なんだいつものね。と思われるかもしれない。しかし私はある気づきをしてしまった。
フィーバーで様々なキャラを使っていると、どのタイミングで特殊ぷよが来るのか、というのは実のところでかぷよに関しては「あ、この次に来るな」という簡単な予感くらいは持つことがある。
しかしどこまで行っても予感でしかない。
だが、ルルーにおいてはほぼ確信である。なぜなら奴だけ8手で一巡だからだ。
ルルーのツモを見てみよう。

2→2→2→4→2→2→2→大→2→2→2→4→2→2→2→大

・・・なんだこのHSYMDが鼻の穴と下あごでつまようじをはさむ遊びをしながら考えたようなツモは。
この4個おきに来るというのは本当に都合がよくできていると思う。
先ほども言った通り、フィーバーでは16手で一巡する都合上、16の倍数周期というのはどんなことがあってもリズムが不変だ。

3個周期だとしたらそれまで2個周期できていた特殊ぷよが、15手目の次の特殊ぷよが19手目になってしまい、リズムがどこかしらで狂う(それでも十分強そうだけど)
5個周期ではそもそものぷよ量が不足してしまう。
2個周期は、ツモ多すぎだ。死ぬぅ!

さらに4個周期であることにはメリットがある。いつ特殊ぷよが来るかわかるということだ。

[1]ツモが4nのとき

今まさに、特殊ぷよをさばいている

[2]4n+2、4n+3のとき


ネクネク、ネクストに見えていて、その先の2手に特殊ぷよがないことがわかっている

[3]4n+1のとき
ネクネクの次にいることがわかっていて、その先2手に特殊ぷよがないことがわかっている

よって、常時特殊ぷよがくるかわかっている、しかもでかぷよか4個かも判別可能。

ちなみにこの4個周期で一定のツモは、サタンとアミティでも同様である。アレックスは2個周期(捌きにくい)、セリリは4n個目に特殊、4n+3(N≧1)個目にも特殊。まあこれは例外的か。

サタンは最初の4個目が3個ぷよに置き換わっただけ、アミティは4n番目が、3→大→3→4となっている。
どちらもこの項目の強みがあるので組みやすいが、アミティは連鎖レートがよわよわであるので注意。サタンは基本的にルルーの劣化みたいなレートである。なるほどかかぁ天下か。





②3個ぷよがない

ここで言いたいのは3個ぷよの強みの多さ<4個ぷよの強みの多さ についてだ。

まず、明らかに3個ぷよ<でかぷよ というのは抑えていただきたい。
フィーバーでよくある死因に相手の先うちに対して発火できず死、というのがあるが、これはでかぷよがあれば大体解決する。
相手の連鎖が返せず、二回目のフィーバーインを狙うときなども、でかぷよは単体で1連鎖を作れるのはもちろん、3個ぷよのように1個だけ露出しているところを発火することも可能だ。
まさに大は小を兼ねるといったものである。

さて先ほど、4個ぷよは「必ず2こ×2この2色の組み合わせ」になるといった。
では3個ぷよはというと、同色がL字になってこんにちはすることが多々ある。​​​​​​

これは明確にデメリットで上の画像のようなとき(フィーバー10連鎖階段形)に、黄色3個ぷよを引いた時の気持ちがわかるか?最悪だった。
もう少し掘り下げると、もしこの状態で黄色を含んだ4個ぷよを引いたらどうなるかを考えてみよう。

答えはいかようにもさばくことができるだ。よくわかんなければ左に寄せておけばいい。

なぜ3個ぷよの黄色だと単発不可避なのか?
​​​
それは、どうあがいても2列に広げるしかないからだ。
同色3個ぷよでなければ、という場面はそれなりにストレスのたまる頻度で発生するので、それを一方的に回避できるのは明確すぎる強みだ。
同色3個でない、2(黄色)×1の3個ぷよでも、3こぷよの縦横によっておける形おけない形ができるうえに、苦肉の策として左に寄せるしかない、2個側の色が黄色だった瞬間、左一列目に黄色を処理しないのであれば、どうしても1個は土台と設置してしまう。突発的に捌きが難しくなる。

黄色がどうして設置する←→カバーできる

まだあります。
3個ぷよというのは基本的に回しが難しいです。私は基本的な回し(ぷよクロ以降可能になったらしい簡単なまわし)すらできないので、あまり言及はできませんが。
対する4個ぷよは・・・

これは4個ぷよの明確なデメリットでもありますが、この4個ぷよは回しができないんですよね。
裏を返せば回しをする必要がない。なんですが。
まああれだよ、明確に回しのリスクを冒す必要がないのはメリットだと思うようん。

・・・
まだあるのかぁ壊れるなぁ。
本線発火のための一伸ばしのしやすさです。
実際に比較してみると早いんですけどね、ルルーって最後のちょい伸ばしがすごいしやすいんですよ。でかぷよが8手に一度必ず来るという安心感もそうですけど、4個ぷよの発火のしやすさがやばいんですよ。

具体的に、発火するのにあと赤が2個必要という状態を仮定しましょう。色の候補は赤、青、黄、緑です。
4個ぷよの場合、赤が色の候補に入ればいいので、全候補が「赤青、赤黄、赤緑、青黄、青緑、黄緑」(同色は来ません)なので、3/6=50%です。

対して3個ぷよの場合、まず色が入る確率を求めます。
「赤青、赤黄、赤緑、赤赤、青黄、青緑、青青、黄緑、黄黄、緑緑」の10候補があります。
この時点で4/10=4割ですね。ここを突破する必要があります。
さらにさらに、赤青赤黄赤緑の場合は、赤側が2個あるサイドである必要があるので確率が半減します。
よって、赤青、赤黄、赤緑、のときに2個来る確率は15%、赤赤の10%を加えて25%となります。なんだこれ嫌がらせか?

さらにいうなら4個ぷよで起こりうるトラブル(例えばもう片方の色が2個あるせいで暴発しちゃう)は3個ぷよでも起こりうるものなので、

4個ぷよは3個ぷよの上位互換 といって差し支えありません。
言いがかりかと思われるかもしれませんが、確率的、理論的にそうなってしまいますし、何より実際に組んでみるとわかるんですよ、なんか異様に吸い付くんですよ。

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というわけで。
いかにルルーが最強かわかっていただけたでしょうか?
そうです。


「ルルー使えば猿でも勝てる」

・・・とはいかないんですよね、それなりに地力がないと、意味がありません。
いかにランスロットのような優秀な機体がいても、スザクという優秀なパイロットがいなければどうしようもありません。
とはいえ何も言わないのもしゃくなのでここは知人の言葉を借りましょう。

彼は言いました。
パプリスつかって負けるのはダサい、と。

私もそう思います、あの普通にでかい大連鎖レートと最強のフィーバーレート、スペックだけならバケモノのパプリスを使っておいて、それを使いこなせず負けていくのは、スポーツ漫画のトーナメントの2回戦くらいで出てくる、対戦過程が大幅に以下略されるタイプの雑魚だと思います。
というわけでこれをシメに使わせてもらいましょう。


ぷよぷよフィーバーでルルーを使って負けるのはダサくない。なぜなら相手もルルーだからです。お互いにダサく、仲よく喧嘩両成敗!やったね!
作成日時:2021/10/21 01:18
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