GTRを知らなかったおっさん目線ながら、
GTRの話なんかしてたのが前回までの話。
二十数年ぶりに現代のぷよぷよに触れたおっさん勢としては、
何が大変て、どこを見てもしらない言葉ばかりなわけですよ。
最近の子供たちと比べることにあまり意味はないですけど、
ネットで調べるなんてのがあり得ないのが我々の子供時代。
ぷよぷよだって、わずかな知識でなんとなくやってきてる。
ゲーム雑誌とかコンパイルクラブとか地下版とかを見ても、
せいぜいが階段積み挟み込み折り返しかえる積みなどなど。
GTRはもとより、ちぎりとか2ダブとか凝視とか、
今の当たり前を何も知らなかったのが私のスタート。
動画の実況を聞いても何を言ってるかわからないし、
攻略サイトなどを見ても、言葉の意味がわからない。
一つ一つ、確認していくしかありません。
地道にアップデートをしていくだけです。
前回ぶりです、ヌリトオです。
白状するのも恥ずかしい限りですけど、
競技ルール?だと五色のうち四色とか、
初手の配色にはツモ補正があるだとか、
え、そうだったの?というレベルです。
ちゃんと連鎖が組めるようにぷよが来ている、
というのは昔から感覚的にはあったものの、
実はそうだったんですと言われたら驚き。
そうなんだ、という基準が明確になることで、
それを基に組み立てを考えられるわけですね。
いや今さら何を言ってんだと思う方もいるでしょうが、
そこで足が止まる人も事実ここにいたということです。
しかしそんな知らないことに対しては、
知って実践すればいいだけの話ですよ。
新たな学びを得るのは、良いことです。
同色のときに半回転させた方がぷよ一個分落下速度が速いとか、
聞けばすぐ理解できるしすぐ実践できるのに、衝撃的でしたね。
ちぎりのモーションが入ると落下時間が余分にかかるのもそう。
そう言われればごもっともと思いつつ、意識したことなかった。
ネット上に先生がたくさんいるというのは、とても素晴らしい。
そしてそういう細々した知識も、
単にシステム的なことではなくて、
時間リソースという考え方に繋がる。
新たに時間リソースという考え方を知ることによって、
2ダブなどもただの型ではなくその利点が見えてくる。
強いといわれる形だから覚えるというだけではなくて、
撃ちきるまでが早いからこそ催促に有用であるだとか、
そういった戦術の仕組みを、きちんと理解できてくる。
囲碁でも将棋でも、ある程度のレベルになれば、
何故そこに打ったのか、という理由があります。
eスポーツという舞台にあるぷよぷよもきっと同様に、
何故そう回すのか、何故そう積むのかには理由がある。
上達のための知識は考えて理解できることの延長にあるのが面白いところで、
理解できても思考の瞬発力や判断力が追いつかないのがプロの魅力でしょうか。
なんだかまとまりのない内容になりましたが、
上達のためにはお勉強しようねって話でした。
次回は、復帰数週間のおっさん勢の、勝ち筋負け筋の話。
あまり期待はしないで楽しみにしていてくだされば幸い。