はじめに
先日、某所にてぷよぷよの連鎖の組み方で話が盛り上がり、そのときに整理できなかったことを言語化しようと思って記事を書きました。内容は土台構築中に頭の中で何が起こっているかについてです。
先に結論を述べると、やってることは
ぷよを落とす間にネクストを置くところを考えるです
もう少し詳しく言うと、
ある連鎖の種に着目してその前後で何色を消したいかぼんやり決めて状況からぷよの置く場所を判断するです。
他の人の意見を知れたら嬉しいので、本記事に対するコメントは大歓迎です。
考えていること
本記事では、ぷよスポの配ぷよ
52104において先折GTRを組むものとして説明します。
この配ぷよは先折GTRが比較的やりづらいです。
1手目〜3手目
まず先折GTRなので、1手目の黄ゾロを12横、2手目を黄上の3縦で置きます(図1)。
実践における注意点は、2手目を置くときに心を無にしないことです。ぷよぷよでスラスラ土台を組んでいる人は、ぷよを落とす → 落としている間に次のツモの置く場所を決める → ぷよを落とす → 落としている間に ... を繰り返しています。
すなわち、2手目を落としている間に3手目をどこに置くかを決める必要があります。
余談:もちろん落下中のぷよに対してどこに置くかを考えることはできます。しかし、私の場合、それが癖になると対人戦では(つい下を押しっぱなしにしてしまい)思考が間に合わずに複雑骨折のような連鎖を組みがちです。このため手順の反省会をしたいときはeスポ上のとこぷよでなくWeb上のツールを使うことが多いです。
ということで、赤緑/赤黄の情報だけから、赤緑の置く場所を決めます。
この状況では、赤が2つ見えていて連鎖になりやすいので、私だったら赤を土台のどこに持っていくかを考えます。
選択肢は2つあります(図2)
この時点では気分・好みでどちらの選択肢をとってもいい気がしますが、本記事では1つ目の選択肢を考えます。
2つ目の選択肢は私自身が言語化できてない置き方をしていて、いい置き方かどうか自信がないためです。
余談:連鎖の確定をもっと遅くして、4段目から鶴亀でつなぐなどして自由に組めたらめっちゃ楽しいだろうなと思ってますがここでは割愛します
ということで赤をGTRに突っ込むことを考えます。
なお赤2つで上につなげるGTR(図3)は組まないことにしており(形が苦手なので)、赤緑を1縦にすることは考えません。
以上より、3手目の緑は連鎖尾側で使うことになります。
諸説ありますが、ここでは3手目の赤緑を5緑6赤(図4)で置くことにします(他にも6縦緑上が考えられます)。
特に赤はGTRの中で必要なので、連鎖尾側の赤はあとから回収せざるをえないはずで、それを楽にするために下端に避けておきます。
それ以降
4手目の黄赤はGTRに突っ込みますが、先程と同様に落としている間で5手目の緑ゾロの置き場所を決めないといけません。
置き方は諸説ありますが、ここでは緑ゾロ56横を考えます(図5)。(他には4縦が考えられます。鶴亀連鎖尾かっこいいをやりたい場合はこっちですかね?)
6手目の赤緑はGTRにつっこむので、落下中に7手目の青黄の場所を決めます(図6)。諸説ありますが、ここでは5青6黄にします(5縦青上も考えられます)。
8手目は黄赤です。ここでは、6縦黄上で置くことを考えます。
相手が早いタイミングで攻撃を仕掛けてくる状況だったら、8手目の黄赤は赤1黄2でGTRに入れるとと思います。
このあたりからは土台の全体像が見えてくるので、頭を伸ばしつつ足りないとこに足りない色を適宜突っ込む作業に移る気がします。
その他
- 対人戦では、考えて連鎖の事故を防げた経験がほとんどないです。対人戦では連鎖の事故はつきもので、リカバリー頑張りましょうの会を開催せざるをえないんだなあという感覚です。
- 落下中にネクストの置き場所を決めるのをくせにする練習としては以下が挙げられると思います。
- 最強リーグやS級リーグなどの動画を見ながら、同じスピードで頭の中で組む
- 最強サタン相手に頑張って組む
- 考えるのが間に合わなくなったら階段(カエル積み)・かぎ積みでごまかしてもいいかな(ごまかして勝てないレベルになってきたら手順を再考すべき)と思ってます
おわりに
土台で迷わないことは
この記事でいうところの「10連鎖以上をすらすら組める」につながると思います.本記事が少しでもその助けになればいいなと思ってます。