説明不要の大舞台、ぷよぷよ最強リーグが打ち切りになってしまいました。
僕はここに、ぷよ界に限らず日本社会が抱える課題を見たので共有します。
本説は以下の3章立てになっています。
①ねぎらいの言葉
②もはや仕事の域すら超えている
③無料に慣れすぎた我々
②もはや仕事の域すら超えている
さて、凡人には到底マネできないスゴい技を開拓・修得するには、それ相応の代償が伴うのは当然でしょう。
少なくとも、僕らが学校や仕事の片手間にちょろっとやるぐらいで到達できるレベルでないのは明らかです。
momoken配信のマッキー戦振り返りアーカイブでも、試合に臨むにあたりやったことが語られています。
詳しくは自分の手で調べて自分の耳で聞いて欲しいと思いますが、まさに全身全霊とはこのこと。
やってることプロボクサー並みです。
上部の凶悪イバラにしっかり対応撃てているトップ層の瞬発力はそれこそボクサー並みと言っていいでしょう。
日頃の練習量もさることながら、僕らがだらだらプレイ時間だけ積み重ねるのと根本的に質が違います。
練習外でも、調子の上振れを安定させるための精神面の鍛錬だとか、運動して持久力つけるとか、
本番前日までの睡眠や食事などの生活面のコントロールだとか、「出来ること全てをやった」そうです。
そりゃそうです。彼らプロだもの。
お飾り言葉やライセンスの話じゃなく、
精神がプロフェッショナル。
「コイツにだけは負けたくない!」という強い意志があって、そしてそれを貫く実行力、努力と情熱。
それらがあったからこそ、僕らがアッと驚く怒涛の試合で魅せることができたと言っていいはずです。
こうした努力は、自分からは語らずに隠すのがこの国では美徳とされていますから、あまり表に出てきません。
仕事でも、自己研鑽は休日を犠牲にして初めて同期同僚に差をつけられる、みたいな風潮がありますよね。
でも、仕事ですら、精神面の鍛錬やら食事のコントロールなんてやる職業はそうそうないでしょう。
せいぜい、大事な顧客プレゼンの前日は早く寝る、ぐらいでしょうか。
そんな、生活全般をストイックに捧げて初めて活躍できる仕事は、まさにプロスポーツ選手ぐらいなもんです。
"職業に優劣なし"は大原則ですが、彼らは遊びの域なんかとっくに越え、仕事の域すらも越えているのです。
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