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連鎖尾手順を考えてみる その2

by
ヌリトオ
ヌリトオ
前回は、一つの図を説明するまでにだらだらとお話してしまいました。
考え方の前提として条件付けをまとめておかねばならなかったものの、
ただ理屈を捏ね繰り回して、実戦で役に立たないものではいけません。

型の羅列だけでも相当な量になること請け合いですので、
ここからはサクサクいけたらいいなあとは思いつつも、
しかし記事を書きながら思いついたことを足したり、
もう既に終わりが見えません。
前回ぶりです、ヌリトオです。


細かい話はその1を見てもらうとして、
まずは先折りGTRY字横3型の、
連鎖尾の検討をしていきます。

・Y字横3型


この型のときに、
連鎖尾側の4~6列1段目に置けるぷよは3つ。

横3型の1段目のパターンとしては、
AAA、AAB、ABA、ABBが考えられます。

一応補足をしておくならば、
Cは4連結で消えてしまうので4~6列1段目には置けず、
検討するパターンを少なくするためにDは除外しています。
また、BBB、BBA、BAB、BAAなどもありますが、
AB入れ替えで成立しそうな気がするので除外しています。
除外しているDをAまたはBと入れ替えても成立するはず。

尚、実戦では4段目以上の、
3列目の多重折り部分と4列目の連鎖尾部分の接触での、
連結に注意しなければならないですね。


AAA土台は前回軽く触れただけですが、
もう次のAAB土台の検討としましょう。

いくつか挙げてみますと、

図1



図2



図3



図4



といったところでしょうか。


このうち、手順の検討をしていくのは、
連鎖尾上部が1色の図1にしましょう。


配ぷよについては、前回も書いた通りに、
D色を除外した3色6通りの組み合わせ。
AA/AB/AC/BB/BC/CC

これを3色2手36通りと考えると、
その組み合わせは下記の通り。
尚、今後はアルファベット二つごとに区切りが入っていると思ってくださいませ。
AAAA
AAAB
AAAC
AABB
AABC
AACC
ABAA
ABAB
ABAC
ABBB
ABBC
ABCC
ACAA
ACAB
ACAC
ACBB
ACBC
ACCC
BBAA
BBAB
BBAC
BBBB
BBBC
BBCC
BCAA
BCAB
BCAC
BCBB
BCBC
BCCC
CCAA
CCAB
CCAC
CCBB
CCBC
CCCC

以上の組み合わせのうち、
図1の1段目から置ける2手の配ぷよを考えますと、
AAAC、AABC、AACC、
ABAC、ABCC、
ACAA、ACAB、ACAC、ACBC、
BCAA、BCAB、BCAC

ここまでの段階でも、
前回見たAAA土台よりも受け入れのパターンが多いですね。
AAA土台では1手目の受け入れがAAまたはACだけですが、
AAB土台なら1手目の受け入れにABとBCも加わってきます。

また傾向として、2段4~6列目にCを置こうとすると、
当然その1段目が必要になるので当たり前なのですけど、
2手のうちにC以外のぷよが2つ以上あるといいですね。

いやなにを当たり前のことを言っているんだとお思いかもしれませんけど、
漠然と雰囲気でやっていたことを当たり前にアップデート中ということで、
そこはどうぞご容赦ください。決して無駄にはならない、と思いたいです。


連鎖尾を伸ばしていく際に、1段目にもぐり込みがあると回収しやすい気がするので、
このY字横3型の場合には、1段目は2色使うことを優先すべきなのかもしれません。

また、置き方によっては4列目を空けて5~6列目からというのもありますが、
まずはGTRの型を安定させるために4~5列2段目のCを先に並べたいです。

とまあこういった具合で、
時間はかかりますがちょっとずつ考えていこうと思います。
手順の検討をするに当たり、ご指摘やアドバイスは大歓迎。
更新日時:2023/03/02 21:45
(作成日時:2022/10/18 21:46)
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