こんにちは。2Fです。
3/9(日)に開催されたセガ公式大会「ぷよぷよランキングプロ選抜大会 2025 決勝トーナメント」と「ぷよぷよグランプリ 2025 ファイナル」を現地観戦してきたのでそのことについて書きます。
「とっても楽しかったです。」の一文と公式配信URL一つ貼って終わらせてもいい内容ではありますが、せっかくなので現場の雰囲気を少しでも伝えられたらなと思います。
本戦の感想あたりから別の日に書いてるのでテンションが違います。ご了承ください。
公式配信URLは
ここ
プロ選抜
イベント開始時刻が10:00、家を出た時間がだいぶギリギリで危なかったのですがすべての信号と電車の乗り換えがかみ合ったため9:50ごろに会場に着くことができました。
エレベーターホールでHikuさんとAclivさんにあったので軽くあいさつした後会場入り。午前中のプロ選抜ということもあって観客はまばらでした。いつも前方に陣取っている石飛エリカさんのファングループの人たちがいるのですが、そのうちの2人が同じ服を着てプロ選抜から観戦に来ており(まったく調べていませんが多分エリカのグッズか何かなのだと思います)、逆に今ここにいる人たちは”本気”だなという気持ちになりました。
余談:ぼくは石飛さんのことを親愛の情を込めて「エリカ」と呼ぶのですが、ファンの人たちにバレたら怒られてしまいそうなのであまりバレたくないです。
平均年齢史上最年少ベスト4の選手が登場して「ヘアメ!かわいい!」と一通り沸いた後、試合が始まりました。
試合の内容は配信を見てもらうことにして、「ぷよぷよっていまこういうことできないとプロになれないんだ」と圧倒されていました。
ゆうきしゃけごはんの1試合目のゆうきくんの上部のスピードにびっくりしてたらしゃけごはんくんのセカンドがとんでもなかった回とか。
何はともあれのらすけさん、ライセンス獲得おめでとうございます。
今まで公式大会とコミュニティでの評価が最も乖離していた選手といっても過言ではないので、これから公式でのらすけさんの輝きを見ることができるのが本当にうれしいです。
あと小学生に賞金やライセンスが付与されない問題、来年以降のゆうきくんはプロ選抜に出られるのかがすごく気になります。
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グランプリファイナル予選
徐々に人も集まってきて見知ったメンツとわいわいしながら観戦しました。
どのグループも結構混戦になり、配信外で進められていても重要度が非常に高い試合が何試合も起こっていました。
後日それぞれの試合はオンラインにアップロードされるかと思いますが、オフラインでその場で見ることができたのは完全にオフライン観戦のアドだなぁと思います。
Shiyotaさんの得失点によって彼とぴぽにあさんのどちらが上がるのかが決まる試合や、deltaさんの得失点によってヨダソウマさんとどちらが上がるか決まる試合なども配信外でした。これをそれぞれのプレイヤーのファンと一緒に観戦できるというのは非常に楽しい経験でした。
特にShiyota-Villainの観戦中、この試合のスコアで決勝トーナメント進出が変わるぴぽにあさんが見に来ていて、自身の勝ち抜けが決まった瞬間にガッツポーズして控室に帰っていったのが面白かったです。
海外プレイヤーの2人も時差や環境など正直言ってずっと厳しい戦いを強いられる中だいぶ健闘していて、海外コミュニティの意地を垣間見たように思います。
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グランプリファイナル本戦
ベスト4のメンバーはdelta、ゆうき、ぴぽにあ、やまだの4人。
ほぼS級リーグじゃん!てか最強リーグでもあるじゃん!え!すごいんですけど!
プロと非プロが2:2というのは、決してプロのレベルが低いのではなく、在野の強豪もしっかりとラインナップできているということなんだよなぁ
すごいなぁ
deltaぴぽにあ
同い年のトッププロのぶつかり合いということで、前回の2人の対戦としておいうチャレンジャー決定戦・その最終戦の30-13でdeltaさんが圧勝したことが記憶に新しいカード。
S級でののらすけ戦を見て、正直deltaさんが行くんじゃないか、いやしかし…みたいな感じで始まり、ぴぽにあさんが立て続けに4~5本を連取したところで「今日なのか…!?」となりました。
しかしそこからdeltaさんのエンジンが入って徐々に間を詰め、追いつき、そして追い越して勝ち切っていきました。
S級でも見せていた「deltaの中盤戦」が見れてほえ~とうなっていると、横に座っていたliveさんが「あいつは連鎖がうまいんだから中盤した方が強い」と笑っていました。ぼくの中にいる概念上のギャルも「それな~」って言ってました。
とくに6-8の時の試合、deltaさんが3トリからの3ダブ連携で5連対応をしていたぴぽにあさんに割り込みを決めていったシーンは会場でも大歓声が上がっていました。連鎖技術、状況判断ともに現代最高クラスの試合運びでした。
やまだゆうき
1試合目からゆうきくんの本線が全く見えず、会場でも「なにあれ?」のざわざわが「うおおおお!」と歓声に変わっていきました。
問題の連鎖
4-4のときの試合ももう本当にすごくて、、本当にすごかったんですよ。
ぼくの文章力では書くのが難しいんですが、催促と対応を自由自在に操ったうえでそれでもなお崩れない相手に奥の手を出し合うみたいな、そういう1試合でした。去年も言ってた気がしますが、公式でこのレベルを観れることがうれしくてしょうがないです。「この試合見れただけでも満足して家に帰れる」という試合のオンパレード。まさに新時代の中盤戦を魅せてもらいました。
やまだdelta
正直言うと、やまだくん応援でした。のらすけやまだというS級2人がいっぺんにライセンス獲得するというドラマ性・受験期の休止に入る前の今取っておいてほしいという気持ち、直前のゆうきくんとの熱戦の後ということもあり「今日はやまだの日だ」と思っていました。
試合開始から数戦、やまだくんの完成度が非常に高くて「これ”行った”でしょ」という感じでした。deltaファンの人たちは気が気でなかったと思います。
試合中盤に差し掛かり、やまだくんが先に10本を取ったところあたりから徐々に差が詰まり始め、deltaさんの形が良くなり、逆にやまだくんが追いつめられる展開が増えてきました。
「大丈夫大丈夫」「まだいけるよ」とつぶやきながら観戦していましたが、あれよあれよという間にdeltaさんが本数を重ねて追い抜かれてしまいました。
大舞台の経験値なのか、メンタルの強さなのか、実力は間違いなく最高レベルの2人でしたが、そのまま走り切ったdeltaさんが優勝を決め涙をこらえているところを見て、忍ismゲーミングの解散やこの前の国体や公式大会で惜しくも年間優勝を逃し続けていたこの数年のことが思われ、こちらにもぐっと来るものがありました。
やまだくんの優勝を観れなかったのは残念でしたが、でもdeltaさんが優勝するのももちろんうれしいんですよね。何を言っているんだと思われるかもしれませんが、deltaさんが優勝したのも本当にうれしい。おめでとうございます。
大会終わり
大会終了後、選手と出演者を交えてのトークイベントがありました。
momokenさんが”深い”質問をしていて、「研究発表の時の教授みたいな迫力があるな」と思いました。
上級者同士のこういうトークって実はあんまり聞けなかったりするので貴重な感じがしてとてもよかったです。また見たいなぁ。
じゃんけん大会もありました。
deltaさんにじゃんけんで勝ったら万博のチケットがもらえるらしく瀑アドだったので参加していましたが、海外からきているHikuさんがニコニコで参加していて面白かったです。彼は3回戦くらいで負けていましたが、当たったらどうしてたんだろう。ぼくは2回戦くらいで負けました。
実はもう1戦じゃんけんがあり、これに勝った人はぷよキャンのクオカードがもらえるとのことでした。
投稿マスターのぼくとしてはぜひ欲しい一品だったので気合たっぷりに腕を振ってじゃんけんをしていたところ、なんと勝ち抜いて獲得することができました!
うれしい~~~
大連鎖時代が円熟期を迎え、再び中盤戦の時代が幕を開けたことをおいうS級と今回のグランプリファイナルで痛感しました。
S級のオフライン観戦も行こうと思います。最高の大会をありがとうございました。
追記①:家帰って10万TAやったら1発で10秒縮まって上級者のプレイを見るのって効くなぁと思いました。
追記②:この記事のカテゴリなんですが、大会名が「ぷよぷよチャンピオンシップ」ではないけど公式大会なのでいったんこれにしてます。修正してもらえるとうれしいです。