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[初心者向け]連鎖の起こる仕組み

by
んまいち
んまいち
連鎖が起こる仕組みの初心者向け解説です。

(注:初心者向けといいつつも、簡潔にまとめたかったので、細かいぷよ用語解説はしていません。分からない用語があればgoogle等で検索してください。内容としては偉大なぷよ界の先人たちが発見した連鎖原理をざっくりと紹介したもので、ネットを探せばもっと良い解説があるかとは思いますが、新参の方の目にも触れやすいように自分なりに新しくまとめてみました。参考になれば幸いです。)

初心者にとって、大連鎖は難しい構造のように見えているかもしれません。
ですが、どんなに長い連鎖も、基本的には2連鎖や3連鎖といったパーツが鎖のようにつながって構成されています(複雑な不定形はパーツとして考えにくいので置いておいて…)
したがって、2連鎖の仕組みが分かれば、大連鎖を見たときもどうして繋がるのか(時間をかければ)理解はできるはずです。

では2連鎖はどのように起こるでしょうか。
2連鎖が起こるプロセスとしては
ぷよが4つ以上連結する、消える(1連鎖目) → 消えたぷよの上にあるぷよが落ちる → ぷよが4つ以上連結する、消える(2連鎖目)
という流れになります。
まあ当たり前ですね。ですが、当たり前のことほど大事なのです。
ぷよが消えた後、上にあるぷよが落ちてこなければ連鎖は発生しません。

2連鎖の形には色々なものがありますが、2連鎖が起こる"仕組み"は大きく分けて3種類しかありません
(1)段差ズレによる連鎖、(2)挟み込みによる連鎖、(3)幽霊による連鎖、です。
実際の形を紹介すると下のようなものがあります。

(1)段差ズレによる連鎖
段差がずれてぷよが横につながります。
 階段

 鶴亀(少し離れたところで繋がる連鎖)


 雪崩など


(2)挟み込みによる連鎖
挟み込まれたぷよが消えると、その上下のぷよが縦につながります。
 挟み込み
 

 段差ズレ要素と複合したモノもあります

 潜り込み連鎖尾クッションなど(2連鎖の仕組みでいうと挟み込みタイプと言えるでしょう)


(3)幽霊による連鎖
 幽霊連鎖(13段目で見えていなかったぷよが現れて4連結となります)


以上が2連鎖の起こる仕組みです。
3連鎖以上の連鎖はこれらの組み合わせと見ることができます。
くま積み弥生時代などの3連鎖以上をひとまとまりとして見たほうが覚えやすい連鎖もありますが…原理的には2連鎖の集合体のはずです)


仕組みの理解が実践でどう役に立つのか

例1)繋げかたをイメージする手がかりになる
次の様な状況で(GTRを使って赤→緑→青と消したい)

「青が消えた次の連鎖をどうしよう?」と考えるときに、GTRを覚えたての初心者だと混乱してしまうかもしれませんが、
連鎖の仕組みがわかっていれば、

5,6列目の段差ズレ(オレンジのラインがつながる)、または、挟み込み(赤のラインがつながる)を使えば良いんだなと考えれば
無理に形を丸暗記していなくても、どうすれば連鎖を伸ばせるかの手がかりを得ることができるでしょう。

例2)つながらないことが分かる。

初心者だと「ここから繋げるにはどうしよう」と考えるかもしれませんが、
連鎖の仕組みがわかっていれば、このままでは繋ぐことが不可能だと分かるでしょう。
青が消えた時、右側3列の各列の間に段差のズレは生まれず、挟み込みもできていません。
残るは幽霊しかありませんが遠すぎて実践的なアイデアではありません。
もしやってしまったら一度要らないぷよを消してリカバリするのがいいでしょう。
少し極端な例だったかもしれませんが繋ぐことが不可能な形に早く気づくことも連鎖をうまく組む上で大事だと思うので取り上げてみました。


本題は以上です。
この記事を書くに至ったのは、ネット対戦でGTRを組んでいるものの連鎖尾側が何も繋がっていない人達を多く見たり(そして私はそれに気づかず伸ばそうとして死んd…)、初心者がどう頑張っても繋がらない連鎖に時間を使って悩んでいるのを見たことが動機です。
連鎖の原理自体は先人たちの知恵でありネット上の色々なところに記述があると思いますが、ぷよぷよキャンプにはまだ無さそう(?)だったので書いてみました。自分自身は中途半端な初級者なのに出しゃばって書いてしまったので間違いなどあるかもしれません。不適切な記述や「もっと良いものをオレが書いたるから消せ!」などのご意見があればお知らせください。
更新日時:2018/09/11 01:24
(作成日時:2018/06/04 19:59)
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