こんにちは。今回も練習法について投稿します(゚ω゚)
前回の記事では「とこぷよをやる意味」と「とこぷよで意識したいこと」について述べました。そこでとこぷよを実際にやろうと思ったときに、最初のツモをどこに置こうか迷った方はいませんか?この記事では「初手の置き方」について、私の考えを伝えたいと思います。初手がすでに確定している方はこの記事を読む必要はありません。
◆ 開始時のツモパターン
ぷよぷよは試合開始前にネクストとネクネクの2手ツモが見えています。2手全消しが取れるツモ(AA-AA)を除けば、その組み合わせ方は
7通りあります。(色をアルファベットで表しています。「AA-ABとAA-AC」や「AA-ABとAA-BA」のように同じ配色になるものは省いています。)
AA-AA |
AA-BB |
AA-AB |
AA-BC |
AB-AA |
AB-CC |
AB-AB |
AB-AC |
ぷよクロやぷよテトは最初2手が4色になることがないので考える必要はありません。2手全消しも普通なら全消しを取るので、考える必要はありませんね(全消しをとらない人は特殊な訓練を受けています。良い子はマネしないようにしましょう)
この7通りのパターンについて、
置き方をあらかじめ決めておくことが上達の近道になります。
◆ あらかじめ置き方を決める理由
前回の記事で「意識せずに組めるようになる」ことについて話しました。これは手を止めずに組めるようになるためだけでなく、
連鎖を組むための思考をなるべくしないようにするためでもあります。ぷよぷよの対戦はスピーディーで状況が刻一刻と変化するため、自陣や相手の状況把握に思考を巡らせる余裕がありません。そのため、対戦中は
いかに思考を減らせるかが重要になります。よく「凝視をするためにはまず本線を組めるようになってから」と言われているのもそのためです。本線を組むのに頭を使っていては、相手の陣地を凝視することもままならないですね。ちなみに、凝視についてはしよたさんの記事が参考になるのでぜひ見てください。
・凝視が上手い人とは。
[
https://puyo-camp.jp/posts/53952]
・凝視の技術分野
[
https://puyo-camp.jp/posts/54052]
初手の置き方をあらかじめ考察して決めておけば、対戦中の思考を少しでも減らすことができます。それだけではなく、
同じ形で何度も組むことができるのでより効果的に組む練習をすることができます。
◆ 初手の置き方
初手の置き方を決めておくことが大切なことがわかったところで「
どのような置き方がより土台が組みやすくなるのか?」という点が気になりますね。これについての私からのアドバイスは1つだけです。それは
上級者の真似をするということに限ります。
初手(具体的には2手目か3手目までの置き方)については、組む土台によって異なります。それぞれについて、一つひとつ考察するのは大変ですし時間もかかります。そこで役立つのが
上級者の対戦動画であり、これを活用しない手はないです。
他人と同じ組み方をすることに抵抗を感じる人もいると思いますが、それでも私は真似をすることをおすすめします。考察をするにはまず知識や経験が必要になります。そのため、
とにかく試してみることが大切だと私は思います。組んでいく中で気づくこともあるだろうし、なにより組んでみないとわからないことは沢山あります。最初は真似から入っても、組んでいくうちに
自分の組みやすい組み方や手順が見つかると思います。そこで自分らしさを出していきましょう。
くまちょむさんの「くま積み」やTomさんの「弥生時代」など定番のものから、最近ではぴぽにあくんが開催してくれた「おいうリーグ」によって、プロ以外の上級者の対戦動画がたくさん配信されているため、色々な土台の組み方が確認できます。ぜひ自分にあった動画を探してみてください。最後に私の置き方を一応載せておきます。参考に(ならないかもですが)してください。土台は「先折GTR・新GTR」をメインに「後折GTR」「弥生時代」にも派生します。
① AA-AB、AB-AA ② AA-BB、AB-AB
③ AA-BC、AB-CC ④ AB-AC
※ 3手目によって一部変える場合があります。
いかがでしたか?ぷよぷよが強くなるためには ”
どれだけ思考を減らすことができるか?” ということが重要であり、そのために必要なことはたくさんあります。今回の初手の置き方を決めることもそのうちの1つだと思います。
しかし、何度も言う通り
一朝一夕で身につくことではないため、急に強くなることは誰にも不可能です。自分のペースでぷよぷよを楽しみながら、日々の成長を実感してほしいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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